今回の名セリフはこれに決まりです。
レイ「死にぞこないの裏切り者め！何をノコノコと。惑わされるな、シン！」
「死にぞこないの裏切り者」呼ばわりですからね、いやぁ、この人って今まで無口な割りには弁は立つし、表現力も豊かで気に入りました(^^)
- キラ・フリーダム x シン・デスティニー第二回戦
補給を受けてシン・デスティニーが悪のレイ・レジェンドを引き連れて舞い戻ってきました。
前回に引き続いての２連戦ですが、一人相手に二人がかりというのは卑怯、いや戦闘の基本
であります。それでも単体ではデスティニーのニギリッペを廻し蹴りで打ちのめすのはさすがは世界最高のコーディネーター・キラです。そういえば以前ハイネがやられたとき、ガイアを蹴りで撃退していましたね。キラ・フリーダムは蹴りがお得意みたいです。
しかし悪のレイ・ザ・バレルによってフリーダムが大ピンチ。どんなときでもトドメは自分ではなく必ずシンにやらせようとするレイに行動の一貫性が見えて嬉しいです。期待通りアスランの介入によりフリーダムは危機を脱しました。また今回も時代劇で、止め絵を下からのパンアップです。
- シン・デスティニー x アスラン・ジャスティス
本気を出したアスランにデスティニーの腕を落とされたシンは自信喪失、ガックリきてその後一言も口聞きませんでしたね。ルナマリアに優しくされても無口でした。これまで強くないと思って侮っていた死にぞこないの裏切り者相手にですから、ショックもひとしおでしょう。
- アークエンジェル x ミネルバ
タイマンバトルを繰り広げていたアークエンジェル対ミネルバですが、スカイグラスパーの一撃でミネルバは主砲を撃破されました。目だった戦果の上がらなかったネオ・ロアノーク渾身の一撃です。前作SEEDでも実はムウ・ラ・フラガはほとんど活躍できてなかったのですが、今回もこの一回限りかも。
アークエンジェルは宇宙戦艦だと思ってましたが、地上でもぐいぐい空とぶし、海中に入っても攻撃力はあるとは意外でしたね。最初っから海中から攻撃すればよかったのにと思ったのは私だけでしょうか？アークエンジェルのおかげでザフトの艦船、潜水艦は壊滅した模様。恐ろしい。
- ユウナ
哀れですな。でも同情はしません。
- アスラン
あんなに出血しても出血多量で死なないところがさすがはアスラン。意外とタフです。シンに今回も色々と言うんですけれども、もっと直接的に分かりやすくいえないのかなぁと。「おまえが欲しいものはなんなんだ？」とかいってもねえ、そりゃ「何も分かってないくせにぃーー」と拒否られてしまうのは毎度のこと。ここはレイを見習って「お前が欲しいものは戦いの無い世界だろ。今やっていることはなんだ？」とハッキリ言って自己矛盾に気づかせてあげないと、自分で考えることを放棄しているシンが自ら気づくのを待っていても被害が広がるだけです。言って分からないなら力で制す、でいいんですよこういうタイプは。
- ラクス
ついに出てきました。ラクスのセリフ「ワタクシはラクス・クラインです」としか言わないこの説得力。「本物の」とか言わないんですよ、わざわざ。そしてミーアを偽者とも言わず、ただ「姿形に惑わされないで下さい」とだけいうところが深い。姿形や声は同じであっても、言っている内容が根本的に異なる、声を聞くのではなく、言葉を聞けと。そういってるわけです。
ラクスが国民に対してメッセージを送るのは前作SEEDのヤキン・ドゥーエ戦以来のことでしょう。メッセージを送ることの重さや責任を感じているからこそ今まで隠遁生活を続け、表舞台には立たなかったものの今回「もう迷いはありません」と決心してキラをタクシーがわりにカガリの横へ立つわけです。来週、どんなメッセージを贈るのかが楽しみですね。
一方逃げおおせたジブリールですが、反射形コロニーレーザーみたいな大量殺戮兵器を持ち出してきたみたいですね。プラントは相当な被害を受けるような感じですが、この情勢下においてラクス派はどう振舞うんでしょう？
デュランダルも、ジブリールもラクスから見ればさほど違わない、戦争後の描く世界が違うだけで手段は同じく戦争に終始しているわけです。どちらとも手を組めない。そしてどちらの敵にもなってしまうわけです。ザフトの中にファクトリーの連中（ドムトルーパー）のような反デュランダル勢力が沸き起こって、そこと手を組むくらいしかないですかね。この期に及んでイザークやディアッカの進退も気になります。それとまたもや女で居場所を決めたネオ・ロアノークはかつての上官ジブリールと戦えるのでしょうか？記憶が戻ればいいのか。
ということで、来週もまた楽しみです。