もう沈めるものは日本しか残ってない? THE LAST MESSAGE 海猿を見てきました、しかも3Dで #umizaru

完結編となる「海猿」映画版パート3「THE LAST MESSAGE 海猿」を見てきました。これで映画とドラマすべてを見たことになります。

THE LAST MESSAGE 海猿 │ ABOUT THE MOVIE  │ INTRODUCTION

 日本映画史上空前の海洋・水中ロケ、業界初となるメディア展開と、常に挑戦を続けてきた『海猿』。映画第一作『海猿 ウミザル』(2004年6月12日公開・全国東宝系)、連続ドラマ『海猿 EVOLUTION』(2005年7~9月OA・フジテレビ系)を経て、三部作の最終章として製作された映画第二作『LIMIT OF LOVE 海猿』(2006年5月6日公開・全国東宝系)は、極限の撮影で究極のドラマを描き出し、2006年度の日本実写映画興行収入NO.1を記録した。そんなファンの熱い支持と、キャスト・スタッフの熱き志しのもと製作された『THE LAST MESSAGE 海猿』。シリーズ完結編となる本作は、前三作のテーマと魅力はそのままに、スケールと迫力はさらにその上をいく。

海猿 LIMIT OF LOVE を見てきた ([の] のまのしわざ)

海猿=トップガン ([の] のまのしわざ)

とにかく加藤あいが最高でした。しかし出番が少ない上に不安、泣き顔ばかりで物凄くもったいない。加藤あいのよさの半分もでてないじゃないか! しかも3Dで飛び出す加藤あいさんを堪能しようとしたのに、全然飛び出てこない! 未熟児で生まれた虚弱体質の赤ん坊の割にはふっくら丸々した赤ん坊を抱いたシーンだけ。もったいない、もったいなさすぎる!

一方今回登場したキックボクシングができる女医、吹石一恵さんが異彩を放っていました。吹石さんといえば、藤崎詩織ですからね。

吹石一恵 - Wikipedia

1997年、人気ゲームの映画化作品『ときめきメモリアル』の藤崎詩織役でデビュー、同時にこの作品のテーマソング『セピアの夏のフォトグラフ』で歌手デビュー(プロデュースは広瀬香美)も果たす。

今をときめく広瀬香美さんプロデュース。
しかし我々世代的に驚くのはこちら。

父親は元大阪近鉄バファローズ選手・コーチで、現在東北楽天ゴールデンイーグルススカウトの吹石徳一。
吹石徳一 - Wikipedia

1980年の日本シリーズ第2戦で逆転の3ランホームランを放つ。翌1981年のシーズンはレギュラーを獲得し規定打席にも到達した(このシーズンの成績は打率.245、10本塁打、48打点、13盗塁)。1980年、1985年のシーズンも100試合以上に出場し、それぞれ12本塁打を放つ活躍をしている。控えが多かったにもかかわらず、生涯通算1000試合超の出場を果たしている。1988年10月19日のダブルヘッダー「10.19」では、負傷欠場していた金村義明に代わって三塁手として出場。第2試合の7回表には、一時勝ち越しとなる本塁打を放つなどの活躍を見せた。このシーズン終了後に現役を引退。

今年のプロ野球も凄かったですが、このシーズンも凄かったですからね。パ・リーグに疎い私でも鮮烈に覚えています。

10.19 - Wikipedia

10.19(じってんいちきゅう)とは、1988年10月19日に川崎球場で行われた日本プロ野球のロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ、以下「ロッテ」)対近鉄バファローズ(のちの大阪近鉄バファローズ、以下「近鉄」)第25・26回戦(ダブルヘッダー)のこと。「10.19の悲劇」とも称される。
当該試合は日本プロ野球史上最もドラマチックだった日のひとつとされ、また「昭和最後のプロ野球名勝負」とも評される。

ということで、そんな名選手の娘さんが女優ですからね。長澤まさみの父親がサッカー選手というのと並んで不思議です。

長澤まさみ - Wikipedia

父親は元サッカーの日本代表で、ジュビロ磐田の初代監督でもあった長澤和明。

一流選手は美人の奥様をもらうから、美人が生まれるということでしょうか? 謎です。

それはともかく、加藤あいですよ。ところどころ挿入されるシリーズの名場面。加藤あいが若い!かわいい! 改めてみると悶え死にますね。

加藤あい - Wikipedia

2002年4月に、堀越高等学校から亜細亜大学国際関係学部へ進学。女優業と学業の両立を果たした末に、2005年3月大学を卒業した。大学では、主に国際法を専攻していた関係で、「国際法上のテロリストについて」という卒業論文を出している。

卒論が「国際法上のテロリストについて」とは、まさに今熱い話題ではないですか。海上保安庁といい、卒論のテーマといい、センシティブですね。尖閣諸島問題と合わせてみると、なかなか胸熱になれる映画でした。

ただやっぱりもうちょっとライトな日常と、生死と隣り合わせの職場といったりきたりする、50分ドラマくらいの枠の方が海猿らしいといえばらしいですね。映画はパート1,2,3となるうちにエピソードのインフレが起きちゃって、もう沈めるもんはないよーというレベルに達しちゃいましたので。

あとはもう日本沈没しかない?(政治的・外交的になりかかってる気もするけど)

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