石原慎太郎とブロガーが議論

今日はたまたま石原選挙事務所で石原都知事とブロガーが直接議論ができる場がある、というお誘いを受けてわざわざ新橋まで行って来ました。

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写真はこちら⇒石原都知事 - a photoset on Flickr

以下見聞きしたことのメモ。

まず主催者側から今日の主旨説明。
	「実際の石原慎太郎を伝えたい」ことから、実際に会える機会を設けた。
	写真はOK。ツーショットは時間の関係上なし。記念撮影を撮ってあとでメールする。

美人広報から2期8年間の実績をざっと紹介。

法学者から公職選挙法についてのサマリー
特定の候補者を支持するようなものはダメ。

ふと気付くともう都知事がいて、普通に机に向かって歩く。そのときの一言が
「これはなんの種族の集まりだい?」

プロローグ:ブログ、ブロガーに対しての個人的な見解を展開。

これだけ仕事などをやっていても、それでも「余っている」ものがある。
それを表現したい。他者との関わりを持ちたいという欲求がある。
プレゼンテーションというか、自己顕示欲といってもいいかも。
それで今は自伝を書いているけど、政治関係ではない。
自分は本職を「人生家」と呼んでいる。実際には「物書き」。
そういえば最近ネットでマーケティングして書く物書きがいるが、最初出てきた時期待したけど
今はダメになった。
ブログは趣味。君たちも「余っている」ものがあるからじゃないのかな。

ブロガーからの質問、聞きたいことについて答える

質問「行政の情報発信について」

行政の情報発信について。
そもそも東京は地方都市と違って情報が多すぎる。
都の情報を知りたい人の55%は都外
仕事したい
参入したい人
県とは違い働いている人も多い
再就職先の公開を求める向きもあるが、そんな全部が全部を公開できない
プライベートの問題ってのもある
自分は3日しか登庁しない。現場にいく、現場主義
3日しかいなけど、それでも暇になることがある
(相手を)「信頼できません」という人がなんでもかんでも
情報公開しろといってくる
実際にはそれにより例えば捜査などで円滑にいっていたことが出来なく
なったりしている

政治参加について
余っちゃった」から
物書きから政治に参加
ブログ、ブロガーもそうかもね
ところでなんでブロガーっていうの?ブローカーみたいじゃない
(参加者から)
web + logのウェブログを省略したもの
(しん)日本はなんでも省略するな
(参加者)いや、アメリカ人ですよ
アメリカ人も最近はなんでも略しますよ。
オレンジジュースのことをOJとか。
(しん)そういえば最近ベア(base up)も英語でいうようになってきた
(司会)だから石原慎太郎も「いししん」ですよ
(しん)おれは「しんちゃん」って呼んでほしいな

人はみんな社会と現実の間で相克
「個人の思いと社会の考えでは、必ず社会の方が勝つんだ。そんな中で、
どうサバイバルして自分を表現したり守ったりするのか」(参加者のmixiから転載)
(同期、同世代と話してみたら)みんな鬱屈したものを持っていた
あの奥田碩でもそう

公立教育について
公立教育の水準が下がっているのではないか?
私立は価値基準があるところが多い
公立は、現在そういったものがない、希薄になっている
もともと教育は国家事業だった
国家事業だから官僚、軍事、専門家(医師、弁護士など)、技術者を
養成することが主眼
だから芸術家がいない、育てられない
芸大でも学科受験が必要
芸術に学科試験なんていらない
ゆとり教育の功罪
幼年期、義務教育期間中は「つめこみ」すべき
その時期に「ゆとり」とかいうから真逆
文部省はバ○ばっか
インド哲学をやるために東大に進もうとした友人が数学を勉強
しなければいけなかった
東大にしかインド哲学科がないのに
そもそもインド哲学に数学がいるのか?
人材の相対価値
情念が育たない

その他(メモにあるが、コンテキストを忘れたもの)
湘南高校出身
登校拒否で、卒業は1年遅れた

まとめ:知らないことがまだまだある。いろいろと教えてほしい

都庁に来て欲しい 都庁はヘン イサムノグチの彫刻とかがおいてある 他にも色々しまいこんでいる 外に出さない コンテンポラリアートの募集、コンテストやった へんな建物を一杯持っている 役人の給料計算するだけのビル。3階建て。 ワンダーサイトってのをやった なのに波及力がない 役人だから宣伝とかが下手 センスのないポスターを作って何枚配った、というだけ 本郷なので静かすぎ 渋谷のもっと、麻薬の売人とか、売春婦とかいるところでやった方が面白い (会場大うけ) 波及力がないので、(紹介して)手伝って下さい

全員で記念撮影

石原慎太郎氏退出
メディアがお出迎え

参加ブロガーに対して各マスメディアからインタビュー
自分も数社から質問された

その後解散、ブロガー6人で喫茶店にてお茶。

そのときの(間抜けな)会話メモ。

石原慎太郎って、なんで食えるんだ?
そんなに文筆業は儲かる?印税が当時高かったんじゃない?
そもそも家が裕福なのでは?

石原慎太郎とは
太陽族なんでしょ
社会に反抗していたんだ
だってほら、○○で障子に穴あけるんだから。
えー。映画みてみたい!
映像にはなってない(そりゃそうだ)。
(その後、なにかにつけて○○で障子に穴あけるんだから、で話を閉じる)
「NO」といえる日本を中曽根康弘と共著していた。
(正確にはソニー創業者の盛田昭夫)


とりあえず以上。感想そのほかはまた別途。

続きは以下)
[の] のまのしわざ: 石原慎太郎とブロガーが議論(2)
[の] のまのしわざ: 石原慎太郎とブロガーが議論(3)