S2000用に仲林工業・車種専用ボディカバーを買いました

先日の台風でビリビリに引き裂かれてしまった、ホンダ純正ボディカバー。純正は前後がゴムで絞られるようになっているので装着は簡単なのですが、風に飛ばされるという問題がありました。またゴムが経年劣化で伸びてしまい、1~2年で本来の機能を果たさなくなってしまうのが悩みの種。

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そこで今回は仲林工業の製品を購入してみました。

ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業 ~お客さまの状況や愛車の保管環境に応じたボディカバーをオーダーメイド~

特徴は

・車種専用設計、スポイラーなど装備品に合わせて調整
・裏生地が起毛で塗装に優しそう
・オプションで裾絞り、腹ベルト、風対策の通気口が選べる

といったところ。純正よりも高いですがベラボーに高いわけでなく、機能にみあってとてもリーズナブルです。

今回選んだのは以下の仕様。

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・TT-9000(裏起毛)
・通気口4箇所
・腹ベルト(腹下通し留め具)
・すそ紐絞り加工

いわゆる全部入り状態です。

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カバーは透明バッグに入ってきます。これとは別にサービスで収納袋もついてきました。

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中央の黒いものは腹ベルト2セットです。

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表面はシルバーで全体的にペタペタした感じ、裏は起毛でサラサラ。生地は純正ボディカバーが薄くゴワゴワしているのに対して厚く、しなやか。

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さっそく装着へ。折りたたんであるボディカバーをルーフに載せます。

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広げてみてわかったのですが、収納状態では裏地が内側に入った状態なので、いったん裏返す必要があります。もっともこの作業は最初だけですね。

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とりあえず装着した様子。裾がダランとしています。

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ドアミラー部分は比較的大きくでっぱっており、ミラーの収納状態によらず対応できそう。もっともS2000は電動格納機能はないのでミラーを倒すのは稀です。

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前には黄色の▼のマークが裾についています。

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裾紐をしぼった状態。これでシャキっと包まれました。

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裾紐は前・後で別れておらず全周で1本の紐となっているため、右後ろの一か所を絞ればOK。これは簡単ですね。

ここまでは良かったのですが…

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問題は腹ベルト、腹下通しの留め具です。腹下を紐をくぐらせる必要があるのですが、当然のことながら逆側に通すのがとても大変。特に車高がひくくて隙間が少ないため紐を丸めてなげても逆側に届きません。何か補助的なものを使わないと無理で、結局このあと虫取り網をもってきて紐を縛ってから通しました。

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裾絞りと腹ベルトでガッチリとまるので、ボディカバーが風に飛ばされることはないでしょう。ただ心配なのが前回のようにボディカバー内に入った風が逃げ場を失い、無理な力がかかって縫い目から裂けてしまうこと。

台風15号でS2000のボディカバーが… ([の] のまのしわざ)

ルーフの部分とリアウィンドウのそばに2か所、4つの通風口が開いているので、ボディカバー内に入り込んだ風がここから抜けるようになっています。これで裂ける心配も、飛ばされる心配もなさそう。でも台風・暴風雨の場合はボディカバーは外しておいた方が無難かもしれませんね。

ところでいまさらですが、私がボディカバーをする理由について。

S2000ホンダ純正フルボディカバー ([の] のまのしわざ)

ハーフボディカバーは幌とリアウィンドウを守るために買ったのですが、雨が降ると水垢がまとめてドアにつくという欠点があってあっという間にお蔵入りしていました。鉄粉攻撃があった以降使っていたのですが、当然ボディを守るわけではなく(笑)。ここ最近余りに乗ってないのでボディカバーをつけたときの欠点「脱着が面倒」というネガティブファクターも小さくなったので購入に至りました。

もともと幌を保護する意味でハーフボディカバーを持っていたのですが、ルーフから垂れる水垢が凄くてだんだんとかけなくなりました。しかしその後ご近所の工事で鉄粉地獄、さらに雹害を受けるなど紫外線、鳥のフン害だけでなく空からの落下物の脅威に晒されていることを思い知らされることに。街乗りに使ってない、たまに乗るクルマなので駐車しておくだけで汚れてしまうのも困りものです。

落下物の脅威を考えると屋根付き駐車場がない現状ではボディカバーしか選択肢がありません。脱着の手間はあるものの、使用頻度は低く、リスクと手間を天秤にかけた結果、多少の手間はあるもののメリットの方が多いと感じています。

特に紫外線による幌、リアウィンドウスクリーン、ラバー、モールの劣化を防ぐことができるのはオープンカーにとってメリットが大きいです。10年落ちにもかかわらず幌・リアウィンドウを含めすべてオリジナルのままです。

今回新しいボディカバーになって、装着が簡単になったのがうれしいですね。腹下通しの紐だけが難儀ですが、これも2m程度の棒を駐車場においとけば問題なしです。もしくは横においてバックしてしまえばOK。

しばらく使用して、またレポートしたいと思います。

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やっぱり汎用品より車種専用設計の方がフィット感がいいですね。