閑静な海水浴場と綺麗な水質でダイビングに有名なここ大瀬(おせ)崎は実は隠れた名勝。
大瀬海水浴場
大瀬海水浴場の目抜き通り。
トロピカルな雰囲気の海の家。神奈川のダンスクラブとは大違い、ファミリー利用です。
この海岸線沿いを歩いて行くと大瀬崎があります。
外海の荒々しさ、大瀬崎
ほんの数十メーターいくと駿河湾に面する外海へ。
どしゃぁぁぁぁ、ゴロゴロゴロゴロ・・・
海水浴場のある内海とは大違い、荒れ狂う波、海岸は大きな石、岩だらけ。その岩が波によってゴロゴロとぶつかりあい、削れて丸くなっています。ここで泳いだら、間違いなく石に打ちつけられ怪我します。
灯台のふもとにあるなぞの建物は、防衛省技術研究本部の大瀬実験所。太平洋戦争まで、音響(ソナー)や電波(レーダー)の実験が行われていたということで、ここにも軍港として何隻か実験船が停泊していたとのこと。
ビャクシン樹林と神池
海につきでた岬にある池なのに淡水、鯉や鮒など数万匹が生息するという謎の神池。
鯉のエサも自販機で売っています。
大瀬崎から海水浴場方面。
由緒ある大瀬神社
小高い丘の上にあるのは大瀬神社。
この彫りが由緒ある雰囲気を醸し出しています。
大瀬海浜商業組合・大瀬神社創建時期は、白鳳13年(684年)に発生した大地震に伴って海底が突然三百丈余も隆起して「琵琶島(びわじま)」と呼ばれる島が出現したため、同時期の地震で多くの土地が海没した土佐国から神が土地を引いてきたのだ、と考えた人々がここに引手力命を祀ったのが最初、とも言われています。 古くから、駿河湾漁民の信仰の象徴、海の守護神との神として多くの人々の崇敬を集めると共に、海上安全を願う人々が赤い褌(写真右側の赤い布々)を奉納する風習があります。
実際西暦700年頃、つまり1300年前にはすでにあったということで、その歴史の深さに驚かされます。
もう少しここはメジャーになってもいいんじゃないですか?
パワースポットとしても名所だそうです。
[大瀬神社]
また違う季節に来てみたいですね。
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