男性の家事・育児に時間目標

育児時間に数値目標を設定してどうするっちゃ。

政府が05年度から5年間で取り組む少子化対策の内容をまとめた「新新エンゼルプラン」(仮称)の原案が8日、わかった。子育て期にある30代男性の労働時間短縮や、男性の家事・育児時間を現状の2.5倍にあたる1日2時間程度に延ばすなど数値目標を導入。従来の中心だった保育関係施設・サービスの充実から、子育て世代の働き方や若者自立策にも対策を広げるのが特徴だ。

余りの動揺にラム言葉になってしまった。
成果主義じゃないんだから、目標設定しても意味がない。
残業時間を減らしてその分を育児時間にあてるという発想は貧困きわまりない。

育児は国家の柱である。いかにも机の上でパソコンたたいて数字の計算だけしたような施策では子供は育たない。机から離れ、官公庁からとびでて、街を、公園を、団地を、住宅地を観察してきなさい。お宅訪問したっていい。現実をみよう。

「国家」は文字通り、「家」により成り立っているものであり、「家」は親子、兄弟、親戚から成り立っている。子供は国を支える一番ベースとなるところにあり、親だけが育てるものではなく、社会で育てるものである。逆に我々も社会の一構成員として社会に貢献する義務がある。現代ではそういう意識が欠落しがちだ。 

学力低下の記事といい、政府の施策っていかがなものか。