宮脇淳 著「思いどおりに働く！」20代の新世代型仕事スタイルはライフハックというより四苦八苦

いつもお世話になっているノオトの宮脇さんから献本いただきました。ありがとうございます。

まいったな、私もう40代なのですがw 気持ちはまだまだ若いモノには負けん、ってことで参考にさせてもらいました。

最近ライフハックというのが流行っていますけど、ツールの紹介や「自分を変える」方法にフォーカスしすぎるキライがあって、見ただけで満足してしまう傾向にあります。この「思いどおりに働く！」でもツールの紹介が入っていますけど、ごくごく最小限。ライフスタイルの提案というのも強くなく、どちらかというと「思いどおりに働く」ひとの歴史の紹介がメイン。独立して企業家になったひともいれば、企業人として働くひともいます。いずれにしても20代がメインで、若いですね。

本でご一緒させていただいたけんすう（古川健介）さんもいらっしゃいます。

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ああ、懐かしい。

さてこの中で気になるひとといえば、著者の宮脇さん自身。考えてみれば宮脇さん自身がこの「思いどおりに働く！」を実践している人、のはず。どれどれ・・・

ワイアード、アルバイトスタッフとして働く
大手IT企業の内定をもらっていたが、小林弘人編集長「こばへん」に残れば、といわれ就職
半年後、ワイアード解散

・・・

「こばへん」といえば今をときめく「FREE」監修、「新世紀メディア論：新聞・雑誌が死ぬ前に」の著者です。

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「新世紀メディア論：新聞・雑誌が死ぬ前に」はメディア再生の福音となるか ([の] のまのしわざ)

一言でいうと「こばへんヒドイ（笑）」なわけですが、そういった人生経験が今につながっているのでしょうから、素敵な体験だったに違いありません。どらえもんで「苦労味噌」という、「人生苦労は買ってでもしろ」というありがたいものもあり、「ライフハック」のように苦労を避けるのとは180度違う発想、近道ではなく遠回りをするといった人生経験が結果「思い通りの人生」を歩む早道なのかも知れませんね。

なので、ライフハックはやはり「ライフ八苦」を目指すべきなのかも。

20代の方から、刺激を受けたい気持ちが20代の方は是非どうぞ。

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