先日ダイソン・エアマルチプライアーの実験ショーをレポートしましたが、家にエアマルチプライアーが届いたので、使用レポートを。
▼ダイソン・エアマルチプライアーの仕組みがよく分かる実験ショー ([の] のまのしわざ)
今回のモデルは比較的小型のテーブルトップファン、AM01。
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エアマルチプライアー AM01N30IB
箱の中身をあけるととてもシンプル。回りの輪の中に本体が入っているので箱もコンパクト。
この2つのパーツを組み立てればOK。扇風機にありがちな羽根、カバーを取り付ける必要はありません。
組み立ても簡単、マークを合わせてひねるだけ。カチッといえば固定されます。
使い方もシンプル。
左側のが電源スイッチ、中央のつまみで風量を無段階調整、右のスイッチで首振りが可能です。首振り角度は約90度。風を出す部分が動くのではなく、本体全体が左右に振れるという仕組みです。
上下動も実はできます。
スイッチの上の部分から前後に移動させることで、首が上下に向きます。
家の中で使ってみると、風力はさほど強くないのですが、風量はたっぷりあるという印象。そしてまっすぐ遠くまで届きます。実際に風力計で計っても数値的にはたいしたことないのですが、数メーター離れた場所でもきっちりと風がとどきます。ある意味扇風機というより、サーキュレーター的な性質。
リズム風といったギミックはないのですが、もともと扇風機の羽根にありがちなバタバタした風ではなく、まんべんない風なので長時間あたっていてもまったく気になりません。
私の部屋は西日があたり、しかもPCを使うため熱がこもりやすいのでサーキュレーターを使っていたのですが、その代わりにエアマルチプライヤーを置いてみたところなかなかいい感じです。直接風が自分にあたるようにして、長時間仕事してみたところとても快適でした。
扇風機にある取手はありませんけど外側の輪っかをもてば丁度よく、そもそも軽いので持ち運びが苦になりません。部屋から部屋へ、らくらく1.77kgです。
唯一気になるのは強風にしたときの風切り音。とはいえ前使っていたサーキュレーターとどっこいどっこいなので、まあこんなものでしょうか。ゆるやかな風のときは無音に近くなるので、夏の日のお昼寝にはピッタリかもしれません。ああ、はやく昼寝を試してみたい。
ということで、梅雨が終われば夏本番。扇風機選びはお早めにどうぞ。
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エアマルチプライアー AM02NIB
スリムは縦型もあります。
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