洗練された究極完成形のdyson cyclone v10は死角がなかった #dysonjp


最新のダイソンが最高のダイソン。

先日発表・発売になったサイクロン掃除機、dyson cyclone v10。

この春、注目のダイソンの革新的新製品はEVではなく定番のアレ #dysonjp - のまのしわざ

これまでとの大きな違いは2つ。

1つは吸入口から縦に展開していたサイクロンを、同軸上に配置したこと。

2つ目は吸引力のアップ、そして稼働時間の長時間化によりコード付きのキャニスター型掃除機を置き換えること。

特に2つ目を実現したことで、今後キャニスター型掃除機を開発しないことをアナウンスしています。それだけこのv10は意欲的モデル。そのv10を今回試用させて頂きました。

新設計・新構造の完全新規モデル

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(右:v8、左:cyclone v10)

これまでのv6, v8, v7(v7はv8の後にリリース)といったモデルでは基本構造は同じですが、よくみると全部新設計、作り変えているじゃないか、というものでしたが今回は基本構造からまったく違います。

[ダイソン公式サイト] dyson cyclone v10

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(右:v8、左:cyclone v10)

クリアビン(ゴミを集塵、ためるところ)は縦ではなく吸い込み口に同軸状に配置。そして充電ケーブルをさす場所が後ろから前側に変更。

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電源ケーブルをさすと充電状態が3つのインジケーターで表示されます。満充電すると約60分使用可能。

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今回パワー変更スイッチは3段階。これまでのノーマル、MAXの2段階をそれぞれ1.0、2.0とすると、今回は1.0、1.5、3.0くらいの感覚でMAXは従来モデル(V8)よりもかなり強力です。

私自身は床がフローリングなのでほぼノーマルモードしか使いません。そのため持続時間を気にしたことは余りないのですが、絨毯やベッドで思いっきり吸い込みたい場合にはまず強力なのでかなりチリが吸い込めること、そして持続時間もさらに安心となりました。

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綺麗だったクリアビンがすっかりゴミで一杯。
めっちゃゴミ、とれてますね。

ゴミを捨てやすくなった

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ゴミは手前の赤いレバーを下に押し込むだけのワンタッチ。今回は真下に向けられるようになったので、よりしっかりゴミを落とせます。

唯一気になるのは捨てるまえにパイプを外すことだけ。とはいえこちらもワンタッチで、長くて重いパイプとヘッドを外した方がハンドリングがしやすいので、これはこれでやりやすいです。特に力がない奥様方にとってはこちらの方が捨てやすいでしょう。

ゴミをすててもクリアビンが埃っぽくて汚い!

と思うひとは綺麗にしたいでしょう。

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大丈夫、こうやってあっというまに外せるので水洗いして綺麗にすれば無色透明に戻ります。

また内部にゴミがこびりつくことがありますが、これは刷毛で落とすと便利です。

豊富なオプション

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定番のfluffyヘッドや絨毯やベッド用はもちろん、細かなところのホコリを据えるブラシもついています。

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凸凹の多いリモコンスイッチも長い毛先のブラシをつければ、傷つけることなく余裕で綺麗にできます。

これ1台あればお部屋中、フロアからベッドやソファ、そして机の上までオールラウンドに使えます。そりゃもうキャニスター型の出る幕はないかも。

ここまで進化するともう進化する必要ないんじゃないか、と思うほど究極系になったdyson cyclone v10。気になっていてまだdysonを手にしていない人は、わき目をふらずこれにしましょう。v6, v7は一回り小さくて軽量コンパクトですが、長時間運用できて強力な吸引力のv10は魅力です。

(dyson cyclone v10は貸出機での体験評価です)

[ダイソン公式サイト] dyson cyclone v10