Foster Cityから車を走らせること約5時間。ええ、結局5時間もかかりました。夜になると制限速度65マイルでも怖くて出せません。峠に入ると前の車はフラフラするし、アメリカ人は運転下手ですねーって考えてみると別に日本人もうまいわけでもないし。上手いのは峠を上り下りする地元民だけですね。
着いてみたら、こんな調子です。なかなか雰囲気はよいものの、なにせ清潔とか、機密性とかからはかけはなれた代物です。
テントというよりも、タープをはった下にベッドを備え付けてそこへカーテンをしたというのが正確なところでしょう。
キャンプなのにベッドというのは、さすがはヨーロピアンな文化です。日本だけなんですね、地べたに布団ってのは。
ということで、そのままではベッドに何もついてきません。これに "BED PACK"なるものをレンタル($2.5)してシーツ2枚と毛布2枚、枕2個をもらいます。それを自分でベッドメイキングするとこんな感じになります。
どうですか、なかなかでしょう?寝巻きに着替えて早速寝ます。なかなかいい感じです。そんなに寒くないです。
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なんか足元がすーすーします。靴下はきました。
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しんしんとベッドの下から冷えてきます。うげー。これは毛布1枚を下にしいたほうがいいかな?
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だめだ、上が寒いです。
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なんだか全体が冷えてきました。ありったけの服を着込みます。セーター、ウィンドブレーカー、ジャケット。下はスエットの上にズボンです。
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だめです。寒くて寝られません。どうしよう?
毛布を2枚重ねて、それを半分におってその中に包まります。ちょうど封筒形寝袋と同じような形です。ようやく寝られました。これが夜の12時くらい。
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さ、さむい・・・寒さの余りにおきてしまいます。どんどんと冷え込んでいっているようです。
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朝を迎えました。時刻は7時。とにかく寒いのでシャワーを浴びます。熱いシャワーで冷えた体を温めることが出来ました。風邪もひかずになんとか元気です。
着いたときは、なんだ、寒くないじゃんと思ってたのですが予報どおり5度くらいにはなったようです。このベッドパックの他に、エクストラで毛布を借りたり、そもそも寝袋、オールシーズン用ではなく冬用が要りますね。
眠れないときに思ったのが$70も払ってなんでオレはこの寒いところに寝なきゃいけんないんだろう、これじゃあまるでホームレスのようだ、でした。考えてみればホームレスの人って冬の寒空の中そのへんに寝てますよね。いいところドカタシートで作ったテントに住んでます。なんかそんな感じですよ。思わぬところでホームレス疑似体験。
続く・・・