バンクーバー冬季五輪(オリンピック)直前! 3分で分かるカーリングのルール

さてカーリングの試合をTV観戦すらロクにしたことがない私が何の気の迷いか、無謀にも軽井沢まで国際カーリング選手権大会を見に行ってきました。スポーツはルールが分からないと面白くともなんともないのですが、同行した日本カーリング野鳥の会解説員のシケさんに色々教えてもらい、すっかり虜に。そこで3分で分かるカーリングのルール解説。

・カーリングの玉(ストーン)は各チーム8個。これを的(!)に向かって交互に投げます(滑らせます)。


美人すぎるカーリング選手・市川美余さんの投擲)

・両チームが8個投げ終わった時点で、丸い色付円(ハウス)の中にあり相手のストーンより中心に近いストーン自得点としてカウントされます。


(この時点では黄色が3点分)

・得点したチームは次の回では先行となります。

・それを10回(8回)繰り返します。同点の場合は延長戦へ。

以上です。え、簡単すぎる? でも基本はこんな感じ。簡単にいうと的(ハウス)に向かって自分のストーンを寄せる、相手のストーンをはじきだす、というのをやりあうだけです。ただこれだけでは面白いゲームにならないので、面白くするために多少の規制があります。

・ハウスの手前にある最初の2石は、互いにぶつけてもいいけど、弾き飛ばして(テイクアウトして)はならない(フリーガードゾーンルール


(かなり混みあってきたハウス)

最初から弾き飛ばしてしまうと、後攻が完全に有利、というかつまらないオハジキ合戦になりがちです。ですからわざとこういった規制をかけて石を貯めさせることでより戦略的な組み立てをさせてます。例えばガードストーンといって、あえて手前側に石をとめ、その後ろに石を隠すことでぶつけられないようにするといった技が使えます。

ハウス手前にある最初の2石を弾き飛ばした場合、相手の石は元の位置に戻し、自分の石は取り除きます。

・持ち時間制限がある


(スコアボードの上のデジタルの数字が残り時間)

囲碁のようにプレイ時間が制限されており、制限時間をオーバーすると「即ゲームオーバー、負け」となります。相談するのも色々考えるのも自由ですが、あまりに時間を使いすぎてもいけません。

ルールは以上。ちなみに審判らしい審判はいません。あくまでもお互いの自己申告。タイムキーパーとスコア管理だけオフィシャルが担当しますが、スコアの申告もチームが行います。ストーンがどっちが近いのか分からない、もめた場合だけ登場するのが、メジャー。でっかいノギスみたいなもので、1/100ミリ単位で計測できるのだとか。


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(メジャー)

次回はほうきを使ったスウィープやカール、戦略などを解説したいと思います。
(注:ルールの記述に間違いなどあれば、ご指摘ください)

追記:続きバンクーバー冬季五輪(オリンピック)直前! 氷上のチェスの異名をとるカーリングの戦略

カーリング - Wikipedia

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