あてたというか、あてつけたというか。
どうにもあちこちで不可解な評判・感想がでていて、これは映画館でみるしかないと昨日無理やり時間を作って見てきました。一体どんなトリックや隠喩があるのだろうといぶかしんで見ていたのですが、パッと見は普通の映画で、しかも抑揚がない。大きな「転」を感じずにパタンと終わってしまい、自分としては狐につままれた気分で帰ってきました。
宮崎駿監督が「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」を作る理由 ([の] のまのしわざ)さて、そんな「崖の上のポニョ」ですが、なんと主人公のモデルは宮崎吾朗氏だというのです。
ZAKZAK そして、主人公、宗介のモデルは、何と息子の吾朗氏。宮崎監督は息子に対しこう挑発しているという。「オレの領域に土足で入ってきたのは嫌みだろうか、きっと吾朗が5歳のときに、自分が仕事にかまけていたのがいけなかったんだ。吾朗のような子を作らないためにこの作品を書こう」
モーレツお父さんだったことを自戒しているんだか、ゲド戦記の件をまだ恨みに思っているんだか、さすがは多重人格的怪物の宮崎駿監督です
一夜明け、「宗介のモデルは息子の(宮崎)吾朗」というキーワードからひとつの仮説を立てました。以下、ネタばれありです。