笠沙恵比寿を後にし、一路八代へ帰還です。
ルートは一般道を海沿いに走るもの、約260kmの行程。
石垣だらけの街
ここ鹿児島は石垣文化の街。石垣で構成された街が数多くあり、その数百万個ともいわれます。
山に目をやっても段々畑が石垣で構成されていたりと、一体どこからその石を運んできたのか、謎です。それだけの人口がいたのか、労働力はどうやって確保したのか。
浜田橋(永吉橋)
もちろん眼鏡橋(石橋)も健在。
川内原発
いま日本で稼働している原発は数少なく、この川内原発はそのうちのひとつ。また3号機を建設しているため、現場はものものしい雰囲気です。
寝不足で寝ていた子どもを無理やり見学へ連れ出したため、ぶっきらぼうな表情。まあ興味ないですよね、知ってます。でもね、知らなきゃいけないことでもあるんだよ。
見どころは原寸大の再現モデル。炉心内部のカットモデルを見ることができます。解説で制御棒の動作まで確認できて、非常にリアリティを感じます。
2011年の東日本大震災で原発は稼働停止に追い込まれ、もはやエネルギーの主軸とはなりえません。
せっかくの大エネルギーだったのに、その使い方やリスク回避の仕方を間違えたために勿体ないですね。今では再生可能エネルギーが主役な感がありますが、安定性に乏しいためベースロードにならないのが課題です。
出水麓武家屋敷群
ここもまた石垣や石段で構成された武家屋敷。やっぱり石文化ですね、ここも。
風情のある街並みですが、こうなんというか盛り上がりに欠けてました。道路がアスファルトなのがちょっとイケてないんですよね。もとはおそらく中央に用水路があったはずで、そういったものであれば全然違う印象だと思います。
芦北海浜公園
八代の初日からローラーリュージュに行きたい、と叫んでいた息子。
念願かなってこれましたよ。
まあ中身はさほど変わりません。
今回は連続して10回以上のり、念願の上級者コースへ。
地元のやりこんでいる人のコーナリングがヤバい、ちょっぱやいとのことでした。
次回は夏きてゾープやりたいですな。
佐敷城
子どものやりたいローラーリュージュが終わったら、今度はオヤジの好きな石垣、城跡です。
加藤清正が作った佐敷城は(当時)最新鋭の石垣技術をふんだんにつかった、難攻不落の天空の城。
その後一国一城令により破却され、あまりに堅牢なためにかなり念入りに破壊された結果本丸の石垣は半分ほどに減っていますが、それでも威容を感じさせます。
石垣ツアーの最高のしめくくりとなりました。
最後は夕日を眺めながら御立岬温泉に入って本日終了。
充実した鹿児島旅行となりました。
走行軌跡