「バカの壁」を読んだ


バカの壁
養老 孟司

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夏休みの読書として今更ながらですけれどもベストセラーとなった「バカの壁」を読んでみました。

同じ養老先生の本なら「逆さメガネ」の方が読み応えがあったような気がします。「逆さメガネ」を読んだあとだと「バカの壁」が比較的読みやすいというか、既知のものが多くて理解しやすいので最初「逆さメガネ」を読んだときほどの衝撃は無かったですね。

気になったのは、タイトルが内容とずれているてんでしょうか。確かに触れられてはいるんですけれどもどちらかというともっと「一元論と多元論」とか、都市化というキーワードですべて解けるという感じです。逆にタイトルのインパクトが強すぎてベストセラーになったということでしょうから、出版社はしてやったりですね。

さらりと読むには良かったです。

のまのしわざ:都市化と個性