機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-32 ステラ

今回の名セリフ。

ジブリール「圧倒的じゃないですか、デストロイは」

デストロイ量産化の暁には・・・というような事はいってくれませんでした。残念。

今回のお話は結構予測と違っていて、あれ?あれ??という感じです。予想を裏切られたというか、次回からどうするの?という心配というか、予測できないというか。予想していたのは

・デストロイがインパルス、フリーダムを破壊する
そうしてくれなきゃ、デスティニーとか、ストライクフリーダム出せないと思ってました。

劇中においては、オーブ軍から参戦したムラサメ部隊は当然

・デストロイに簡単にやられて無駄死

と思っていたのですが、なんとスティング・カオスを3機がかりで撃墜。スティングの「MSの性能じゃない」というセリフを自ら証明してしまう皮肉。

で結局最も予想外だったのは、当然デストロイが破壊されて、ステラがこんなところで死んでしまうことでしょう。シン、ステラの薄っぺらなキャラ設定では最終回まで引っ張れないという判断だったんでしょうかね?だとしたら賢明。結局これで最初から出てきたEXTENDED3人衆はすべていなくなってしまいました。

さらに仮面の男、ネオもついに素顔をさらけてマリュー・ラミアスの前に登場です。ただ気になるのが、ネオ機を撃墜したときキラが「ここを頼みます、マリューさん」と言付けていたこと。そしてアークエンジェルを差し向けてみたらアレー、見たような人が倒れているといって衝撃が走るわけです。しかしうつぶせで、しかも長髪なのになんで分かるんですか?あなたはエスパーかも知れない(^^)

それにしてもシンのとぼけっぷりにはなんというか呆れてしまいます。3都市が壊滅、かるく数十万人を殺戮したマシンを操るのはあのステラだってゆーのに、「何にも知らないくせに」とフリーダムに切りかかるってのは酔狂を通り越してます。何も見てない、何も聞かない、狭い了見で自己中心的な性格がよく現れていてまあキャラ設定的にはいいんですけど、こういうのが最近の中高生に共感されるんですかねえ。前作SEEDではキチ〇イフレイが共感を呼んで人気だったことを考えると、そんなものかも知れません。が、ここでひとつ富野監督による修正が欲しいところ。「甘ったれるな!親に殴られたこともなくて一人前になったやつなんているものか」くらいのキャラ、そういえばいないなあ。「弾幕薄いぞ、なにやってんの!」とかね。分別ある大人(
例:トダカ一佐)は子供(ユウナ)の責任とって死んじゃうばかりのSEED(&DESTINY)。時代なのかなあ。