将来子供が不経済で公害をまき散らすクルマを買ったり、お金を浪費したりしないためにも、幼少からの教育は大切です。クルマ好きにさせないために、いくつかのコツをご紹介しましょう。
・クルマに乗せるときは、必ず後部座席
クルマの移動が楽しい、面白い、運転が楽しい、というのを気取られないためにも、見通しが悪く、景色の悪い後部座席に押し込めるのが大事。安全のためにもチャイルドシートでガッチリとしばりつけておきましょう。
・人がでかけるときにクルマを使い、渋滞に積極的にはまる
クルマがいかに不便なものか、ということを教えるために土日休日、ゴールデンウィーク、連休、盆と正月など帰省ラッシュなど大規模な渋滞がおきるときにクルマを使いましょう。渋滞50kmオーバー、サービスエリアも大混雑でクルマ移動が効率的ではないことを体感できます。
・外を見せないで、絵本、DVDを見せる
渋滞すると車内での時間が長いです。車内を快適に過ごすため、という名目で絵本やDVDなど、視覚を外から内側に向けさせます。するとクルマに酔うので、クルマに乗りたくなくなります。
・クルマより電車
トミカよりもプラレール。CO2を排出しない電車はエコ! 新幹線は地上最速! 新幹線で300km/hを出すのは安全だけど、クルマで300km/hを出すのは危険と教えます。するとエコで安全な電車が好きになり、自然とクルマから遠のきます。
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ということで、以上はもちろん比喩です。
ただこれに似たことが横行することで、自然とクルマを好きになれない環境を醸成しているのです。
逆にクルマを好きになってもらうには、クルマのデメリット、不便なところを実感するのではなく、いいところ、楽しいところを知ってもらうのが一番。
・助手席に乗る
運転席以外で一番眺めがいいのは助手席。昔から特等席のはずですが、一時「助手席は危険」という話で敬遠されました。今では安全ボディとエアバッグ装着でもはやそれも過去の話。子供が前向きチャイルドシートを使えるようになったら助手席にのせて景色を楽しむようにするのがいいです。
・渋滞に行かない
渋滞するところになるべく行かないこと。クルマは動いているから面白いのであって、渋滞の列に並んではそれこそ非効率的で、つまりません。
すいているルート、時間帯を選んで計画的に。
・本やDVDを見せない
渋滞に入らないのと関連しますが、暇だからといって車内で本やDVDを見ていてはいけません。窓をあける、景色を楽しむ、といった基本的な「旅の楽しみ」を体感してもらうのがいいです。特にオープンカーは最適。
クルマ酔いの原因は先天的なものもありますが、習慣的なものも大きいです。外、景色をみることを自然にできるように、常に注意を外向きにしておくことが大事。
あとはやはり家族がクルマ好きでないとね。
実は船も好きなんですよ。
電車もね。
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