ジェネシスとは?
フェイズシフト装甲をもつ構造体と、ミラーから構成される、ガンマ線照射装置・・・らしい。ガンマ線といえば核爆発により発射される放射線の一つである。
用語解説 放射線空間を伝ぱん、移動するエネルギーの流れで、アルファ線、ベータ線などの粒子線とガンマ線、X線などの電磁放射線に分類される。
普通は電離作用をもった放射線を指して用いられる。したがって、光やラジオ電波などは放射線とは呼ばれない。放射能と混同されることが多いが、両者は異なるものである。
なんだかよくわらかない(笑)
まあ、簡単にいうと、、、
波動砲
である。あの「ミンミンミン・・・・」という効果音と、装置のクルクル回るものとか、そっくりそのまま。さすれば、パトリック・ザラは古代進といったところか。いちいち彼が「発射」というのもなんだかなあ。
さて、このジェネシスは連続発射は出来ない。一回ごとにミラーとよばれる構造体が消費されるため、交換が必要だ。この交換に時間がかかるらしい。これでぴーんときたのは、、、
プリントゴッコのランプ(一回ごとに要交換)
あのキーンという音と閃光、そして少し焼き焦げた臭い。開けると樹脂でコーティングされたランプのガラスがヒビだらけ。
この効率がいいんだか、わからない破壊兵器ジェネシスで地球連合艦隊を半壊。前々回「やったーーーー」と叫び、前回核ミサイルでザフトの宇宙要塞ボアズを破壊してノリにノっていたアズラエルのうろたえること、みっともないほど。挙句に軍への責任転嫁。まあ、もともと責任感のあるとは思えない奴だろうし、当然といえば当然。
さて、Nジャマーキャンセラーを手に入れた連合軍が核攻撃でボアズ、そしてプラント自体を攻撃したわけだが、プラントへの核攻撃に失敗。その一方でザフトのジェネシスが集結していた連合軍を半壊させたわけだ。もともと核や、ジェネシスといった強力な兵器は使うものではなく、抑止力としてのみ存在しうるものであったはずだ。
抑止力といっても使用可能な状態にし、いざというときは使用する必要があるものが強力な兵器の宿命。そして両者は使ってしまった。まさに変態仮面の思うツボ。
思うツボといえば、まったくのノーマーク、上戸彩のガンダムプラモデルニュースでも報じられてなかった、最後の新ガンダム、プロビデントが変態仮面ラウ・ル・クルーゼへと渡されてしまったのだ。フリーダム、ジャスティスと同世代機だと思われる、悪のガンダム・プロビデントはクルーゼのせりふから類推するに、ムウ・ラ・フラガのメビウスゼロで使われていたサイコミュシステム(ワイヤー式遠隔攻撃装置)のような、ガンバレルと同様のシステムが搭載されているようだ。それって、ジオングみたいに腕が分離して飛ぶってこと?
パトリック・ザラはジェネシスの2射目で連合軍・月基地を崩壊させる予定で、そこで連合は力尽き和平交渉へと持ち込むつもりらしい。しかし変態仮面クルーゼはそんなことは望んでない。彼の望みは自分と世界を心中させること。なので、地球へとジェネシス照射を企んでいる。
パトリック・ザラはそんなつもりはないので、すでにクルーゼはジェネシスの制御を手に入れているということか?
さらに問題はここからだ。この暴走クルーゼをいったい誰が止めるか?当然宿命のムウ・ラ・フラガがストライクで戦うが旧型機と新型機では戦力差は歴然。しかもMA乗りは帰ってこないジンクスあり。これはフラガがクルーゼと刺し違える?
ラクスの指令も無理難題で、ジェネシスの照射(多分地球へ向けての)をとめ、連合の核攻撃の阻止両方だという。いくらなんでもその戦力でその内容は無茶だろう。しかしここに来て、完全にラクス派の命令系統が明らかになったおかげか、マリュー・ラミアスも艦長職を放り出して女になるし、カガリも司令官だったはずが、一兵卒になりストライク・ルージュで出て行くし。戦力不足とはいえ、弱みを出してしまうようで命取りなんだがなあ。まあドラマのためには必要か。
そして残り2話。いったいどうなるのか?
ここにきてわかったことは、ガンダムSEEDの隠れ主人公は変態仮面クルーゼだったってこと。すべては彼の思う通りに回っている。そして彼のやることを止めるためにラクス派の混成軍が色々と苦労しているといったところ。
薬中3人組はさすがは部品だけあって、誰と戦ってもいいわけだ。キラ・アスランにとってみれば邪魔な存在。動きがわからないのが、ナタル・バジルール。連合のやること、特にアズラエルの狂気に疑念を抱きつつあり最後の最後にアークエンジェルを助ける行動に出るような気がする。
貴重な放送時間を無駄に使いそうなのがフレイ。あー、出てくるな、時間がもったいない。奴のやることなすこと、ロクなことになった試しがない。
そういえばイザークはどうすんだろう。もはや誰と戦っていいのかわかんなくなっているはず。(若い)母親の計らいで一見安全そうな後方配置が裏目に出るような。
なんだか登場人物多すぎて、ドラマ多すぎ。収集がつけられるんだかどうか、待て、次週。