身体が痒い。カイカイノカイ。
昔から身体が痒いのが悩みの種でした。特に首や膝のうらが痒くなりがちで、かきむしって、皮膚をかき破ってジュクジュクとヒドイ状態になることが多かったです。
大学時代、あまりに痒くて寝付けなくて、寝不足になっていて、朝は起きれずに学校に朝いけない、という状況にさすがに耐えかねて皮膚科にいったところ、診断はアトピー性皮膚炎。
ここで普通は薬だしておしまい、なのですが、その秋田先生は違いました。なんと...
30分もお説教。
生活環境のヒアリングがはじまり、あまりもの食事の偏り(野菜不足)、そして掃除環境の悪さに呆れて生活指導が入ったのです。その時に言われたのは、
・ハウスダストが原因だから掃除機を毎日かけろ
でした。それ以来、まめに掃除機をかけるようにしているのは、実際問題その寝付けない、眠れない、寝不足になる、朝起きれない、イライラするというつらい記憶がさせる技です。
なので今ではホコリをみるとイライラする、すぐさま掃除機をかけるという条件反射に。もっとも数日に1度は掃除機かけるのでホコリがたまることはほとんどありません。
さてそんな私でも無頓着だったのが寝床。
今回その寝床をターゲットに、ダイソンのハウスダスト調査を行いました。
人はなぜ掃除機をかけなければならないのか 【Dyson ハウスダスト調査】(1) - [の] のまのしわざ
ダイソンはなぜ優れた掃除機なのか? 【Dyson ハウスダスト調査】(2) - [の] のまのしわざ
床は数日に1度は掃除機をかけている私でも、寝床は上げ下げはするものの、ほったらかし。多少叩く、払う程度でした。ただしこの冬に新品にしたマットレスにシーツなので、まあ大丈夫だろうと思ったものの、その調査結果にはショボーン。
1)室内塵性ダニ類(ダーリング液浮遊法) ①コナヒョウヒダニ:成虫 27 頭,幼虫 13 頭<計 40 頭 > ②ヤケヒョウヒダニ:成虫 1 頭,幼虫 1 頭<計 2 頭 > ③ミナミツメダニ:成虫 1 頭<計 1 頭 > ※いずれも体の一部(破片を含む)2)昆虫類(ダーリング液浮遊法)
①クモ亜綱:脚 1 破片3)真菌(カビ)
塵埃全量中に含まれていたカビ数 =7.8×103 cfu/塵全量
【分離された主なカビ】
①Aureobasidium sp. =3.9×103 cfu/塵全量
見つかる見つかる。なんと43頭ものオトモダチ発見とのこと。いやー、いやだーーー、悪い通信簿もらった気分。
原因は明らかで、シーツの上にしいた防寒用のタオルケット。これが長年使ってきたものの上に、おそらくはほとんど洗われてないシロモノだったから。いわゆるダニの温床ですよ、温床。いやー、いやだーーー
この冬、やけに皮膚が痒いとおもったら、もしかしたらこれが原因だったのかもしれません。年をとると乾燥肌になるときいていたのでそのせいかと思っていたのですが、おそるべしダニ。
当然そのタオルケットは速攻で洗濯しましたよ。
他の方も結構な確率で発見されているようで、
・モニター45名中、41名から室内塵性ダニ類を検出
・モニター45名中、23人から室内発生型の小型昆虫類を検出
となっていたのですが、アトピーな私にとってはこの状況は由々しき事態。
対策はやはり、秋田医師のいうとおり。
掃除機をかけるしかないのです。
この調査は引き続き、年間通して行っていきます。
ダイソンで吸引してアレルゲン除去するぞ!
ハウスダストバスターズするぞ!
【Amazon】 DYSON DC61motorhead DC61MH
・・・
(おまけ)
さて、なぜ皮膚科の秋田医師の名前を覚えているかというと。
その後、同じく大学生だった妹(物理学専攻で、当時セラミックによる超電導実験をやっていたリケジョ)が肌荒れで同じく皮膚科にいったところ、運悪く(よく?)同じ秋田医師にあたり、
「また野間か!」
と30分以上お説教をくらったのでした。兄弟してそりゃ同じ家に住んでいるんだから、住環境に食生活はだいたい同じですよね。
住環境、大事です。