ミニ四駆:モーターによるラップタイム違い

「モーターを強力にすれば、速くなる!」というほど、ミニ四駆は簡単じゃない、というのが今回のテーマです。

今回利用したのはMSシャーシの限定モデル「バイソンマグナムGスペシャル」。標準で強化パーツ、軽量センターシャーシ、ローハイトタイヤが装着されるなどオプションがついていてお買い得なモデルです。これにベアリングなどオプションを追加して製作。

ミニ四駆の特別限定モデルはお買い得(MSシャーシ) ([の] のまのしわざ)

・バイソンマグナム Gスペシャル 特別限定 1100円
・60mm強化シャフト 150円
・フッソコート620スチールベアリング 500円
・MSシャーシ用ギアベアリングセット 420円

合計2170円

ローラーは19mmのフロント:低摩擦プラローラー、リア:16mm標準プラローラーを装着してノーマルモーターで走行させたのがこちら。電池はサンヨーエネループ(Ni-MH)を使用。

CIMG1007
(ノーマルモーター)

7.0秒とまずまずのタイム。

そして次にトルクチューンPROモーターを装着して走行。

CIMG1008
(トルクチューンPROモーター)

一気に5.8秒と1.2秒もタイムを縮めました。


(トルクチューンPROモーターによる走行)

お次は真打ち、ハイパーダッシュPROモーター装着です。

CIMG1011
(ハイパーダッシュPROモーター)

あれれ?タイムダウンしてしまいました。どうやら立体交差の後、壁に接触してタイムロスしているようです。

この後タイムを計測しようにも、立体交差の後必ずリアローラーステーが壁にひっかかって完走できず。

原因はフロントポールのシャフトが衝撃で内側に曲がり、不安定になってしまったため。19mmローラーに径の細いスタビでは役立たずのようです。

逆にいえば5秒前半のタイムは出ていたと思われますが、それくらいになるときちんとしたローラーセッティングをしないと完走できないということですね。完走できなければどんなに速くても、勝負には勝てません。

ということで、モーターを速くすればいいってもんじゃないよ、という教訓でした。

モーターのスペック比較については下記をどうぞ。

ミニ四駆モーターの性能比較 ([の] のまのしわざ)