私にとっての秋葉原といえばガード下のパーツショップに他なりません。
そのパーツショップのうち、秋葉原ラジオストアーが閉館という衝撃的なニュースをきき、慌てて子供を連れて行ってきました。
▼秋葉原ラジオストアーは６４年の歴史に幕を閉じます。さて、この度 弊社（株）秋葉原ラジオストアーは本年１１月末日をもちまして、閉館することとなりました。
昭和２５年３月の設立以来、６４年の永きに亘り、秋葉原の草分けとしてエレクトロニクス業界の繁栄とともに、電機電子関連部品及び機器等々のテナント販売を行ってまいりましたが、現在も大きな変貌を遂げつつあるこの秋葉原に、今後新たな発展への願いと感謝を込め、ここに一つの時代の役割を終える事に致しました。
これまでに賜りましたご厚誼とご厚情に深謝申し上げますとともに、皆様方の益々のご多幸ご発展を心よりお祈り申し上げ、閉館のあいさつといたします。
尚、各テナントの営業は移転して継続を、また一部は移管をしてお客様へご迷惑のかからぬよう対応する所存です。
引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
誠にありがとうございました。
子供はこの界隈にくるのは人生2度目。前は4年前位にちょっとだけしか来ていないので、今回が本格的秋葉原・電気街デビューです。
タカヒロ電子でみつけたエレキットが土日特価980円、即決で購入です。
【Amazon】 ソーラーロボT3
ダンジョン形式になっている部品市場、ラジオセンターへと入り込み、さらに昭和の世界に浸ります。
直前に寄ったNTT ICCの展示物のひとつ、オープンリールのテープレコーダーがあったのでその現物を見せたり、スカイセンサーやクーガーといったラジオのデザインの素晴らしさを語ったりとタイムトリップ系ウィンドウショッピングも楽しいです。
NTT ICCはライゾマ展、Perfumeの衣装に使われたラインLEDが売っているので興味津々。ほんと、LEDは安くなったし、青に白で明るいしで時代は変わりましたね。私の頃は赤と緑と黄色しかありませんでしたよ。
ガンダムカフェでガンダム焼。
さらにラジオデパートへ行き、プラプラ。
元ツクモ7号店、最初のパソコンMZ-2000買った場所を通り過ぎ。
千石通商にてパーツをあさり...と思ったらオモチャばかりで子供は大喜び。ここで80円と100円の飛行機を買いました。
もちろん秋月電子も外せません。ジャンク品の単三乾電池、24本でなんと100円。2セット48本買い込みました。
エロゲ屋の店頭でイデオンのプラモデルを発見！ 200～300円くらいでとてもリーズナブル。ザンザ・ルブに至ってはなんと30円でした（笑） もちろんちょこちょこと買い込みます。
今日の戦利品（一部）。
早速作って楽しみます。プラモデルの出来はあまり良くなく、小学生～中学生にはちょっと厳しいキットですけど、今となっては「やりがいのあるキット」として取り組めます。なにせこのリーズナブルな価格は魅力。
秋葉原はラジオ、無線、家電（テレビ、ビデオ、ウォークマン）、パソコン、そして現在のようなエロゲにメイド喫茶とまさに日本技術の中心地。時代の移り変わりはありますが、いずれも世界的に注目されやすい商品、文化が集まりやすいお土地柄。
ラーメン博物館のような作られた昭和ではなく、まさに昭和そのままの風景をとどめる部品市場の雰囲気は扱っている商品は変われど、今後も末永くとどめてほしいものです。
とりあえず子供に見せられて良かったです。