機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-24 すれ違う視線

今回はとても見所、名セリフが多い回でした。その中でも最も光ったのは

ミリアリア「それで開戦からこっち、オーブには戻らず、ザフトにもどちゃったってわけ?」
アスラン「まあ、簡単にいうとそういうことだ」

デスティニーシリーズのアスランの行動は「簡単にいうとそういうこと」だそうですよ!彼がいかに簡単な人か、ここでも本領発揮です。もう、脚本家に監督はアスランを遊んでいるとしか思えません。この会話はさらに

アスラン「あ、向こうではディアッカにも会ったが・・・」
ミリアリア「え?」
アスラン「・・・それはともかく・・・」

ともかくかい!っなら最初から話を出すなって突っ込みを入れたくなったのは言うまでもありません。本当に女性との会話が下手なんですね。結局用件のみ伝えてオシマイです(^^; まあもっとも不遇なのはディアッカですが。いやもっとも不遇なのはあれだけ活躍しているのに相変わらず無視されるイザークかな。

で「天使湯」ですよ。アークエンジェルはついに露天風呂風温泉までも備えつけました。きっと海に潜っている間、やることないから温泉でも掘っちゃったんでしょうかね。それにしても純和風な艦だこと。虎はキツネうどん食べているし、なんか真面目なんだか不真面目なんだか。

ラクス「まず決める、そしてやり通す。それが何かを為すとき唯一の方法ですわ、きっと」

という言葉は本物ラクスらしい、重みのある言葉ですね。皆肉親を失って信じるものに進んでいるわけです。穏やかな中に決意がみなぎってます、さすがはラクス。

で最後の名シーンはルナマリアの盗聴シーン。集音マイクつかって遠くから会話を聞くとはなかなかのもの。そのビジュアルが滑稽で仕方ないですね。憧れのアスランとその恋人カガリの会話ですからね。

ストーリー的にはやっぱりデュランダルが怪しいことがようやくミネルバのクルーにも伝わって来ましたね。今後どう化けの皮が剥がれていくのかが楽しみです。レイもなんかクローン疑惑だし。