福山、広島の帰り道。そのまま帰るのはちょっと惜しいってことで、姫路に一泊して台風をかわした翌日、強い風の中姫路城にいくことにしました。
7年ぶり2度目の姫路城訪問でようやく天守閣をおがめることができました。
【前回】
・50年に1度の大修理! 「天空の白鷺」で姫路城を間近に見学 - のまのしわざ
・築城の名手・豊臣(羽柴)秀吉による姫路城の近代化手法 - のまのしわざ
いやあよかったですよ。
天守閣は質実剛健な作り、最後の砦としての役割を担う場所となっていました。
城の中にはよく神社があるのですが、ここ姫路城は社が天守閣最上階に鎮座していました。
この天守閣、構造的には柱がその下で終わっているためにルーフトップのような場所に屋根がついたようなものです。
平成の大修理で判明したのが、この角の壁の中に窓枠が残っており、もともとの設計では360度すべて窓になるものだったが、角だけ埋められてしまいました。
これがなぜなのかは知る由もありませんが、間違いなく「展望所」としてはまったく考えてなかったことだけは伺えます。機能性優先。
天守閣の価値とは