ボーゲンはクルマと同じ外荷重で。 fujitenリゾートで初アルペンスキー

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積雪・凍結路の大月を越えてやってきました、ここは河口湖の近くの天神山スキー場、ふじてん。

富士山のスキー場|スノボー|雪遊び|冬休みは「ふじてん」

子供が先日初スキーを体験したものの

・登ってばっかりで全然滑れない!
・転んでばっかりでもう嫌だ!
・二度とやらない!

と散々な感想だったのでおや、と思ったのですがよく聞いたらクロスカントリースキーとのこと。それはハードル高いよ。しかも場所は美ヶ原高原、見晴らしはいいものの周囲に何もなく、随分歩いても景色が変わらないのでそりゃ子供にはその醍醐味はなかなか伝わりません。

ということで今回はいわゆるスキー、アルペンスキーをやるためにやってきました。

往路はチェーン規制のため中央道を上野原で降り、凍結する下道をゆっくりと走行。都留を超えると路面はよくなり河口湖周辺は完全なドライ。スキー場の入り口までまったく問題なしでした。

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(駐車場は一部積雪)

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さっそくスキースクールに申し込み。午前のクラス、2時間で基本的な滑り方を教えてもらって、午後は自由に滑ってきました。

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とりあえずどこでもどこでもボーゲン。

子供「どうやって曲がるの!」

私「クルマと一緒、外荷重で」

クルマで説明してみましたが、意外と意思どおり曲がるようで、安定的な走行。

実はクルマとスキーは似通っていて、多くのF1レーサーがスキーが上手いというのは周知の事実です。つい先日ミカエル・シューマッハがスキー中の不慮の事故で今も意識不明の重体というのは残念極りありませんが...

スキーは重力を推進力に変えるという、非常にシンプルな構造。車はそのスキーの重力コントロールに加え、エンジンという推進力を使っているだけのこと、と捉えると分かりやすいです。

ですからコーナリングも実はスキーとクルマは同じ、ということで、荷重コントロールがとても大切なのです。ということを昨今よくきいているので、私も今回は荷重を意識しながら13年ぶりに滑ってみました。なるほど、だからストックをついて荷重を抜いたりするのねえ、と知識として知っていることをより理解しながら操作できました。

問題は寄る年波で、7~8回くらい滑っただけでもう右足の古傷が痛み、膝が曲がらないことに。ああ、こりゃあ無理はできないなあ。

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同じところを滑っていて飽きてきたので、最後の最後に子供を中上級者コースへと連れて行ってみました。いつまでも初級者コースでは上は目指せません。いわゆる谷に突き落とす獅子といった感じです。

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確かに上級者でないと滑り降りるのは難しいほどの急斜面で、子供はブーブー文句をいいまくり。

「なにこれ、無理、絶対無理! なんでこんなとこに連れてきたの!」

まあまあでももうきちゃったし。なだめすかしながら急坂へと誘導。ギャーギャーいいつつも、おりはじめるじゃありませんか。ただ滑りはじめると案の定転びながら半分くらい落ちて行きました。

私もすっころびながら後を追うと、子供が端っこでスキー板をぶん投げながら憤ってます。

「もう二度と上級者コースなんてこない! わかった!」

はいはい、分かりましたよ。でもよくまあ降りられたよね、これで恐怖心は克服できたことでしょう。

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中上級者コースはともかく、初級者コースでのスキーは随分と楽しめたようです。今シーズンまた来たいということなので、また連れて行きたいと思います。

ただ家族でスキーすると、出費が痛いということが今回分かりました。レンタルスキー代とリフト代が半端ないです。

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今回滑り止めとして用意した話題のスノーソック、使わずに済んでしまいました。