Computer History Museum: Apple I とApple IIの意外

これまた本でしか読んだことのない、Apple-1の現物。もう卒倒しそうです。

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Apple Iはキットとして発売されて、電源やキーボード、ディスプレイなどはすべて別売でした。それでも売れに売れたわけですね。当時パーソナルコンピュータといえば自分で作るしかなかったので、キットでもとても画期的だったわけです。MZ-80KもKはKITという意味でしたし。

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その後 Jobsはready-madeのApple IIを作るわけですが、本来はゲームのプラットフォームとして作ったはずがVisiCalcという表計算ソフトのおかげでゲーム機としてよりも、オフィスのaccountingのところに売れてしまったそうです。今話題のAppleの原型、そしてすべてが狙いどおりに行かないけど、結果的にうまくいってしまうJobsの本領発揮といったところでしょうか。

もっとも私にとってApple IIといえば、チョップリフターとロードランナーというイメージしかありませんが。