【地獄のF1富士】富士スピードウェイに賠償命令:F1日本グランプリ訴訟判決 #f1jp

本日富士スピードウェイに賠償を命じる判決が下りました。

「F1観戦訴訟、主催者側に賠償命令」 News i - TBSの動画ニュースサイト

6年前、富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリで、ずさんな運営で苦痛を味わったとして、観客が代金の返還を求めた裁判で、東京地裁が賠償を命じる判決を言い渡しました。

 この裁判は6年前、静岡県の富士スピードウェイで開催されたF1日本グランプリで、会場と駅を結ぶシャトルバスの運行が混乱し、長時間バスを待ち、レース開始に間に合わないなど損害をこうむったとして、観客67人が主催者側に総額1950万円の賠償を求めたものです。

 判決で、東京地裁は「雨の中、バスを3時間以上待たされるなど、我慢の限度を超えている」として、一人当たり1万円の慰謝料など総額83万円の支払いを命じました。

 「長かったというのが正直な感想。被告の責任が認められ、ほっとしている。うれしく感じている」(原告 山崎善健さん)

"F1観戦できず"主催者に賠償命じる NHKニュース

平成19年に静岡県で開かれた自動車レース、F1日本グランプリの観戦に訪れた人たちが、「ずさんな運営でレースを十分見られなかった」と訴えた裁判で、東京地方裁判所は、シャトルバスの運行が大幅に遅れたことについて主催者の責任を認め、80万円余りの賠償を命じました。

平成19年に静岡県で開かれた自動車レースのF1日本グランプリについて、観戦に訪れた67人が、「シャトルバスが来るまで長時間待たされるなど、ずさんな運営でレースを十分見られなかった」として裁判を起こしていました。

判決で、東京地方裁判所の本多知成裁判長は、「自家用車での来場を禁止し、バスを利用させるシステムにしていたのだから、主催者は運行に支障が出ないよう十分対策を取るべきだった」と指摘し、シャトルバスの運行が大幅に遅れたことについて、主催者の責任を認めました。

そして3時間以上バスを待たされたり、終電に乗り遅れてホテルに泊まったりした人たち53人に、合わせて83万円を賠償するよう主催者の富士スピードウェイに命じました。

原告のうち、バスを4時間待ったという野間恒毅さん(45)は「責任が認められて安心した。悔しい思いをした多くのレースファンにとって歓迎すべき判決だ」と話しました。

一方、富士スピードウェイは「裁判所の判決を尊重したい」というコメントを出しました。

朝日新聞デジタル:F1会場トラブル、富士スピードウェイに賠償命令

判決によると、FSWは混雑を避けるため、会場への出入りを周辺駅や駐車場からのシャトルバスなどに限定した。ところが、会場内で起きた陥没事故や雨によるぬかるみの影響などでバスが大幅に遅れ、一部の観客は行きや帰りに3時間以上バスを待たされた。判決は「長時間待たせたのは主催者に期待される調査、管理を怠った結果」などと指摘。待ち時間に応じた慰謝料やホテルの宿泊代金分として、1人あたり1万1千~4万340円の賠償を認めた。

 FSW側は「事前にベストと考えられる計画を立てており、陥没事故の発生は予測不可能だった」などと反論したが、判決は「陥没が起きた場所は簡易な舗装であり、事前に対策を採るべきだった」と退けた。

 判決は一方で、「席からレースが見えづらかった」「トイレが不足していた」とする訴えについては賠償責任を認めなかった。

▼その他、各メディアの報道まとめ⇒富士スピードウェイに賠償命令:2007年F1日本グランプリ訴訟判決 - NAVER まとめ