授業参観に行ってきました。今回の授業は社会、ゴミ処理場や浄水場の見学に今度いくということで、そこでの質問を各班に分かれて考えて提案するという課題でした。
質問が各班で重複した場合はジャンケンで決めるというシステムなのですが、このじゃんけんの勝ちに対して一番執着していたのが我が息子。幸い2回とも勝ったのですが、その時の喜びようっていったらありません。え、質問だよ、勝ち負けは関係ないじゃない? と思うのですが、「じゃんけん」という勝負に対してのこだわりを見せたに過ぎません。そうです、勝負へのこだわりです。
じゃんけんに限らず、とにかく勝負事に対しての執着心が強いのです。将棋にしても、モノポリーにしても、とにかく勝つ、勝ちたい、負けたくない。その我が強い。ひどい時は負けを認めたくないがゆえにルールさえも変えるほど。
この勝負への執着心、負けず嫌いはどこから来たのでしょう。私もそうであったように、これは生来のものとしかいいようがありません。つまりDNAに刻まれた、遺伝的なものです。
私がそうだったので子供の負けず嫌いについてはそんなものだろうと思っていたのですが、こうして授業参観で他の子供の反応と見比べてみると顕著ですね。こうやって相対性を知るというか、絶対性を見るというか。
勝負にこだわること、負けず嫌いであることは競争の世界においてはとても大切な資質の一つ。F1なんて負けず嫌い王選手権みたいなものです。オレが一番だ、と思っていなければ絶対にいけない世界。F1だけではなく、競い合う場所ならその程度の差はあれこそ、どこでも必要でしょう。簡単にいってしまうと野生ということです。
この負けず嫌いのおかげで、今年から入った将棋クラブではもはや敵なし。子供いわく、
「みんな楽しく将棋ができればいい、という感じなんだよね」
「僕は通学時間中(将棋の本を読んで)勉強しているから上達する」
とのこと。はいはい、分かります。あなたの上達っぷりは私がよくしっています。こんな日も来るだろうと、1年半前に買ってこれみよがしに本棚においておいた羽生名人の将棋入門書。自分でみつけて勉強してましたね。
「これをやれ」といっても「ヤダ」と拒否するけど、自分から思い立つと集中してやるタイプ。なのでブービートラップ的に置いていたのでした。それが役立って良かったです。
最近はネットワーク将棋もちょいちょいとはじめているので、どんどんと上達するといいなあ。そうなると親は歯が立たないけど。
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