F1史上初、インドチームのフォース・インディアがポールポジション

衆議院選挙で自民党の敗北は予想できても、フォース・インディアがポールポジションをとるなんて誰が予想できたでしょうか。

それくらい予想外のことですが、これは新しい歴史の一ページかも知れません。

約50年前、アジアの地からF1に参戦したメーカーがありました。その後F1で優勝を飾ると、国際的にも競争力がアップ、現在の自動車メーカーの雄となりました。ホンダのことです。

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6年間にわたるF1レース活動におけるチャレンジを経て、Hondaは乗用車メーカーとして大きな成長を遂げた。

これと同じ轍をふむならば、インドが今後50年の自動車メーカーを牽引することになる、という予想をたてることができます。

事実、ここ昨今の自動車業界をみれば明らか。自動車を発明し牽引したイギリスの凋落が激しく、インドの自動車メーカーにイギリスの有名自動車メーカーが買収されるという事態が発生しているからです。

ジャガーとランドローバー、タタに売却:日経ビジネスオンライン

一方、英国人から見れば、この売却は長い歴史を持つ両ブランドにとって異例の出来事でもある。英国の誇る2大高級車ブランドが、インドの企業の傘下に入る――。半世紀前のウィンストン・チャーチル元英首相や現英国女王エリザベス2世なら、想像すらしなかった事態だ。

さて、レースはどうなるんでしょうか。非常に楽しみです。