「床が堅い、なんとかならないの?」
とキャンプに同行した奥様のコンプレイン。ええ、知ってます銀マットですから。
そしてお隣にやってきたキャンパーたちが持ち込んだ、エアベッド。
エアベッドは寝心地良さそう
【Amazon】 Coleman(コールマン) イージーロールツインエアベッド 170A6677
「あの空気のふくらますものとか、よさそうじゃない」
いやもう、いいに決まってます。銀マットはクッションというよりも、断熱とゴツゴツした石の衝撃吸収であり「快適な寝心地」を提供するものとは言えません。その点エアベッドは家のベッド、とまではいきませんが、たっぷりとした空気量と厚みでクッション性最高です。
ただ問題は、その大きさ、重量、そして設営・撤収時の手間。
Coleman(コールマン) イージーロールツインエアベッドサイズ:使用時/187×98×21(h)cm、収納時/37×25×7(h)cm
質量:2.9kg
銀マットなら設営・撤収も数秒で済むところが、エアベッドですと空気の出し入れで10分程度はかかります。そしてなにより収納性の乏しい我が主力ファミリーカー MINI Clubmanにこれ以上このかさばる荷物が入るかどうか怪しいのが最大の問題。
【Amazon】 Coleman(コールマン) イージーロールクイーンエアベッド 170A6676
1名ならいいんですけど、2名用ともなると、さらにかさばりますね、単純計算でも9.25リットル分です。
あと夏は結構暑そう。
簡易ベッド、コット。意外とでかくて重い
寝心地を追求するなら「コット」もよさそう。
【Amazon】 Coleman(コールマン) イージースリムコット2 170-7691
どんなゴツゴツしたキャンプサイトでも、凸凹は皆無。しかも風通しがよく湿気も遮断して暑い夏キャンプのときに最適。設置・撤収も簡単。
コールマン Coleman イージースリムコット2 キャンプ用品サイズ:使用時/約192×64×41(h)cm、収納時/約96×11×16(h)cm
重量:約9kg
ただし、重量が... 9kgはかなり重いです。まあ安定した寝心地には必要な重さなのでしょう。そして体積は約17リッターとかさばります。
本命か? インフレータブルマット
小さくて軽いのはないの、という場合は空気で少しふくらますインフレータブルマットがあります。これは中にスポンジが入っていて多少クッション性を確保した上で、空気を少し入れることで快適な寝心地を狙ったもの。
【Amazon】 Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット 2000010427
コールマン Coleman キャンパーインフレータマットWサイズ:使用時/約195×130×厚さ4cm(ピロー部/6cm)、収納時/約直径24×70cm
重量:約3.5kg
軽さはよいですが、こちらのWサイズの場合は 約31Lとかさばる・・・まあ銀マットもWサイズだとこれくらいかさばりますので、銀マットよりも快適な寝心地でサイズ同じと思えばOKでしょうか。
空気を抜きながら巻くのが結構大変との評判です。また、空気を入れるものは耐久性が心配。
【Amazon】 THERMAREST(サーマレスト) BaseCamp R (51×183×厚さ5cm) R値5.0 30974
⇒ キャンプ用エアマット対決 THERMAREST vs ISUKA - My-boomよ、永遠なれ。
とにかく軽い! クローズドセルマットレス
もう丸めるの面倒、という向きには畳むだけというのもあります。しかも軽い。
【Amazon】 THERMAREST(サーマレスト) Z Lite Sol R 30670 + 専用スタッフサック
サイズ:51×183×2cm 重量:410g
体積は約19リットルとかさばりますが、設営・撤収も楽々、軽いのがよいです。
どれを選ぶべきか?
ミニバン、ワゴンで収容能力に余裕があり、オートキャンプ・サイトでクルマ横付けできるというのであればでかくて重いものでもOK。
私のように収容能力に限界があり、どちらかというと野営キャンプサイトにいくときは軽くて小さなものがベター。
で考えると、銀マットのコストパフォーマンスはやはり優れているんですね。そこにプラスアルファの寝心地を求める、というのなら、空気を入れないクローズドセルマットレスがよさそう。
これからの秋キャンプは寒さ対策も重要です。昼はよくとも夜は冷え込みますからね。シュラフの足元にホッカイロを入れるといいそうです。