スマホケース界のステルス戦闘機? 電磁波を防ぐ iPhone4/4S用「ポングケース」

人体に有害な電磁波を防ぎ、バッテリーを長持ちさせる スマホ用ケース「ポング(pong)」のサンプルを借りたので、ただいま試用中です。

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携帯電話、スマホの電磁波って実際のところどうなんでしょう。実は携帯電話の電磁波の影響は古くから指摘されており、現在では法令で基準値に収まるように設定、さらに情報を公開しなければなりません。

SAR(Specific Absorption Rate)比吸収率とは :くらしの中の電波 ~電波を正しくご理解いただくために~

比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)とは、人体が電波にさらされることによって単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のことです。携帯電話機など人体頭部のそばで使用する無線機器から送出される電波の影響を評価するためには、人体局所の任意の組織10gにわたり平均した局所SARが用いられ、平成9年に局所SARが2W/kgの許容値を超えないことという指針が設けられました。この許容値は世界保健機関(WHO)と協力関係にある国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が示した国際的なガイドラインと同じ値です。

総務省 電波利用ホームページ | 電波の安全性に関する調査及び評価技術

iPhone4のSARはどうかというと、約1.0W/kg、基準値の約半分です。

manuals.info.apple.com/ja_JP/iPhone_4_Important_Product_Information_Guide_J.pdf

比吸収率(SAR)は、人体が高周波エネルギーを吸収する率を指します。携帯電話に関するSAR 許容量は、日本国総務省では2.0 W/kg に定められています。
iPhone は、検査の上、1 総務省の定める携帯電話、Wi-Fi およびBluetooth 操作時のSAR 曝露基準を満たしていることが確認されています。

SAR 試験の際には、iPhone を標準的な操作位置(頭部)に持ち、最大限の電力レベルで無線を伝送するように設定しています。iPhone のUMTS I 2100 周波数帯域
における10 g あたりの最大SAR 値は0.975 W/kg でした。

そのため、通常使用時のSAR レベルは、最大SAR レベルよりも低くなることがあります。通常使用時には、iPhone は自動的に、現在のワイヤレスネットワークでの通信に必要な最も低いレベルまで無線伝送電力を下げます。

iPhone を持ち運ぶときに暴露レベルを最大レベル以下に保つには、身体から1.5 cm以上離すようにしてください。金属が含まれるケースの使用は避けてください。

ちなみに旧機種である iPhone3G/iPhone3GSが 1.3~1.5W/kgのため、よりも低い値となっています。

ふぉーんなハナシ:iPhoneの電磁波はどれくらい? - ITmedia +D Mobile

アップルのサポートページ(外部リンク)に公開されているマニュアル「iPhone 3G - この製品についての 重要なお知らせ」と「iPhone 3GS - この製品についての 重要なお知らせ」には、「iPhone 3G」のSAR値は1.541W/kg、「iPhone 3GS」のSAR値は1.305W/kgと明記されている。

 iPhone 3G/3GSのSAR値は、ウィルコム端末はもちろん、そのほかの音声端末と比べてやや高い。iPhone 3GSのSAR値はiPhone 3Gよりは下がっているが、2009年7月7日の記事で紹介した夏モデルの中では、F-08Aに次いで高い。もちろん両機種ともSAR値は2W/kg未満なので、規定は満たしている。

このSAR 2W/kgというのは日本での基準値。WHOに沿っているということですが、諸外国ではもっと厳しい基準を設けているところも多いです。

携帯電話のSARを知ろう

国別 許容値 測定単位 組織名等
日本 2.0W/kg 10gあたり 総務省令・無線設備規則
アメリカ 1.6W/kg 1gあたり 連邦通信委員会(FCC)
スウェーデン 0.8W/kg 10gあたり 労働組合連合(TCO)
中国 1.0W/Kg 10gあたり 検討中
ドイツ 0.6W/Kg 10gあたり 検討中

スウェーデン、ドイツは1.0W/kg以下を設定、検討しており、特に厳しいものとなっています。当たり前の話ですがこれは基準値ですから、そりゃ電磁波が少ないに越したことはありません。とはいえ、SARの多い、少ないで携帯電話やスマホを選ぶというわけにもいきませんから、SARを減らすことができたら嬉しいです。

そんなときにポングケース

ポングケースは電磁波を歪曲、SARを大幅低減するというのです! 電波を吸収するという点では、ケース界のステルス戦闘機的存在。この発想はなかった~

ポングケース、電磁波を防ぐだけでなくシグナル強度も改善。その結果、バッテリー消費も抑えられるというのです。もう願ったりかなったりです、すげーーー

では実際の商品を見てみましょう。

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本体ケースの他にクリーニングクロス、液晶保護フィルムが付属します。

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見た目は高級感のある iPhoneケース、そのものです。

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実際に iPhone4に装着してみました。作りがしっかりしているため、キッチリと装着できます。

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さておわかりでしょうか。よくよく見るとケースの裏面の部分が少しだけ厚みがあるのです。どうやらこの中に pongの秘密の電波吸収モジュールが収められている模様。

とはいえ分解して調べるわけにはいかないので、重量を計ってみました。

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(一般的なプラスティックケース 15.9g)

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(ポングケース 25.1g)

一般的なケースよりも10g近く重くなっています。この10gの中に秘密が隠されているに違いありません。

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(iPhone4に装着、総重量 164.6g)

いつもより僅か10gの重量増なのですが、それでも手に持った感覚は「ズッシリ」とした重厚さを感じます。素材自体は見た目がマットな感じなのですが、実際にはスベスベしていてさわり心地に高級感があります。

まだ装着したばかりで電磁波がどれくらい防げているのか、バッテリー持続時間の向上はまだ体感できていませんが、しばらく使ってみてレポートしたいと思います。


【購入する場合】

今回の試用にあたり、エヌジェイ様から500円オフのクーポンコードを頂きました。公式ショップで使えるのでこの機会にぜひどうぞ。

iPhone4/4Sだけでなく、 iPad、サムソン Galaxy SII、 Galaxy Nexus SC-04D、Blackberry Bold 9900用もあります。

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全てのスマートフォン用ポングケース500円オフ、8月31日(金)まで
クーポンコードが使用できる公式ショップはこちら

【公式サイト情報】

公式サイト http://www.naturopathy.jp/shop.php?c=3
商品等の詳細はこちら:http://www.pong.co.jp/
フェイスブック:http://www.facebook.com/PongJapan
ツイッター:http://twitter.com/#!/pongjapan

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