すべては熱に弱いDELLがいけなかったんです。6月になり蒸し暑くなったとたんに「ばつーん!」と音がして電源ダウン。その後電源が入ることなくお亡くなりになっていましました。修理見積りを出したところ54,000円。結構するのとトラブル続きだったのに嫌気がさし、新品も同じような値段で買えそうなので思い切って新品を購入しました。
今回選んだのは古巣VAIOのCシリーズ。型落ちの春モデルの在庫セール品、特価で約60,000円です。
VAIO C(ソニースタイル・ビジネスモデル)
CPU Intel Core i5-2450M 2.50GHz
メモリ 4GB
HDD 320GB
ディスプレイ 1920x1080p HD液晶
Windows7 Professional
CPUは以前は第一世代 Core i7で熱問題がひどく、今回は最新の第3世代ではなくひとつ前の第2世代 Core i5。とはいえ2.5GHzだし性能的には問題ないし、そもそも前回は欲張りすぎて自滅した経緯があったのでほどほどにしておきました。液晶がHDを選べるのが逆にこのCシリーズの15インチモデルだけだったので、安いのとあわせて決定。オーダーから2週間弱で到着です。
色は普通の白をチョイス。白といっても半透明になっていて艶やか。
裏面は予想以上になめらかであまり凸凹していません。特徴的なのはフロントにエアインテーク、サイドにエアアウトレット(排気口)が配置されてそれが大型という点。放熱性に期待が持てます。
DELLに使っていたメモリが余るので、VAIO Cに装着。
4GB増設で合計 8GBです。
実際にセットアップで使ってみたところ、パームレストの温度は33度前後でほんのり暖かい程度。これなら灼熱地獄でなく快適に使えそうです。しかもファンは低騒音で比較的静か。
Core i7と Windows7(64bit)ノートとFirefoxの憂鬱:スーパーフェッチによるメモリ不足と熱暴走の問題 ([の] のまのしわざ)・拷問! 熱地獄
さらに問題なのはパームレスト。使うとすぐにアッチッチーです。赤外線温度計を使い計測したところ40度オーバー。低温やけどになる温度に達していました。
熱に弱いHDDもCPUの逆側、右側のパームレスト下にありCrystalDiskInfoによると39度ほど。頻繁に、というよりも常に50度を超えていたDELLと比べると耐久性もよさそうです。
▼Dell Studio 1557 HDDクラッシュ、リカバリ失敗、Windows再インストールの長い道のり ([の] のまのしわざ)
▼Dell Studio 1557 熱暴走対策=ファンの掃除 ([の] のまのしわざ)
DELLはこの2年間で熱暴走、HDDクラッシュでWindows再インストールなどトラブル多発。性能は悪くないのですが、バランスが悪かったですね。
今回のVAIOは値段の割に高性能、熱設計に余裕がありそうなのでこれからの暑い夏も乗り越えられそうです。本当はWindows8が出るまでDELLで行きたかったんですけどねえ。
ちなみにVAIOは3年保証。これもナイスなポイントでした。
【Amazon】 ソニー(VAIO) VAIO Cシリーズ (Win7HomePremium 64bit/Office2010) ホワイト VPCCB29FJ/W