#旧甲州街道散歩 千歳烏山〜八幡山

山というよりほぼ平地なのだが、府中近辺と違い土地開発が進み沿道に面影は殆どない。
その理由の一つに道路拡幅があるだろう。歩行者が行き交うだけの街道を車道にしたが、交通量の増加に従い拡幅。その時に殆どの建物は取り壊され当時の最新の建物に立て替えられたという形だ。商店が軒を並べていただろう街道筋もさらに車の普及が進むと路駐もできなくなりバイパス、新道が並行してトラフィックはそちらに流れ、途端に街道筋は廃れる。

IMG_3850

日本の交通は徒歩から一気にマイカーにシフトしたきらいがあり、それが今流行りの16号線のような殺伐とした画一的な沿線を全国に生み出し、徒歩圏内の経済圏を破壊してしまったのだなあ。