4WDだ、FFだ、FRと駆動方式ありますが、結局自動車はタイヤで走るもの。
雪の場合、ノーマルタイヤはグリップしないので、滑り止めがない状態で走行するのは大変危険です。それでも出ていてどうしても走らせなければならないという状況であるとすると、走行性能は
4WD > FF > FR
となります。4WDがトラクション性能が高いのは当然ですが、FFがFRよりも優れているのは駆動輪への荷重が大きいから。一般的には60%〜70%が前輪にかかってます。FRは逆に40%〜最大でも50%までしか荷重がないのでその分不利です。
もしFRでスタックして発進できない、という場合は後部座席に乗ってもらうとよいです。それでもダメならトランクにも。これはFFには出来ない芸当で、ちなみにこの即席荷重配分はイニシャルDでもやってましたね。
一方で減速、制動力は駆動方式にかかわらずどれも似たり寄ったり。
滑り止め、タイヤチェーンを駆動輪に装着した場合はフロントに滑り止めをつければブレーキングも、ハンドリングも向上するためやはりFFがFRよりも有利となります。
結局タイヤのグリップ力を考えると4輪スタッドレスにすることが一番であり、ノーマルタイヤでドカ雪をいくのは自滅行為ということです。
ということで、うちのFF+ノーマルタイヤはお休み中。
【Amazon】 AutoSock(オートソック) 「布製タイヤすべり止め」 オートソックハイパフォーマンス ASK645
緊急脱出用に。