これほどの日本国旗を一度に見たのは生まれて初めてかも。
ちょうどお台場に実物大ガンダムのパーツ展示、そして9/30に閉館になる「船の科学館」を見学した帰り道のこと。ぶちあたりましたよ、デモ隊に。
潮風公園からフジテレビ前まで行進していたらしく、行く先々でシュプレヒコールをあげていました。
とはいえ、なんかこう、私のもっている「デモ隊」のイメージとは違います。安保闘争から日本赤軍、過激派、成田空港占拠といった映像をリアルタイムで見ている世代にとってはある意味「もの足りない」姿といってもいいでしょう。どちらかというとネットで呼びかけて集まったという成りたちからも、これは「フラッシュモブ」に近いのではないでしょうか。
フラッシュモブ - Wikipediaフラッシュモブ（Flash mob）とは、インターネット、特にEメールを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為。
こんな感じ。
一般市民から一瞬にしてダンサーになり、ことが済むと一般市民に戻るというものです。政治的な意図がないのがこのフラッシュモブの定義（狭義）と言われていますが、今回のデモはそれに政治的な意図が加わったものと解釈できます。
発起人はきちんと手順を踏み、デモすることを警察に届け出、熱中症に気を付けることなど参加者に呼び掛けています。そこには「政治的な意図、主張」よりも「大勢が集まる」ことに主眼が置かれているようにも感じました。
集まった数が7000人とも8000人ともいわれていますが、実際にはそれ以上いたかも知れません。ただここに参加している人よりも、これをみて騒いでいる人の方が過熱しているような印象も。
それほど、大人しいデモでした。
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