国民生活センターが自動車用緊急脱出ハンマーをテストし、その性能をまとめたレポートを発表しました。
自動車用緊急脱出ハンマーのガラス破砕性能(発表情報)_国民生活センター■基本性能
ウインドーガラスを破砕できないものが5銘柄ありました。
ヘッド先端部の硬さ(HV)は銘柄間で大きな差があり、259~1,148でした。硬さが400以下の4銘柄と、硬さのバラツキが最も大きい1銘柄では、ウインドーガラスを破砕できませんでした。■車内に長期間保管時の本体の耐久性テスト
本体に変形や破損などの不具合を生じたものが3銘柄ありました。
■ハンマー固定用の専用ホルダーなどの付属品について
ハンマー固定用の専用ホルダーなどが付属していないものが6銘柄ありました。
■フロントガラス(合わせガラス)は破砕できない旨の表示などについて
フロントガラスは破砕できない旨の表示がないものが7銘柄、表示に不適切な記載があるものが3銘柄ありました。
■消費者へのアドバイス
市販品の中にはウインドーガラスを破砕できなかったものがありました。今回のテスト結果などを参考にして、確実に破砕できるものを購入しておきましょう。
以前このブログにて紹介したものは残念ながら粗悪品であったことが分かりました。お詫びするとともに、改めて十分な性能をもつ製品をご紹介します。
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ピックタイプ(握って振り下ろすもの)、CO2消化器がセットになったもの。メーカー採用品。
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ポンチタイプ(中から針が飛び出して破砕するもの)。メーカー採用品、小型軽量なのが特徴。
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ハンマータイプ、非常用シグナルライト付き。メーカー採用品。
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さすが、メーカーオプションとして採用された製品は性能が十分であったことが今回のレポートから分かりました。安かろう悪かろうではイザというとき使えないので、それなりの価格ですが買い替えたいと思います。
最後に、今回読者の方から情報をいただきました。ありがとうございました!