1月に引き続き2回目の参加です。
⇒ 「モトクロスごっこ」で、はじめてのオートバイ体験 - のまのしわざ
なんで行かなきゃならないの
前回エンスト&キック始動が大変で走るよりも鬼門となったクラッチ&ギア操作。子供は行く前から「やりたくないオーラ」を発散。一緒にいくよといっても、
「それ、強制? 強制ならいくけどさ」
「なんで行かなきゃならないの」
とネガティブ。これに対するお父さん(私)の回答はこう。
・バイクは乗り物の基本、バランス感覚が養える
・モトクロスは滑りやすい路面でさらにバランス感覚が磨かれる
・今の時期(小学生)にやっておくと、上達が早い、一生ものの感覚。カートやクルマにもいい。
・逆にこの時期にやっていないと、大人になってからいくら練習しても身につかない。スキーとかも同じ。
・だから今いくんだよ!
と強制徴用です。
雨男だけに雨模様
天気予報は曇り。しかし雨男が現地につけば、そりゃ雨もふりますよと。
みてください、子供のこの表情。まったくやる気なし、もう嫌で嫌で仕方ありません。まだはじまってもいませんけどね。左は昔モトクロスをやっていたYさん。久々のモトクロスにウキウキです。
「なんでこんなのやらなきゃいけないんだ・・・ブツブツブツ」
聞こえるような声で不平不満をいうのでここで一喝。こんなお天気であったとしても、楽しみにきている人がいるんだから、そういうことは口に出すな、他の人の迷惑だと。
本降りは止み、練習がはじまるころには小雨へ。未だ子供の機嫌の雲行きは怪しいですが、練習開始です。
みっちり基礎練習
今回は子供の参加者が少なかったため、二人乗りしたりと実体験を交えながらほぼマンツーマンで指導してもらってました。指導、練習、指導、練習とオーバルを練習しているので、みるみるうちに上達。これはウカウカしているとバイクでも抜かれてしまう! 父親の威厳を保つためにこちらも頑張らないと。
昼ごはんの頃には天気も回復、子供の機嫌もすっかり回復。慣れてきて乗れてきたようです。
午後はバイク散歩&コース、洗濯板
午後はたち乗りの練習をしてから、またも広い敷地内をバイクで移動、他のコースへと向かいます。
途中道が悪いところで子供がコースアウトしたりしましたが、無事に他のコースへ。さらに今回は洗濯板のような凸凹路を初めてチャレンジ。
凸凹道はアクセルワーク、そして荷重が大事ということで、
・凸でアクセルオフ
・凹でアクセルオン
が基本。さらに足を使い、
・凸で膝をまげてショックを吸収
・凹でステップを思いっきりふんづける(荷重をかける)
をやってアクセルワークと連動させるとあら不思議。凸凹を滑ることなくトラクションをかけて走っていけるのです。
朝にふった雨のせいで水たまりにぬかるみがありスリッパリーでしたが、この荷重のかけ方でクリアできることがわかり、非常に実践的でした。
ちょうど小学生低学年3名が練習していたので、一緒になって練習。その小学生の速いこと速いこと。必死になって追いかけまわして、すごい練習になりました。モトクロス楽しい!
練習終了
こうしてあっという間に楽しい1日が過ぎてしまいもうおしまいです。
最後にインストラクターの福本さんが、
「もう一度やりたい人!」
と聞くと、率先して手をあげる子供。おお、すっかりやる気になりました。モチベーションが高いとさらに効果的に上達することでしょう。
最後はモトクロスレース観戦。誰が速い? とかいいながら見てたら、やはり上手いひとは一味違います。トップを快走している人だけが、すっとコーナー出口で後ろをみたり、ジャンプ前のラインどりが違ったり、最終コーナーに入るまえにすでに2コーナーのジャンプを見ていたりと、すべての状況判断が早いです。
これだけ乗れると楽しいでしょうね。また次回も練習しにきたいです。
一緒に参加したYさん、田中さんご家族、ありがとうございました。