汎用とか、マルチロールとか、言い方はいろいろありますけど結局は貧乏くさいデキになっちゃうということですね。
某特許庁のシステムでもそんなことありましたね。
Fumi's Travelblog: "費やした55億円、水の泡に 特許庁がシステム開発中断"って一体何だったのか、報告書を読んでみたいわく、「特許庁の情報部門に幾度も中止を迫った」が止められなかった。また、真の原因はプロジェクトマネジメント能力云々ではなく、「発注側も開発側も、技術を特許庁の業務にどう活かすかという結果イメージができないまま、技術を盲信していた」「業務フローをどう活用するかというイメージがなく、ただただ言われた業務を書きうつすだけの人が千名近くおり、それでは無用な産物を作り出すことになる」「業務設計におけるプロジェクト管理者は特許庁側に存在しており、そこが破綻していた。一方的に開発ベンダーの責任として押し付けているかぎり解決はしない。こういう業務設計も含んだプロジェクトのマネジメントを発注者、受注者双方で学ぶ必要がある。」
もっともF-35はもっとスケールがでっかい。なにせ1機の生産コストが100億以上ですからね、すでに使った開発費が4兆3000億円・・・特許庁なんてかわいいものです。それだけに本当にモノになるのか、今から心配です。
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