あれ、頭の位置がおかしい。
台の上にでも乗ってるんじゃないか? と思うほどですが、これが中学の成長力というものです。2年前はこんな感じでした。
アロンソ、この3年間のマクラーレン・ホンダ生活で心身ともに縮んでしまった、わけではありませんよ。
今回は子どもの同級生を連れて3人での参加、金曜日の夕方6:00pmに出発し鈴鹿に11pm過ぎに到着。土曜日の予選から観戦開始です。
ファミリーシートは特典多数
今回は3人だったこともあり、ファミリーシートを選択。中学生まで子ども扱いで、大人1名+子ども2名のセット価格ですが、子どもひとりあたりの追加費用は約3000円。場所は最終コーナーとグランドスタンドの前、レースの1カ月前で前から数列目でしたが、ラクラク取得できました。
このシートの特典としては史上初、表彰式にコースに入って間近で見られるというもの。これは興奮ですよ。
ベビーカー置き場があったり、幼児を遊ばせられる屋根付きのスペースも完備。グランドスタンドからも近く舗装されているのでアクセスも容易です。
なおF1観戦券で遊園地はF1ウィークを通して5日間フリーパス。乗り放題でこれまたファミリーに優しいです。
親子連れならだれでも入れる土曜ピットウォーク
土曜日に親子連れ限定でピットウィークが30分だけ開催。こちらも初の試みで、親子連れであれでも誰でも参加できるとあって超、長蛇の列。
入場の17:15になっても列はぴくりとも動かず、少し動いては立ち止まりと明らかに入場時に手間取っている様子。
警備員も「鈴鹿サーキットは自分たちのコンテンツの価値がわかってないんですわ。F1マシンはパルクフェルメで隠されているから見るひとなんかいない、と思ってますけど、お客さんにとってはそれこそ衝立だってみたいわけですから」。
はい、本当にその通りで、ぎりぎり3分前にピットに飛び込み、パルクフェルメになりそうなギリギリのところを見て回りましたよ。
やはりF1マシンを間近に見られるとテンション上がりますね!
短い時間でしたが大満足のピットウォークでした。来年はもっと余裕をもって開催してもらえると、嬉しいですよ、鈴鹿サーキットさん!
意外と穴場の自由席
スプーンや西ストレート、自由席でもスマホさえあれば情報はゲットできるし、300km/hをオーバーして疾走F1マシンを楽しめていいかもしれません。値段も安いし。
あとは雨とアクセス、物販ですかねえ。キャンプと思って楽しむのがいいかもしれませんね。
決勝日
金曜日・土曜日の雨が嘘のように晴れ渡り、夏日。
レースはルイス・ハミルトンの盤石な走行はもうおいといて、やっぱりフェルスタッペンはええ、ボッタスの絶妙なアシストがなかったら逆転もあったかもしれませんね。
さあ、そんな白熱したレースの後は史上初の表彰式参加ですよ。
もうレースが終わった直後にみんな席を立ち上がり、ゲートに集結。そりゃそうですが、オペレーションもこなれてなく混乱しそうな気配をかもしつつもそこはやっぱり日本のF1ファン。お行儀がよくちゃんと誘導員のいうことを聞きます。
にじりにじり。
エサをおあずけされた状態でみんなソワソワ。そして解放された瞬間、みんな表彰台の下へ早足(ダッシュ禁止)。
最前列をゲット!
表彰式を間近でみるのは2013年のニュルブルクリンクF1以来ですが、やっぱこの賑わいはよかったのじゃないでしょうか?
ニコ・ロズベルグもにこにこしながらやってきてファンサービス。
レース直後にスタートラインにたってみたりと、実際のコースを歩けるのは最高。
これはもっとやってほしいですねえ。
残念ながら観戦者数は年々減少して今年は最低を記録してしまいました。
これだけ趣味が多種多様となり、F1だけ、モータースポーツだけの魅力だけではなかなか新規のファンは獲得できないことでしょう。
またせっかくマクラーレン・ホンダというビッグネームを投入したにもかかわらず、成績は芳しくなくチームとメーカー、ドライバーの不協和音ばかり聞こえてきた3年間でした。
来年は仕切り直し、トロロッソ・ホンダとなりますがさてどうなることやら。
昨年F1を鈴鹿に見に行かなかったのは一昨年のお通夜グランプリですっかり意気消沈したからですが、今年はかなり楽しめたので、来年はまた行きたいですね。