9ENDまで一進一退の攻防が続き、ワンミスも許されない状態。そんな中ワンちゃん狙いでスチール、1点リードで迎えた10END。
相手は敏腕美人でならしたミュアちゃん擁するイギリス。10ENDは後攻で2点以上で逆転するか、0点で11ENDのエキストラで後攻をとるかの2拓。
藤沢の最終ストーンは僅かに逸れてNo.1は依然イギリス。No.2は日本。
もしNo.1を日本がとっていたら、イギリスはNo.1をとって1点、エキストラENDを不利な先行になるから依然日本有利。
だからNo.1がイギリスってことはイギリスが優勢、No.2までとって2点を狙うショットがありえる。そしたらそこでTHE END、さよならメダル。
ところがギチギチに石が詰まっていたので、ミュアちゃんの最終ストーンは自分の石を押し出し、藤沢のストーンを中央に寄せてしまった。結果スチールとなり、日本勝利。
ぽかーんとする日本だけど、9ENDのスチールがものを言った。
終始守りの固かったイギリスの戦略ミスともいえる。
とれるときは攻めろ(スチールしろ)というイケメンコーチのアドバイスも素晴らしい。
内助の功のマリリンも素晴らしい。
カーリングは選手寿命が長く、40代でもバリバリ現役選手は多いし、むしろ経験とメンタルタフネスがものをいう競技でもあるから今後のマリリンにも期待だ。