世界のスポーツカー、ポルシェ911は「最新の911が最高の911」と言われます。この理由は非常に明確で、新しいものがこれまでよりも必ず良くなっているからです。
ダイソンのコードレス・スティッククリーナーももはや同じ領域に入っており、確実によくなってます。今回の fluffyはこれまでの 2Tier構造はそのままに、クリーナーヘッドを革新。これまで吸い込みにくかった大きな砂利状の粒粒ゴミから得意とする微細なチリまで、まんべんなくとりこんでくれるのです。
その吸いっぷりに、正直昔のダイソンを持っているひとはほぞをかむことでしょう。そして比較されてグダグダっぷりを露呈してしまったライバルメーカーの掃除機も落胆することでしょう。それくらいオールマイティに吸い込むんです。
（一番右が dyson fluffy で掃除した後。ゴミが唯一残っていない）
その秘密は新開発クリーナーヘッド。
これまでラッセル車のように大きな粒を弾き飛ばしていたヘッドの開口部をアップ。一方密着度が落ち吸引力が弱くなるのを防ぐために回転ブラシにフェルトをつけることで密着度をアップ。ローラーはベルト駆動式ではなく内蔵モーターによるギア駆動でヘッドの端から端まで余すことなく吸引に使える構造です。
こんなん、いいに決まってます！
というか、本当にまだまだ掃除機という、一見枯れた技術にイノベーションがあるんですね。re-engineeringという表現を使っていましたが、次々と新技術を繰り出すダイソンに脱帽です。