違法駐車取締り活動方針(駐車禁止重点地域の定義とは)

のまのしわざ:目の前の生活道路が突然駐車禁止重点地域に指定されて困惑からの続き。

salvageship: 天下りに目くじらたてるよりもさ。

「各警察署はホームページなどで、取り締まる路線と時間を公表している。」だそうですよ。のまさん。見てますか?(笑)
# みてねーだろうな。トラバ打っとくか。

ということで、お礼トラバ・・・
じゃないや、引用して話を進めます。

取締り活動ガイドライン

新制度においては、放置車両確認事務の民間委託に伴い、従来以上に違反実態等に即した公平かつメリハリを付けた取締りを行うため、重点的に取締りを行う場所、時間帯等を定めた「取締り活動ガイドライン」を策定・公表し、ガイドラインに沿った取締りを推進するものであります。

「・・・ものであります」ってところがケロロ軍曹チックで素敵!なんて思ったりして。
このページのリンク先にpdfで(pdfかよ)、重点路線、重点地域、備考に時間帯、地図が載っています。わざわざ比較のために自分が現在すんでいる地域だけではなく、昔住んでいた世田谷区も調べてみました。

いちいち突っ込んでいても、穴だらけなので仕方ないんですが「ガイドライン」の設定が甘く、いい加減な一方、取り締まる民間業者はこのガイドラインを逸脱することなく、逆をかえすと定義されている範囲内は厳しく取り締まりすることが予想されます。

ガイドラインの設定が甘く、いい加減なのは、例えば言葉での表現が「~駅周辺」となっていると、地図では駅を中心に円、または楕円で塗りつぶされているというところです。

「違反実態等に即した公平かつメリハリを付けた取締りを行うため」

となっているのに、違反実態はともかく駅周辺はダメーってのが見え見えです。その結果、

こういった住宅地の中の生活道路が重点地域になっちゃうんです。このうららかな道路のどこが246号や三軒茶屋駅、駒澤大学周辺と同じ重点地域になってしまうのか。

当然八王子と世田谷、ニュースで話題になっている渋谷や銀座では比較になろうはずがないんですが、この改正された取締りは「全国一律」なんです。なのに「全国一律ではない重点地域の指定方法」であるとすると不公平極まりなく、警察署が謳っている「違反実態等に即した公平かつメリハリを付けた取締りを行うため」が遂行されていません。

これが例えば定量的に「交通量がいくつ以上」や「駐車量がいくつ以上」といったことがあればまだしも、なんですがそういうのはガイドライン化されていないんですね。

裏側をみればこの重点地域の指定は各警察署が独自にやっていると思うので、各警察署のリテラシーがわかって、まあ、こんなもんかも知れません・・・。世田谷区だときっちりとメインの通りと一本入った裏通りまでがきめ細かく指定されています。とはいえ、うちの前が重点地域であれば、世田谷区全域が重点地域になるべきだと感じますがね。