[07/02/2003]
今後の更新はこちらをご覧くださいませ>> TNOMA'S ACTIVITIES REACTIVATED
[06/14/2003]
RX-8続き
いいなー、RX-8ほしーなー。結構まじめに欲しがっている自分。でもねー、現在(いま)はS2000にのりたいんだよねー。2シーターオープンに乗れる次の機会は、子供が成人して親元(おれか)を離れてからのような気がするから。RX-8は3年後に!?
movable typeしよう
会社でセットアップを続けてきたlinux server + movable typeをようやく家にもってきた。そんでもって、これからは blogでサイトをアップしようかと思う。試験導入したので、こちらもどうぞ>>
思えば2年前、externetを掲げた時に行いたいことは諸般の事情でなかなか実現できなかった。 movable typeを使えば、したいことが簡単に出来るのでした。唯一、イメージの取扱い、特に大量画像の取扱いが未成熟なところが惜しい点だが、それさえクリアできればかなりいいカンジだ。TypePadではイメージの取扱いもデフォルトで簡単に出来るらしいので、大量に画像を扱えることを期待している。
今もっとも興味を引かれるプロダクト
ベビーカーである。それも国産ではなく、外国製。今もっともイケテルベビーカーとは、4輪ではなく、3輪である。元々NYなどの jogger(ジョギングする人)が、joggingしながら押せるベビーカーはないかということで開発されたものらしい。通常の4輪タイプは前輪が360度回転するもので、買い物をするカートに近い作りになっている。右に左に曲げるのが得意な反面、その分安定性、直進性が悪く、joggingしながらには向かない。特にホイールベースが短いので、段差などが合った場合最悪前転してしまい大事故につながってしまう。
そこで buggyや、joggerという名前で出ているベビーカーは3輪が基本である。しかもそのタイヤは大径で、中には空気がはいっており、ホイールベースも長い。前輪にはハンドブレーキも付いている。ようは自転車の作りなのだ。前輪は固定式で、左右への移動は前輪を持ち上げながらターンしなければならないが、直進性が高く、高速に移動することが可能なのだ。ホイールベースが長く、大径タイヤのおかげで前転する危険も低くなっている。もちろん高速移動中でも空気いりタイヤでショックを吸収するので乗り心地も低下しにくい。
そんな3輪ベビーカーの中でイケテるのが、2003 JPMA Innovation Awardを受賞した、マクラーレン マック3だ。まず名前がいけてる。マクラーレンだよ、マクラーレン。いかにも速そうだ。ちなみに正確な発音は知りません。スペルは maclaren。F1の方は McLAREN 。惜しいっ!(笑)
で、見てくれたカナ?剛性感たっぷりな骨太アルミフレーム、シンプルな構造と、バスケットが後輪につけられている機能美。そして当然のsun shade。なおかつ簡単に折り畳みができ、片手で楽々持ち上げられる軽量さ。さあ、その姿をビデオで見てくれ!!>> (QuickTime6が必要)
モデルの奥さまのその屈強なニの腕は何??(^^;
機能といい、デザインといい、凄い惹かれていたのだがこのビデオを見たらちょっとひいた。折りたたんで持ち運ぶのはemergencyと考え、折りたたまない前提で考えないと。でも大丈夫。軽くていけてるやつはこちらのVolo。値段も安めだし、カーボンブラックがいけている。
ところで、このベビーカーを載せる車は何になるんだ?S2000じゃ親子3人乗れないぞ。はあ、RX-8が輝いて見える。
[06/10/2003]
夏のボーナス
額面上、たくさんいただきました。しかし手取りは3年前と同じ。なんでだ!? 理由は明らか。今年からボーナスにも社会保険(健康保険や、厚生年金)が徴収されるようになったから。おかげでトータル見事に20%もってかれてる。どうするサラリーマン?国に対して立ちあがらなければ、いいように搾取され続けるんだ。我々は炭鉱夫とかわらないぞ。満員電車というに詰め込まれ、空気汚染が激しい都市を歩き、環境の悪い職場へと押し込まれる。そして10時間以上働き、得られた賃金から社会保険、税金が源泉徴収されてゆく。将来を保証するためといい、現実崩壊している社会保険制度。そしてこれからさらに追い討ちをかける、消費税率のアップの予定。搾取され放題じゃないか。搾取されるだけされて、決して優遇されることがないのだ。
江戸時代、収入は農民の米を農地の広さに合わせて徴収する源泉徴収制度であった。その米が不作であろうがなかろうが、納税は変わらない。そして現代日本。会社という田畑で働く小作人サラリーマンは会社が儲かろうが、儲かるまいが、重税が課せられつづけるのだ。そして得られる結果はストレス。そして過労死という犠牲者がでる。過労死までいかなくともうつ病にかかる人は増加するばかり。この現状にたいして、会社はもちろん、国は一切守ってくれない。命と心をすり減らして働くサラリーマンの脇で、のうのうとしている奴等がいる。政府である。そもそも国家という言葉の成り立ちを考えてみたい。「国」は「家(家庭)」から成り立つのである。国を守るために「家(家庭)」を保護しない国の政策は国家崩壊の序章である。
30年後、日本という国家はいったいどうなっていくのか。出生率の低下、労働力の低下に加えての高齢化社会。社会保険、年金制度は必ず崩壊し、重税国家へとシフトする。その時、日本は豊かな国なのか?国民の生活は豊かなのか? 国を捨てるか、国を変えるか。選択肢は2つしかない。
今、我々は何をしなければならないか?自衛するしかない。資産を形成すること。そしてサラリーマン以外にシフトすること。サラリーマンである限り、明日は暗いぞ!
[06/08/2003]
妻が大人しくインターネッターしているかと思ったら・・・
このページを読んでいた。恥ずかしいから止めてくれー。
ロータリーエンジン
お風呂で考えてみた。ロータリーエンジンの意義ってなんだろう?16年くらい前にデザインの本を読んでいたときに、航空機用エンジンでロータリーターボを使うことが書かれていた(1970年代)。当時はまだロータリーにはターボが無かった時代の頃の話で、今ならもちろんターボも可能ではあるが、月日はながれ、航空機エンジンは小型機用といえどもレシプロエンジンではなく、ジェットエンジン。ホンダもトヨタも開発を進めていて、さりげなく競争をしている状態になっていている。
ロータリーエンジンの利点といえば、爆発をそのまま回転運動へと変換できる点だといわれている。通常のレシプロエンジンはピストンが上下動するのをクランクシャフトを使って回転運動に変更する。その分シリンダー等の大きさが必要で、またシリンダーには吸排気用のバルブを使わなければならないから、さらにエンジンは大きくならざるを得ない。DOHCにさらにVTECのような機構をつけるとエンジンの高さはさらに大きくなる。直列は4気筒ならいざしらず、6気筒ではV形が主流だ。8気筒、12気筒ともなると世界の趨勢はV形となる。もちろん世界は広いので、直列5気筒横置きとか、水平対抗12気筒とか組み合わせは自由自在ではあるが。
どの組み合わせでもそれはシリンダーをどう配置するかというものに過ぎず、ロータリーはまったくもって異質なものである。バルブ機構もないし。軽量コンパクト、シンプル。それがロータリーのいいところ。でもよく考えてみよう。結局いまのところロータリーは縦置きFRのレイアウトにしか使われてない。
FFとかMRとかは?
今FRに乗っておいていうのはなんだが、FRとは古いレイアウトである(笑)。本田宗一郎ではないが、あの長いプロペラシャフトにリアデフは邪魔だし、重いし、いいことはない。エンジンはフロントで色々やってようやく重量配分が5:5、いうのは簡単だが、結局駆動輪には50%しか荷重がかからない。加速時はそれ以上になるが、FFであれば静止時に65%ほど、加速時で荷重が逃げてもFRとどっこいどっこいだろう。タイヤの磨耗を見るとわかるのだが、FRはすぐにリアタイヤがなくなる(^^) それに燃費面も不利だ。結局不利だらけ。
ロータリーをFFに使うのはどうなんだろう?軽量コンパクトで横置き。低く後ろにエンジンをマウントできるからフロントミッドシップくらいにはできるのではないか?そうなるとシュアーなハンドリングのFFマシンが出来上がり。なおかつ、キャビンにトランクは十分な容量を確保できる。
ロータリーをMRに使うのはどうなんだろう?軽量コンパクトで横置き。低く、前方にエンジンをマウントできるから、50:50に近いミッドシップになりはしないか?さらに補機類をうまく配置すればエンジンルームの高さを抑えて、エンジンルームの上に空間が出来たり、MR2よりも大きなトランクルームは確保できそうだ。
なんてことを色々考えたんだけど、そもそもこの時代に燃費の悪いロータリーはどんなもんかな。フィットやビッツが23km/l とかいっているのに、排気量は 654cc x 2ローター= 1308ccでほぼ 1.3Lなのに 9.4km/lというのもいかがなものか(^^)
ハイブリッドは?
トヨタのハイブリッド2号車はエスティマだった。これは意外というかなんというか、ハイブリッドにして燃費を飛躍的に向上することが可能。例えば2.4Lのモデルは 11km/lから18km/lへ(10-15モード)向上。しかも4輪駆動でもあるから安定走行も可能だ。
問題はバッテリやモーターが重く、かさばることだが、エスティマではそもそもボディが大きいので問題ない。そこでリッターカーに搭載するにはちょっと考え方の転換が必要だ。
マーチで登場したe4WDは、ハイブリッドというよりも、さらにモーターを補助的な役割に位置づけ、必要な時に発電機を動かし、電気を供給してモーターで後輪を駆動し、結果FF+リア駆動で4WDにしている。
リッターカーに搭載できるのものは、軽量コンパクトが運命づけられているスポーツカーにも適用できるはず。それに近いアプローチがホンダのコンセプトカー、DUAL NOTEだ。次期NSXと呼ばれたこのモデルはV6 3500ccの大排気量エンジンをミッドに搭載して、フロントをモーターで駆動する4シーター4WDスポーツカーだ。
あれ?これじゃないの?
そう、RX-8の4シータースポーツカーの燃費を悪さを解決する方法はハイブリッド、しかもエンジンをミッドに搭載し、フロントをモーターで駆動する4WDがいいのではないかと思ったら、ホンダのDUAL NOTEになってしまった(^^) 次世代はこれなのかな。
[06/07/2003]
日本人に生まれてよかった
本日はRX-8の試乗。朝きちんと起きて、10時にディーラーへ。ディーラーの人が接客・納車中だったので少し待たされる。
試乗車はTypeS(250ps仕様), 6MTで、青と白があるという。白の方が本皮シートというのでどうせなら豪華装備ということで白に乗ることにした。最初はディーラーの人が運転し、環状8号に入ったところで
「さあ、じゃあ加速を試しますよ!」といい、2速でアクセルを踏み込んだ。
ぶーーーーーーーーーん・・・
実にまろやかな加速だ(^^;
「次はブレーキをちょっと強めに踏みますよ!」
すーーーーーーー・・・
実にまろやかな減速だ(^^;
その後運転を変わって、ハンドルを握ることになる。慎重にシートとミラーを合わせる。走り出す。渋滞(^^) 何もわからん。
ようやく渋滞を抜けて、70km/hまで加速。むむむ、こ!これは!! 道路の継ぎ目を軽くいなす上質な足。そして3、4速でも3000回転も回れば十分な加速力。そしてスムースに回っていくエンジンとエンジン音は初めて体験するロータリーの感覚。いや、思っていたよりも静かだしパワフル。さすがに車重があるせいか、0スタートはもたつく感じがあるが、一度車速が乗れば十分な加速力。そして6000回転まで回してもそのスムースな吹け上がりと振動の少なさにはびっくり。そして各操作系の軽いこと。クラッチ軽し、ブレーキも軽く触れるとくっと減速Gが発生する。すべての操作に対してきちんと応答するのはまさにスポーツカー。でも一番よかったのはやはりサスペンションだろう。ボディも剛性感があり、それに対してサスがよく動く。その動きかたはBMWとか、ベンツと同質。硬い中にしなかやという印象。これは凄い。
乗るまでは実は全然魅力を感じていなかったが、乗ってみたら非常に好印象。走りはきっちりとスポーツカー。それでいて、きっちりと4シーター。後席へのエントリーはスポーツクーペとは比べ物にならないくらいよい。ベビーシートも付けられるし、テザーアンカーも標準装備されている。先週は乗ってみて狭いと感じた室内も、スポーツカーとして考えれば、タイトな空間であっているし、後席といえど身長180cm近くの人の膝元も余裕があるというのは凄いことだと思う。
これまでアコードEuro-Rが4ドアセダンの中でベストだと思っていたが、自分の中の、マイランキングで1位に踊り出た印象。パワー感はEuro-Rの方があるが、パッケージングはEuro-Rがセダンなのに対してRX-8は4シータースポーツカーということで一枚上手。両者とも、というかスポーツセダンはそもそも絶対的な速さを競うものではなく、その乗り味が問われるものだと思う。そうなると乗って楽しい、乗りたいと思わせる要素がスポーツカーなのだと思う。絶対的な速さを求めるのであれば、インプレッサやランサーエボリューションがあるのだ。NAの伸びやかな加速とアクセルレスポンス、ハンドリング。それがスポーツセダンの身上。
さて価格はというと、250ps 6MTのTypeSの標準仕様が275万円。250psで275万円だから、1.1万円/psである。通常1万円/psが一番安い部類なので、これは相当である。DVDナビやフロントスポイラー、サイドエアバッグ等を付けて322万円、オーディオなどアクセサリをつけてプラス14万円、税金、諸費用を含めて総支払い額約390万円。立派な額になってしまうのだが。
RX-8が凄いなと思うのは、やはりその商品性だと思う。ホンダのTypeRシリーズが今のモデルで売れていない。スポーツカーとしては明らかに進化しており、タイムも早くなっているにも関わらず売れないのはなぜか。TypeRを買う年齢層は20台後半がメインであり、その年齢層にとって200万円後半のモデルは手が届きにくい。そしてその一方で中古の先代TypeRが安く、ふんだんにあるのでそれを買ってしまう。先代のTypeRを買った層は今30台がメインで結婚や、出産という人生の変化の中で新しいTypeRを選択しにくくなってきている。
RX-8を買う層はまさに20台にRX-7に乗っており、スポーツクーペに乗り続けることが困難になってきたスポーツカー好きに対して、RX-8は大きなsolutionを提供しているのだ。
それにしても、S2000にRX-8、アコードEuro-R、レガシー、どれをとっても世界に通用する、誇れる車だと思う。そんな車にちょっと頑張れば乗れる日本て国に生まれて、本当に良かった。
すっぱいだーまーーん
minority reportが見たいんだけど、すべて貸し出し中でどーしても借りられない(^^; 仕方ないので、今日はスパイダーマンを借りて観た。2002年のNo.1hit movie。あのハリポタも、Load of the Ringすらも及ばない、全米No.1の映画である。もちろん、BATMAN同様、日本では受け入れられなかったはずだが、観た感想としては、やはりエンターテインメントだなということ。ストーリーはシンプル、シリアスだったり、コメディだったり、恋愛ストーリであり、アクションもある。わかりやすいから万人に見やすい。それが興行成績につながるんだろうなと思った。まあ、1800円払う映画じゃないけど1000円くらいなら見てもいいかなという気になるでしょう。アメリカは映画1000円だからね。
今、凄く期待しているのは charlie's angel full-throttle。これも同じ理由で、ストーリーがシンプル、コメディあり、シリアスあり、アクションあり。英語も簡単でwitに富むので見てて楽しい。出来ればDVDで英語字幕付きで見たいものだ。
そうそう、勤続10周年記念で、会社からDVD player(DVP-NS530)貰いました。PS2のワイヤードリモコンから解放されて喜んだんだけど、なんか使い勝手が悪い。なんでイジェクトボタンがディスクトレイから離れた右側についているの?とか、早送りがうまく出来ないとか、リモコンのボタンの位置がなじめないとか、ちょっとなあー。まあ貰いもんだからいいんだけどー。5.1chシステムが欲しくなった。プロジェクタもね。
[06/05/2003]
はったりチャージャー「バビューン」
という製品を知らないだろうか。これはエンジンルーム内にスピーカーのようなものを取り付け、アクセルにあわせて「タービンの音を奏でる」という、まさに究極の気分チューン。残念ながらブローオフバルブの音までは再現できないが、「ヒュイーン」というタービン音が楽しめる代物だ。その製品コンセプトとともに、ネーミングの妙が光る。
宇宙戦艦ヤマト
という名作アニメを知っているだろうか? 会社の後輩が、ガンダムは知っているがヤマトをあまり知らないという。デスラーは知っているが、デスラーの目的がわからないという。そこでかいつまんで説明してあげた
デスラーがすむガミラス星は滅亡の危機に瀕していた。そこでガミラスの移住先として遠く離れた地球を選んだのだが、ガミラス星人は放射能がないと生きていけない。そこで遊星爆弾という核ミサイルを雨あられのように地球に降らし、放射能汚染することでガミラス星人がすめる環境を作ろうとした。地球はなすすべなく、地表上で生きていけなくなったために地下に移住をする。とはいっても、地球滅亡まであと1年と迫ってきていた。
そんな時、イスカンダルから地球にあるメッセージを届けるために美しい女性、サーシャが地球へと向かってきた。しかしガミラスに終われ、傷つき、月(か小惑星)に遭難して命尽きる。そのメッセージとは、「イスカンダルには放射能除去装置コスモクリーナーがある。イスカンダルへ行くための宇宙船を作るノウハウを地球人に伝える」というもの。ノウハウとは、ワープ(瞬間空間移動)が可能な波動エンジンと、波動エネルギーを使った驚異的な破壊力を持つ波動砲の設計図である。
地球人はこの波動エンジンを搭載した宇宙船を急造する。この宇宙船のベースとなったのが太平洋戦争で九州沖に沈没した戦艦大和である。大和は宇宙戦艦ヤマトに生まれ変わり、コスモクリーナーを得るために一路イスカンダルへと向かうのであった。タイムリミットは1年。「地球滅亡まであとXX日」という名せりふが逼迫感をあおる。
さて。ここでいろいろな問題が出てくる。なぜ、イスカンダル人サーシャはコスモクリーナーを直接持ってこなかったのか。多分大きすぎて宇宙船に乗らなかったのだろう。なにせ、その時イスカンダルにはサーシャとスターシャの女性二人しか生き残りがいなかったのだから。
次になぜワープを使って一気にイスカンダルへと移動しなかったのだろうか。説明はよく覚えていないが、ガミラスの妨害によりイスカンダルの位置が正確に把握できてなかったらしい。
さらにイスカンダルに近づくにつれて、ガミラスの攻撃がさらに激しくなってくる。それはなぜか。なんと、イスカンダルとガミラスは双子星で、お互いがお互いを回っているのであった!!そのせいで、ヤマトはイスカンダルに行く前に、ガミラス星を越えなければならくなってしまう。そこでヤマトはガミラス星を滅亡させてしまう。まあもともと滅亡に瀕していた星だが、完全に破壊しつくす。
イスカンダルに無事つき、コスモクリーナーを受け取る。帰り道はワープであっという間に地球の側だ。コスモクリーナーを作動させようとする時、デスラーの決死の攻撃によりコスモクリーナー自体が放射能に汚染されてしまう。つまり地球人はそこに近づくことができなくなってしまう。しかしそこを主人公・古代進の彼女、森雪という女性が命をはって作動させる。すると紫色した放射能が空気清浄機に吸い込まれるようにたちまち消え去るのだ。しかも森雪はなぜか生き返ってしまうのだ??そして地球は放射能が除去され、元の青い地球へと返りハッピーエンドとなる。
よーく考えるといろいろな疑問点が湧き上がり、ツッコミどころ満載の物語だが、さすがは松本零士。よく考えると深いし物語性も強い。
ヤマトがやはりエポックメイキングなのは、それまで子供向けだったアニメが、はじめて商業的に成功したことだろう。ブームが巻き起こり、映画やら、グッズやらでbig businessになったのだ。これは敏腕(?)西崎プロデューサーの力によるところが大きいのかもしれない。そしてスタッフが凄い。ガンダムを作った富野喜幸や、安彦良和が参加していた事実。そのあと数年後に、ガンダムがブームとなり、アニメ=子供向けから脱却していったのだ。
松本零士の名作といえば、銀河鉄道999、キャプテンハーロックがあげられる。特にハーロックは原作が重い。あの内容は、子供では理解できない深い人生の重みが込められている。そして、まだ全然完結してないし。人生とは終わりのない物語というのをあらわしてるようだ
[06/01/2003]
ディーラーめぐり
本日はRX-8とレガシーを見に、ディーラーめぐり。金曜日に会社を休んでしまい、その時に行こうとしたが、奥様が珍しく行きたがったので日曜日になった。まずはマツダのディーラーへ。考えてみれば、マツダディーラーに来たのは産まれて初めての経験。さっくりとS2000を駐車場へと入れると、ごくごく自然にRX-8へと案内されてしまう。そりゃ毛色的にはそうなるよね。さて、RX-8はといえば、2年前のnew york motor showで見て、そしてオートサロン以来。実車に触れるのはこれが初めて。
さて、まずは早速観音開きドアを開いてシートに座ってみる。フロントシートをベストポジションに合わせると、身長172cmの自分の座高では頭がルーフにすれそうになる。その状態でリアシートに座ると、ひざは十分な余裕があるが、やはり頭が狭い。ドアを閉めてみるとリアクオータウィンドウが小さく、しかもフロントシートのヘッドレストが前の視界をさえぎると、奥様の弁。トランクといえば、開口部は狭いものの、十分な容量あり。深さもあり、ヒンジも外側にあるので使い勝手は十分。
試乗はというと、予約制だというので来週土曜日に試乗することに。まずは走らないとね。
レガシー
レガシーの語源どおり、「名残、先祖伝来」という感じの4代目。見た目は洗練されたが、どっからみても、前の3代目とまったく系統のフォルム。まあそんなもんか。本当はB4を乗りにいったのだが、なんとまだ発売されてないらしい。試乗車はレガシーワゴンGT specBが丁度で払っていたのでワゴンGT、 260ps, 5AT仕様。
走り出して気づくのが、その足の良さ。最近のる車は全部が全部ボディがしっかりとしていて硬いので、足の良し悪しがすぐにわかる。GTはビルシュタインが装備されていたので、非常に足がスムースに動いて、奥様にも好評。感じはS2000のオーリンズと同じで、低速粋でピストンがよく動き、早い動きにはダンピングするような印象。とはいえ、コーナリングしてないので、究極はわからないが。助手席の奥様にも乗り心地は好評。
エンジン音もあの、好き嫌いが分かれるボロボロというボクサーサウンドはなりを潜め、普通。音圧も気になるものではなく、というかオープンカーは静粛性がないので、それと比べると非常に静かという印象。まあ待ち乗りとして考えれば静かに越したことはない。
さて、問題はエンジンだ。2.0Lシングルターボ、渋滞の中、2500回転以下だとアクセルを踏んでもトルクが細く、前に出て行かないが、3000回転ごろからぐっとトルクが増してくる。しかし、そのころはトルク過剰で、アクセルを抜いて、さらにブレーキで速度調整をすることに。まあターボ車は押しなべてそうだと思うのだが、アクセルで速度調整はできなくって、過給圧に対してトルクが出てくるからアクセルで排気量をコントロールし、過給圧をコントロールすることになる。つまりワンクッションおかれてしまう。これって自分は運転しづらいなと思ってしまう。特にアクセルのオンオフが多い、街中ではちょっと厳しい。高速道路で常に過給がかかっている状態であればパワフルでいいとは思うのだが。まあこれは好みの問題だと思うのだが。できればスーパーチャージャーか、排気量が大きいエンジンの方が合うのでは。実際、BMWは排気量、ベンツはスーパーチャージャーか排気量で実用トルクを稼ぐ方法をとっている。ベンツ C200 Kompressorはアクセルにダイレクトで凄いスムースに加速できたのに比べると、レガシーはダイレクトではない。これはエンジンがターボであることと、ATのシフトがマッチしてないからなのかも。
エンジンとATといえば、info-ECOモードというのがある。これは燃料消費率を優先させるモードで、ATのシフトスケジュールやターボの過給を変更するものだという。そして そのモードに入っている場合は"ECO"ランプがつく。しかしそのモードでもアクセルを踏み込むとすぐに消えてしまう。そこから類推するに、アクセルを開けると加速優先(info-ECOモード解除)になるようだ。ちょっとフェイクだなと思うのは、10-15モード燃費等はすべてこのinfo-ECOモードのものらしい。数値的にはかなりいいので、相当アクセル開度を気にして燃費走行しないと数値が伸びないのかも知れない。ただ、前のモデルに比べればずいぶんと軽量化されているので、その点は評価できる。
あとハンドルのフィーリングもちょっと節度感が薄いなとも思う。まあ、些細なことではあるが。
今回はワゴンだったので、B4の試乗車が入った時点でもう一度試乗したいと思う。その時はspecB、5MTがいいな。
逆境ナイン
島本和彦は学生当時結構好きだった漫画家。独特の世界観を持っていて、面白かった覚えがある。このコミックは読んだことはないが、このレビューを読み、後世に伝えたい漫画だと思った。ネーム(せりふ)に魂が入っている!
「星か…この宇宙のどこかでは今もお互いの星の運命をかけて壮大な宇宙戦争が行われているんだろうなぁ…それに比べりゃ、たかが野球!まだまだ…まだまだ…!どうにでもなるさ…!なあ、宇宙よ!!」
これを読んだら、ほんと小さなことで悩んでいたことに気づく。ウツも吹っ飛ぶぞ!
[05/25/2003]
パーシャルから
本日は知人を訪ねるため、久々に八景島の方へと車を走らせた。ルートは第3京浜から横浜新道、そして横浜横須賀道路。そのいきずがら、横横の合流で後ろから平べったい車が迫ってきた。
フェラーリだ!
しかも2台、前はフェラーリF355の黒、そして後ろはF355 Spiderの赤である。2台揃ってのドライブか。しかも歳の頃は50前後のいいおじさんがのっている。料金所にも2台揃って入る。後ろのスパイダーが出るまで、前のF355は待っていた。スパイダーが料金を支払い終わると同時に。
アクセル全開(笑)
チタンマフラー(推測)が奏でるV8サウンドが「おりゃあふんでるでぇ!!」を主張する。V8 3500cc, 5valve (ゆえに355)、380馬力全開である。2基のエンジン音が重なり、ハーモニーがすばらしい。直列4気筒 2000cc、250馬力全開で追従する(笑)
前が詰まっているときは大人しく走り、そして前が空いた瞬間にアクセル全開。パーシャルからのトルクが違うなあ。問題は人には言えないくらいの速度が出ているらしく、となりの奥様からの厳しいチェックが入る。とはいえ、早すぎるからメーターなんて見てる暇ないぞ。
帰宅途中
帰宅は八景島から湾岸にのり、第3京浜に行こうと考えたが、このルートではいけなかった。そのため、大黒埠頭Pに一度入り、Uターン。再びベイブリッジを経由することを試みる。このベイブリッジを超えたところの分岐のところで事故渋滞、ゆっくり走っていると横から割り込んでくる車が2台。一台はクラウン。しゃーないなー、入れてやるか。2台目は入れたくないなあと思い目をやると、シルバーのフェラーリ 575M マラネロ!割り込んだかと思うとアクセル全開で前走車にぴったりくっつく。おいおい、かなりやるきだなあ?
おおきなくだり右コーナーを左車線に移り、またアクセル全開で抜いていこうとする。そこへ一般車がヘロヘロと後ろを見ずに左車線に移ろうとし、マラネロの進路をふさぐ!! たまらずブレーキ、一瞬姿勢が乱れ、タックインを見せるがそのまま右車線へとうつり、アクセル全開。V12エンジン、5750cc 515馬力、トルク60kgmを使い一気に加速。見る見るうちに小さくなっていく。
はぁー、世の中こういう人もいるんだねえと感心した一日。でもマラネロは一般車との間合いが悪く、交通を乱していたので気をつけてねえ皆さん。
S2000でフェラーリに勝つには?
狭い世田谷ロードでぶっちぎりだ!赤帽の軽バンが最速だがなっ!
[05/23/2003]
仕事関係でblogをリサーチしていたら、はてなというサイトを見つけた。これは「人力サーチエンジン」を標榜する、新しい?サーチエンジンだ。人力というか、他力本願というか。「そんなの人に聞かずに、自分でサーチしろよ」なことをそんなこといわずに嬉々としてやってくれる、暇人、おせっかいな人が代わりにサーチしてURLを教えてくれる、便利なサイト。そこまでは結構ありがちだとは思うが、画期的だと思うのは、currencyの概念があること。つまり、サーチを頼んだ人はサーチしてくれた人に対して、ポイントを分配、支払う義務がある。その額は数十円相当である。104番と同じのりであるというが、NTTと違い、専門の人をhireして用意するわけではなく、基本はボランティアである。考え方は休んでいるCPUを使い、分散処理をするGRID COMPUTINGと同じかも。
さて、早速調べてもらったことがある。それは「禁煙、または分煙しているレストラン・飲み屋」である。すると以下のサイトを教えてもらった。
全面禁煙レストラン (携帯・PC用)
こりゃ使える!意外と登録されているし、数件は見つかった。
健康増進法
5/1より施行された、健康増進法。すばらしい。この勢いでアメリカのように屋内を全面に禁煙にすべし。だいたい、へんな話しだよ。屋内ですうんなら、通勤電車の車両でも同じなのにさ。どっちにしたって、煙が嫌いな人には迷惑な話なんだから。自分は健康被害なんてことはいわない。臭いのがいや。風呂に入ってない、浮浪者が隣の席に座ったらいやでしょ?
blog
track back pingかあ・・・ Ted Nelsonのhyper linkの概念をようやくwebで実現できるようになってきたということだね。
ちかじか、このEXTERNETもrenewalして登場予定。その名も
「のまのしわざ reactivated」
復活ののろしはここから。
[05/18/2003]
結婚式
本日は奥様の親族として結婚式に参加。パークハイアットでの華燭の宴はまじで華燭だった。今回の新郎は酒類関係の会社勤務、そして新婦はJALすっちー。新郎側は酒類業界関係者が揃い踏み。新婦友人席には現役すっちーが揃い踏み。
すっちーといえば
制服。だが、だからといって、余興をやる際に本当に「制服に着替える」とは!なんでもJAL伝統で、機内アナウンスをもじって言葉をおくるらしい。"Attention please, ..."からはじまり、まさに本物の機内アナウンス。しかしその内容はちょっと。
「奥様のご機嫌が悪くなった場合におかれましては、シャネル、ルイ・ヴィトン、グッチ、エルメスなどを早めに買い与えてくださいませ」
「プレゼント」という一般名称ではなく、具体的な高級ブランド名というのがさすがはすっちー。
すっちーといえば
ドラマ GOOD LUCKが有名。だが、その余興の際のBGMはなぜかフラッシュダンス。「スチュワーデス物語」のテーマ曲である。古すぎないか?よく考えると GOOD LUCKはANAだったのだ。さすがはJALすっちー。
すっちーといえば
英語。余興の最後はまた流暢な英語の機内アナウンスで締めくくる。ANAの機内アナウンスはオレの方が発音はいいなと思ったが、JALはまさにnativeの発音。あまりに流暢すぎて、かなり嫌味。
新婦のスピーチ
最後に両親への挨拶が新郎新婦からあった。新婦いわく「職業柄、第一印象だけはいい私ですが、今後もご両親の印象が悪くならないように務めます」とのこと。おおいに会場の笑いをとっていた。さすがは現役すっちー。
最終的に
JALすっちーの余興に戻る。余興の最後は「家庭の安定を保つためにも、旦那様の出世が必須です」で締めくくった。出世もなにも、旦那様は社長の息子で次期社長なんですけどね、これ以上の出世がどこにある??
そんなこんなで、旦那の酒会社関係のわるーい旧友たちは結構ひいていたように見えた。酒会社の給料、安いからねー(^^)
すっちーに幻滅した一日。あ、でも奥様は人が良さそうでした(フォロー)。
[05/11/2003]
photo of the day
このなんて変哲もない世田谷の路地の一こま。よくみると、、、左側に「消火器」がおいてあるが、この通りの突き当たりのT字路にも消火器がおいてあるのだ!!この距離約30m。そして実はこの手前50m地点にも消火器があった。つまり、僅か80mの間に消火器が3本!!!
消火器には「地震だ!!火を消せ!!」と書いてある。推測するに、このあたりの世田谷の路地には消防車が入らなく、消火器が配置されているのではないか??
うちの近くにはこのように消火器が路地においてはいなかったが、アパートに必ず設置されていた。よく考えると消火器程度で火事を消し止められるとは到底思えないのだが。まさに焼け石に水。恐るべし世田谷区。
シビック
ながらくお世話になった、完成されたサーキット仕様シビックを泣く泣く売りにだしました。準備の様子はこちら。ご興味のある方はガレージグループ4までお問い合わせくださいませ。
[05/05/2003]
引越し一周年
昨年世田谷に引っ越して、無事に(?)1年が過ぎた。この1年の間にあったことと言えば、色々ありすぎたが、ようやくみょうちくりんな世田谷の道にも慣れ、このGWはS2000に毎日乗ってあっちゃこっちゃへと出かけていった。
さすがに夏に子供が産まれるとあっては、どうしても子供連れに目が行ってしまう。しかし、どこにいくにしても公共交通機関が不便な東京(というか、日本)にあっては、車に依存する生活となっていまう。ベビーシートの義務化とかが追い風となって、ミニバンブームも起きるわな。ベビーカーにベビーシートを取り付けるとなると、4ドア(以上)に、トランクスペースは要求されてしまう。フィットが売れるのもよく理解できる。
公共交通機関
New Yorkの公共交通機関はすべてNY市の統制化にある。MTAという会社は、すべての地下鉄、すべてのバス路線を管理している。料金は一律$1.5、距離にかからわらず、どれだけ乗り換えてもこの値段。そして特筆すべきなのは、地下鉄からバスへの乗り換えが無料なのだ。これは manhattanの構造上、距離の長い南北を結ぶのが地下鉄、距離の短い東西を結ぶのがバスというすみわけがあるため、ナナメに行く場合は乗り継ぎが必要となるからだ。
1960年代までは地下鉄は数社(3社くらい)で競争していたが、同じ方面に同じようなラインが走っていたため非効率的だったらしい。それを市がすべて統合、不必要なラインを廃線にして効率化を行ったという。それを行ったために今の低料金で効率よく移動が可能なのだ。
さらにそれを補完する機能を果たしているのが、タクシー、通称 yellow cabである。このyellow cabは市が認定しているもので、色は黄色、ボンネットには許可証がリベットで打ち付けられている。初乗り$2、深夜料金が50cents増しの$2.50という非常にリーズナブルな価格設定。しかも距離に応じての上がり方もまろやかで、マンハッタンを端から端まで走っても$20くらい。ちなみにマンハッタンからJFK国際空港まで$35くらいである。
さて。マンハッタン内の路上駐車はというとこれは非常に面白い。路上駐車が可能なところはあり、そこはびっしりと停まっているのだが、いわゆる幹線道路にはまったく停まってない。幹線道路は駐車違反が非常に厳しく、問答無用、速攻でレッカー移動されるのだ。これの目的は明らかで、公共交通機関の車両、バス、タクシーを円滑に運行するための措置である。さらにeast river沿いにはhighwayが走っており、無料であり、場合によってはタクシーはこちらのルートを使う。
地下鉄はといえば、例えば6 trainはlocal stop(各駅停車)、4 trainは expressとなっている。しかしこの区分の非常に緩やかである。というのも、例えば電車に遅れが生じた場合、よくあることだが、客は多く待ち、乗降に時間がかかり、さらに遅れるというのがパターンである。なんとこれを解消するためにいきなり localが expressになることがあるのだ! local/expressの両方が停まる駅で突然次止まる駅はXXだ、途中は止まらないとかいって、乗客はぶーぶーいいながら降りていく。
逆にexpressが突然localになることもある。元々時刻表がないし、24時間運転なので、駅の乗客のたまり具合や運行状況を考えて adaptiveにするところは非常に先進的だと思う。adaptiveなので、例えば突然ブロードウェイに穴があいて、その直下にあった地下鉄に道路がおっこちてきたとしても、トラブルもなく、すっと折返し運転に切り替えられてしまうのだ。それともこれは risk managementというのか。非常に先進的だ。ただ、やっている人間がちょっと太った黒人の労働者や先進的ではない、ふるーい車体でやっているのを見ると非常にgapを感じて興味深い。ちなみにバス、地下鉄、タクシーすべてが24時間営業である。
話しが長くなってしまった(^^;
ようは東京は世界一の大都市にもかかわらず、公共交通機関がNew Yorkの1960年代以前の状態ということ。考えてみよう。私鉄、JR、都営地下鉄、営団地下鉄、バスをつかって乗り継いだ場合を。あっと言う間に片道1000円。タクシーを使えば近距離でもあっというまに1000円。夜は終電・終バスがあるためにタクシーしか移動手段がなくなってしまう。しかし遠距離通勤のためあっと言う間に1万円〜2万円。よっぽどホテルに泊まった方が安くあがるというおかしな状況なのである。
そんな前世代的な都市が東京であり、日本の都市計画なのである。
この不便な交通機関から逃れる唯一の方法が自家用車である。自家用車であれば、24時間営業。好きなときに好きな場所へ行くことが可能だ。例え自動車税をはじめとする税金がかかり、例え月額の駐車場料金がかかったり、時間貸駐車場料金を払うことになったり、高速道路料金を払ったとしても自家用車を持ちたい。そう思う人が大勢東京にいて、車はこの狭い島国にあふれるほど売れたとしても、まだまだ売れ続けるのであった。トヨタ、ホンダ、そして復活したニッサン。軽自動車メーカーのスズキ、ダイハツと、とにかくこれだけの世界的な車メーカーがこの国にあるということは、単純にメーカーの力だけではなく、この日本という国のシステムの特異性により生まれたのかも知れない。
ファミリーカーという幻想
日本において、ファミリーというものは崩壊しかかっている。ファミリーとは家庭であり、両親と(いれば)子供から成り立つ、社会生活の最小の1ユニットである。さあ、ファミリーで生活する場所は普通は家であり、これを「世帯」と呼んでいる。
さて。父はどうだ。父はいくら共稼ぎ率が上がったとはいえ、というよりも専業主夫(ヒモ)というのは非常に率が低く、おおよその場合は稼ぐために外へ出ている。通勤時間は長く、会社にいる時間も長い。つまり家にいる時間が極端に短い。そうなるとファミリーの構成員が全員揃う時間は平日はほとんどなく、休日だけとなる。休日ともなれば、買い物に、レジャーにへとどうしても家の外に出る必要がでるのだ。
ここで整理しよう。平日はファミリーの構成員全員が家に揃わない。休日にファミリーの構成員全員が揃うが、時間をすごす場所は家ではなく外である。
そしてこの外へ出るための移動手段として必要になってくるのがファミリーカーなのだ。考えても見よう、赤ちゃんや子供連れのファミリーが電車、バスを乗り継いで移動することを。電車は混み、通路はせまく、ベビーカーすら邪魔である。段差は多く、エレベータやエスカレータも整備され始めているが、まだ不十分だ。そこで燦然と煌くのがファミリーカー。ベビーシートを装着し、ベビーカーをトランクに載せ、好きな場所に好きな時間に移動が出来る。予約も必要なく、子供が寝たとしても、いったん載せればあとはらくちんだ。
はー幸せ。ファミリーカーがファミリーの幸せを運んでくれる・・・
だから、ファミリーカー選びは非常に重要なのだ。さあ、どのメーカーのどの車種がいいかなぁ?
なんて考えている人がほとんどだ。土日にディーラーにいって、カタログみて、試乗して、見積もりだして、、、あ、選挙いくの忘れた。
日本国民に告ぐ。あななたちは騙されている!!
そもそも車が幸せなんてつれてこない。車が走る道路に愛はないのだ。公共交通機関が安く、便利で、快適であれば別に自家用車なんて必要なくなる。ファミリーカーの広さや装備にこだわって、道路が狭いとか、渋滞だとか、ETCで料金所スピード通過だなんて、道路族議員の思うツボ。はいはい、どんどん道路作りますよ、渋滞なくなりますよ。うそばっかである。いくら道路を作っても渋滞はなくならない。
ファミリーが今行わなければならないこと、それは自らの腹を肥やすため、今の公共交通機関の不便をあえて提供し続け、道路を作りつづけている政治屋どもを一掃することなのだ。現政権を倒し、都市計画を、交通計画をやりなおせ。ジークジオン!
まじめに
社会生活の最小ユニットがファミリーということをいったが、それでは一番大きな単位とはなんだろう?それは国である。国の構成員は国民であり、国民なくしては国は成り立たない。しかし日本という国はどちらかというと国という単位が先に存在し、その中に暮らしている日本人という人種が国民という成り立ちをしている感が強い。そのために日本人以外の人種、国籍に対してのシステムが整備されてない。
勘違いしてはいけないことがある。日本は世界でのNo.1 countryではないのだ。経済規模の大きさや、いくつかの日本企業は世界で通用するが、それは日本国民それぞれの犠牲の上に成り立っている。税収は国民からの搾取であることを忘れてはならない。年収がいくら多くなっても、生活が楽になった感じがしないのは、搾取されているからだ。そのために生活はいつまでも二流。そして政治は三流のままである。
東京都
がやはり凄いと思うのは、自動車税。なんと低公害車は3割減、ハイブリッド車は5割減である。一方でディーゼル等は過重課税である。自動車税は地方税なので、都が独自に規定することが可能だからであろう。ロードプライシングで都以外からの車の流入に十分な料金をとり、その税収で首都圏内の鉄道、バスを統合した一大企業を作り上げる。さすればわざわざこれ以上道路を作らなくともよいはずだ。鉄道、地下鉄も24時間営業にすれば終電時のラッシュはなくなるし、飲食店だって24時間化し、おおいに賑わう。山手線内だけでもいいからそういった大きな変革が必要な時期に来ている。
[05/04/2003]
OpenMG
のバージョンアップが出来ない。どうやったらというか、どうせいっちゅーねん。まったくもー。
(05/18/2003 追記: 3つほどパッチをあてて、バージョンアップできた)
[05/03/2003]
時代が進歩
今日は憲法記念日。護憲だ、違憲だ、なんだかなーな争いがさらっとTVで流れていたが、憲法なんて人が決めたもんなんだから、使いいいように変更すりゃあいいでしょうにね。国会は唯一憲法を変更できる、立法機関なんだから。解釈がどうたらかあたらなんて、文学の感想文じゃないんだから、複数通りの解釈ができる曖昧なものは明確にすべきでしょう。
それはともかく、今日はとにかくやりたいことがひとつ。それはCDを借りに行くということ。実は2000年の7月を最後にCDを借りるのがすっかり止まっていたのでした。音楽はCDを購買するか、インターネットでgetするか、streamingで聞くかのどれか。まあアメリカにいってたせいでCDを買うという習慣がなくなったというのもあるが、インターネットへの依存性が強くなったのは否めない。
とはいうものの、どうしても録音したいものが出た。それはGUNDAM SEEDの主題歌(^^; いや、現在うちでは最高に盛り上がっているTV番組なんですよ、これが。一方で昔からのファンなglobeの新曲も是非聴きたい。LightsまではWinMXで落としていたんだけど、最近はどうも落とすためにはメッセージをやりとりしたりと面倒なことをしなきゃいけないので、落とせてないでいたのだった。家のそばの徒歩でいける元tsutayaへいったが、なんと全然おいてない。どうしても今日、今すぐ聞きたい!きいて、CD-RにMP3を焼くんだ、焼いてすぐにS2000で聞くんだ!とばかりに、S2000でちょっと遠めなtsutayaへといってみた。
コピーコントロールCDってのはウワサには聞いていたが、はじめてものを見てしまった。なんじゃこりゃ。自分の用途にばっちりとひっかかってくる。CDからPCでrippingして、MP3化してHDDに保存。そしてそれをCD-Rに焼き、車のMP3対応CD playerで再生。これが出来ない。今回のGUNDAM SEED系はSME(Sony Music)のレーベルゲートってので、やっぱりひっかかって来ている。webで調べるとcheck out(他の機器に持ち出すこと)は、
MG(マジックゲート)対応のポータブル機器(例:メモリースティックwalkman, network walkman, NetMD)
に限られている。もちろん、CDのコピーも出来ない。ええ、ええ、出来なくてもいいんですよ。目的を果たせれば。でも今までできた目的、車のMP3対応CD Playerで音楽を再生することはできないのだ。
むかっ(怒)
もしも車で聞くとしたら、マジックゲート メモリースティックシステムアッププレーヤーを買い、さらにMGメモリースティック(通称:白メモステ)を買うこととなる。一体いくらだ?? 軽くMP3対応CD Playerを越す。しかもデザインがシェーバーのようで物欲がそそられるどころか、萎え萎えだ。
レーベルゲートCDの謎
それでも無理やりレーベルゲートCDってのを借りてきた。Sony MusicのCDはこの方式らしく、売りは「パソコンでの再生は原則有料になります」のシールが表にでかでかとはってある。PCでの再生はインターネットでお金を払う手続きをして利用する。不自由な上に金取るとは、なんて商売しやがるんだ。と思っていたら裏面の注意書きには
・・・但し、1回目に限り\0とさせていただきます。
ん?それって無料じゃん。ということでレーベルゲートCDをPCのCD-ROMドライブにつっこむと自動的にプログラムが起動して、登録から、レーベルゲートCD対応プレイヤーの「MAGIQLIP」がインストールされて、ライセンスがダウンロードされた。結構簡単じゃん。ただなので、別にお金を払うための手続きとしてカード番号が要求されるわけでもなし、ただe-mail addressだけを入力すればそれで済んでしまう。
しかし問題はこれかららしい。PCで再生するのはこのMAGIQLIPを使えばいいが、ここからポータブルプレイヤーにcheck outするには OpenMGを使う必要があり、自分のVAIOに入っているOpenMGはバージョンが古いとの警告が出ていた。じゃあ、どうやって、OpenMGをバージョンアップすりゃあいいんじゃ?
(VAIOサイトのサポート情報を調べる)
(OpenMGのパッチをダウンロード、インストールを試みる)
(バージョンが違うとエラーがでて終了)
むかっ(怒)
ほんだらばー、なにすだっらよかたい?(どこの方言??)
あーもーユーザーに不便ばかりかけて、ひとつもsolutionを提供できない、このやり方は滅びるぞ。今はまだお金とってないようだけど、「原則有料」とかいったら、CD離れが加速するだけで、ユーザーはもっと簡単な方法をアングラでgetして益々お金を払わない方向に行きかねない。時代は進歩しても、レコード会社は全然進歩してないじゃん。むー。
玉置成美
のCDが売り切れだったーーー。買おうと思ったのに、ないんじゃかえねーじゃん。金ならもっているぞ、1000円ならなっ!
[05/02/2003]
ぼちぼちと・・・
S2000を更新してます。ご興味のある方はどうぞ(^^)
そういえば・・・
さいきんずっとS2000のことばかりやっていて、頭の中はS2000一色。現実逃避?それともやっぱなんかおかしいのか??と思っていたら、ある言葉を思い出した。昔、自分は「メカフェチ」と呼ばれていたのだった。メカフェチだから、実より名をとってしまうクセがあるようだ。速さよりもカッコよさ(当社比)。速さを追求するならもっと早いクルマはわんさかあるんだけど、F20Cエンジンは9000回転からレッドゾーンだとか、8秒で開閉するオープントップだとかにシビレてしまう、おかしな自分がいるわけだよねえ。あーあ(^^;
戦闘終結
SARSに目を奪われて、すっかり存在感のなくなったイラク戦争だが、President Bushいわく、"major combat and operations in Iraq ended..." だそうで、"a lot of site which may contain chemical weapons will be investigated"だとか。湾岸戦争と違って終結条件が明らかだった今回は、やはり早期終結したね。でもそのニュースの影に隠れて、イスラエルが相変わらず戦闘(戦争)を行っているのは大きなニュースにならない。アメリカがやるのは戦争で、他の国がやるのは戦闘なのか?規模の大小で戦争か戦闘かが決まるのか?メディアの報じ方に相変わらず疑問を感じる。
平和な話題
暗い話題ばっかではなんなので、平和な話題。NYに住む友人からの生(?)写真。
[ヒットで出塁したイチロー]
[長谷川からヒットを打った松井]
です。New York Yankees vs Seatle Mariners3連戦の第1戦目の一こまですな。NHKでLIVEで放送していたのを見てたけど、本当の生で見れるとはうらやましーーーーーっ(^^)
[04/06/2003]
桜の開花といえば・・・
靖国神社です。この写真は3/31のもの。会社を休んでプラプラしてました。
それはおいといて、昨今の戦争の中にあって、太平洋戦争とは切っても切れない靖国神社に行くと、否がおうでも色々なことを考えさせられる。
インターネットをやっていて、タブーなのは「政治、宗教、タバコ」が3大触れちゃいけない話題だと感じている。政治の中には当然戦争ってのが含まれていて、戦争に賛成だー、反対だーってのをはじめちゃうと、泥沼にはまること必至。なのでそれは触れないのが一番。もちろん頭の中では色々な思いが渦巻いているのんだけど、それを全部出したらはまるのは目に見えている。なので、少しだけ・・・
大戦略デラックス
ついにバグダット攻略となってきた。最近のイラク戦争で思うのは、まさにこれって、我々が遊んできた大戦略系のシミュレーションゲームだなということ。湾岸戦争は明確なゴールがなく、散発的に軍事施設を破壊して、数ヶ月の後に停戦協定という、大戦略系シミュレーションには無い終了の仕方をしていた。しかし、今回は明快。
首都バグダットを占領すること。
占領といえば、必ず「歩兵」部隊か、「戦闘工兵」部隊の役割。そう、生身の人間でしかできないことなのだ。首都の側にある空港制圧は、まさに首都占領のための大きなステップ。これが出来た時点でこの戦争はすでに終了しているといっても過言ではない。軍事的にはだが。
目的が明快なので、この戦争はもう長くは続かない。占領状態開始から1年ほどはテロや銃撃戦が繰り返されるはずだが、一度現政権が崩れればイラクはイラクではなくなってしまう。アメリカ進駐軍の制圧下による政治コントロール。まさに第二次世界大戦前後の日本と同じようなプロセスではないだろうか。
平和
ってなんだろうね。戦争が終了しても戦闘行為は続くし、戦争しようとしたり、戦争しているからこそ平和が成り立つこともある。
[03/28/2003]
photo of the day
温泉街での一こま
撃った奴いるだろ、おい!(^^;
ちなみに、左側の白い建物の奥の茶色の宿に泊まりました。その右側のちょっと高い2階建ての小さな建物は蔵を改造した部屋。結構いい雰囲気でした。が、撃たれるのはやだなー(^^)
[03/16/2003]
整理整頓
整理整頓からはじめましょう。過去を、今を、これからを。HP改装はじめます。
S2000のポテンシャル
そのままのタイトルだが、こないだS2000ではじめてミニミニサーキットを走ってきた。前日の夜に行くのを決め、当日の朝にヘルメットとグローブだけをトランクにつめて南千葉サーキットへゴー。その模様はガレージグループ4の方をごらんくださいませ。
タイヤはフロントノーマルのS02, リアがBBSホイールにSP9000という、スポーツラジアル。リアはすでにスリップサインが出ていたので前日に交換したばかりで、感触はS02よりも滑り出しがマイルドでグリップ力は弱い感じ。グリップ力よりも溝が肝心で、本当に溝がないと雨の第三京浜とか危なすぎる。よくFRは、S2000も例外ではなく、雨の日にスピン、クラッシュという事故が多いと聞く。流石に最近は無茶はしないので、雨や雪の日などのコンディションが悪いときはグリップを探りながら、おっかなびっくりで走っているからそうそう事故は起こさないと思うが、一度グリップを失ったらなすすべはない。そうならないためには、まずgive me 溝。
さて、そんな感じでタイヤを交換してミニミニサーキットへ行ったわけだが、走った後は全然話しが変わってきた。最終コーナーで早くアクセルを踏んで加速していきたいのだが、アクセルを踏むとリアがでてオーバーステアになる。1速は当然そうなるし、2速でもまろやかにリバースステアと転じてしまう。リアタイヤの横方向のグリップ力が足りないらしい。これは、、、give me グリップ力。
フロントタイヤはといえば、まあ十分とはいわないが、気になったのはABSが効きすぎるという点。最終コーナーの進入で十分に前荷重を乗っけて、そっとブレーキを抜きながらターンインをしようとすると、ABSが効いてしまう。多分、フロントイン側のタイヤがロックしているようだが、これでは素早い減速とターンインができない。逆にリアのブレーキは多分あまり効いてないような気がする。ヘアピンではどんなにサイドブレーキを引いても(もちろんクラッチは切って!)、リアがロックする気配がない。
ブレーキはリアを強めにして、フロントのグリップ力もあげつつ、リアの横方向のグリップ力を上げる。制動力をあげるために、フロントのブレーキもやっぱり強めにする。まあ、普通のジムカーナセッティングだね。道理でみんなフロント245, リア255のタイヤを入れるわけだ。さすがにそこまで入れると抵抗になる気がするのでやらないだろうが、フロント225, リア245位はバランスを崩さずにいけそうだ。16インチから17インチにすべきかどうかだけど、もしこんなミニミニサーキットを走るのであれば、16インチでいいかも。リアだけ17インチにしてトラクションをかせぐとか、やり方は色々かも。でもコストを考えるとなかなか思い通りには行けないのが、独身じゃないもののつらいところ。
足回りはといえば、これは危ない(^^) 動きが大きく、柔らかい。街中では舗装の継ぎ目を拾うくらい硬いのに、つまりは小さい入力ではダンパーが動かないのに、大きな入力では動きすぎる。小さい入力のときに十分に動き、大きな入力では減衰力を効かせて欲しいところだ。車高は少しダウンくらいでよくて、十分にストロークを稼ぐのが吉でしょう、このコースであれば。
とまあ、かなり色々と感じたけど、それでもインプレッサ、ラリー仕様の競技車より0.5秒早かったのは大健闘といえるでしょう。ジムカーナ仕様のシティより0.5秒遅いのが気になるが(^^;
ドライでシビックだと、S2000より軽く1秒は早いと思われるし、コースレコードのMR2にはあと2秒。実際、さっきいったことをやって、2秒縮まるかどうかはびみょ〜。シビックに追いつくことは可能かな?しかし、金かかりそうだ。
[03/10/2003]
ようこそ
ホームページだけど、そろそろリニューアルしたい今日この頃。
まずは最初のページが日記というか、つぶやきになっているのも唐突かなあと思うのでそれを変える予定です。
とはいえ、最近は自分にネタがないのでなんともはや、どうしたらいいものやら。
まずは棚卸からはじめます。
[03/01/2003]
恐るべしEuro-R part2
ええと、恐るべしはEuro-Rではなくって、自分でした。先代(初代)Euro-Rの情報が知りたくなったんだけど、当然Hondaのhomepageからは情報は削除されているし、そもそもそんなに売れた車種でもないからwebでの情報が少なすぎる。
別件で部屋の車カタログを整理したら、、、出てきました、初代Euro-Rのカタログ(^^; 一体いつ取り寄せたんだか、余りにも自分の抜かりない行動に笑えた。要は将来きっと情報が必要になることを見越して、webでカタログ取り寄せしていたらしい。怖い怖い。ということで、着々と揃っているのがNSXのカタログ(^^) ええ、もちろん今は買えませんとも。しかし、バージョン違いで3部ほどありました・・・ ついでにいえば、インテR、シビックRに至ってはマイナー前、後、無限カタログまで。ふーむ、これじゃあ、単なるRオタク。でもね、一部R34が入ってました。やっぱGT-Rは別格だからね。
もう3月
すっかりと昼間は春めいて参りました。薬のおかげで、朝の目覚めが悪い悪い。起きるとすっかりいい天気で暖かいのでした。鳥たちはさえずっているし、畑で猫は散歩しているし、ああ、のどか。
世の中
の流れがどうなっているかわからないけど、やはり感じるのは自分の生活の行動範囲の狭さかな。家と会社の往復、移動するのは決まった場所だけ。物理的な移動だけならいざしらず、internet surfin' までほとんど bookmarkの徘徊とmailのチェックしかしてないような。論理的な移動すら定型化してきた。生活、面白い?(自問自答)
変化を楽しむ、というのが自分のスタイルだったはずなので、毎日毎日同じことの繰り返し、まるで足踏みをするかのような生活ってのは耐えられない。時間だけが確実に進み、agingしていく。こわぁ。
よく過去のことを思い返すけど、やはり人生というか、時間は一方通行だなと感じる。同じことをしても同じような感覚ではないんだよね。環境も自分も変わっているから感じ方が変わるのは仕方ない。経済面と時間面と精神面での変化は大きい。
要領えないな
結局さ、何がいいたいかっていうと、例えば同じ車をもって、同じようにチューニングしている人があっちこっちにいて、そんな人たちのホームページを見ると、ああ、違うなって思う。まあ自分も相当EK9シビックにはつぎこんだような気がするけど、それ以上につぎこんでいる人たちがゴマンといるわけ。チューニングって、色々あって、 tune up, dress up, modify の大きく3種類に分かれると思う。そのうちのほとんどはパーツを買ってきて、つけて、変化させて、印象を、、というのが多い。でもサーキットのタイムで比較するならいざしらず、だいたいの場合印象で結論づける記事が多い。なんかOptionとか、REVspeedとか、色々雑誌があるけど、あの雑誌のミニ版というのかな。最近その手のチューニング雑誌もデータを載せるようになったけど、データは実験とは呼べないものばかりで信憑性がまったくない。実験ってのは誤差があるから、十分に多くのデータをとって、理論値と比較して、誤差が許容範囲かどうかを検証して、考察して、結論づけるものだから。
残念ながらそういうアプローチの記事がないから、読んでてもトリビアの泉状態で、「へぇーーーー」はあっても、それ以上ではない。とにかく感心するのは、すげー、みんな、お金つぎ込んでるよね(^^)
そこで感じたのはやっぱり結婚とは何かということ。
経済的、時間的、精神的な変化を大きくもたらしている。車に例えると凄いブレーキがかかっている。アクセルは相変わらずなんだけど、左足ブレーキ全開で全然前に進めない。別に結婚相手がかけているのではなく、自分がかけているのだ。それだけにちぐはぐだ。ブレーキかけずにアクセル踏まない方が、結果同じだけどずいぶんと気がすっきりするのだが。
ボディ剛性
結局一番ひっかかっているのはボディ剛性なんですよ。え、話しがとんだ?うーん、ブレーキの主要因は、S2000のボディ剛性。もしもS2000をチューンアップするなら、とにもかくにもボディ剛性をあげて、各ブッシュをぜーんぶかえて、補強パーツをてんこ盛りしてからじゃないと話しがはじまらん。となると、当然お金も相当かかるし、なによりボディ補強って、それだけではまったく早くはならないのだから、変化がみえずらい。しかし、ハンドリングのフィールが激変なのだよ。正確になるというか、動きがわかるというか。
S2000でボディ剛性あげるてっとり早いのがロールバーを溶接、そしてスポット増し。でもさ、そんなオープンカーってのもねぇ、、、結局そうなるとノーマルが一番バランスしているということに。その結果、今はガソリンしか入れたことない。あとタイヤの空気か。足回りだけをセットアップするにしても、ボディがなあ、、、ガタピシいっているようじゃ何やっているんだかワケわからんになってしまう。
なんてことを日がな一日考えて、悩んでいる今日この頃。自分の人生はほぼ車人生ってカンジか?行き過ぎ。
たまにはまじめに
最近読んでいる本を紹介。まずは「ネットコミュニティビジネス」。これはさすがはネットワークサービスビジネスなんちゃらという部署だけあって、部長からはじまりあっちこっちで読まれていた。内容は2ch主催者、ボトルメール、関心空間等、コミュニティにまつわるビジネスモデルのありかたというか、実績と、それらの仕掛け人の解釈が載っている。
はっきりいって、コミュニティがビジネスになる、、、というのは幻想で、結果論としてコミュニティがあったからビジネスが生まれた事例があるよという、まあ当然の話し。しかし2chの話しも、ボトルメールの話しも面白かった。これはすでに心理学的な要素がほとんど。それだけに面白い。あとは出会い系が究極のコミュニティを生むんだけどなあ、それには触れられず。不真面目にやればビジネスチャンスなんてあるんだけどね、聖人君子的にやろうとすると足枷が多すぎる。
「国を滅ぼした国防方針」
一撃で眠くなること間違いなしの本。明治の日露戦争後の国防方針についての分析、政治情勢、国際情勢を解釈している本。書いている人が防衛庁出身の人だけに信憑性があるんだか、ないんだか、右なんだかどうなんだか。
これ読むといかに日本の教育の中で近代史が弱いかが露呈する。日露戦争と満州事変とかの字づらは知っていても関係性とかぜーんぜんわからんもんね。でもこの本を読むと、どうやらその辺の事情が少しはわかる糸口がつかめる。しかし、あと4,5冊はこのへんの歴史の本を読まないと解けなさそう。
この本で一番面白いと思ったのは、当時を分析して実際の国際情勢と、国防方針、および国外へのアピールの仕方がずれていたという指摘をしている点だ。例をあげると、日露戦争に勝って、北への進出(侵略)をするというのと、その前に得ていた台湾等の南方方面への進出と、どうするんだーというときに、結局両方やるということにしたけど、実際には国力が足りないからどっちかにシフトするしかないから実際にはどっちかが手薄になる、でも諸外国は実際に脅威に感じる。外交方針と国防方針が食い違っていたということだ。なんだか、今もそんなことをやっているような気がしてならない、日本ってくにゃぁ。
「ゲーム理論」
フォン・ノイマン博士おそるべし。
現在のコンピュータのCPUの開発者であるノイマン博士が提唱したゲーム理論。理論でbestのchoiceは何かがわかるというもの。中学生の時、ゲーム大好きだったので一度読んだが、理解不可能だったが、今はよくわかる。でも世の中わかっちゃいるけど出来ないことだらけなのだ。
四角い頭
日能研の「しかくいあたまをまるくする」シリーズを知っているだろうか。電車の広告である、あれだ。いまのいままで、中学受験をクリアしてきたことを自負している自分にとって、あんな問題は朝飯まえだ・・・と今まで思ってきた。
それが、昨日、ついに崩れた。問題自体が2,3度読まないと理解ができない。しかも2問あるうち、2問目が解けないのだ。算数なので、公式でも導入すれば解けるだろうと、家に帰って30分かけて解いてみた。回答をwebで見た。
間違えた。
なんたる屈辱、一体どこの中学の入試問題だ!!
母校だった(--)
ああ、よく入れたなあ。算数というか、知能テストに近い問題だったのだが、それで当時の入試問題を思い出した。やっぱり算数は知能テストみたいなへんちくりんな問題が出て、解けなかった覚えがある。
社会にいたっちゃ、思いっきり筆記問題。問題は
「ダムについて思うところを書け」
電力、水供給の必要性、開発の規模の大きさ、環境破壊の大きさ、電力や水供給の予想と実際の差、そりゃあ、いまだったらいくらでも書けますとも。でも当時小学6年生なんですけど(^^;
いまであれば
「原子力発電所について思うところを書け」
だろうか。ひび割れある原子力発電所って、どうかと思う。
[02/25/2003]
恐るべしEuro-R
月曜日に会社を定時あがりして、ホンダクリオ砧店へとAccord Euro-Rの試乗にいってきた。砧店にはあると友人から聞いたので、電話して確認をしていった。
いくと早速試乗。頭の中は「インテR,シビックRと同じエンジンで、車重が200kg重い」というのがあるから、鈍重だろうと予想して走り出す。
駐車場の段差を越えた瞬間から違和感。ぜんぜん違う。これはアコードじゃない。Euro-Rという別の車だと。
走り出す。エンジンはスムース。普通に走る分には何も難しいことはない。4ドアのセダンでマニュアルトランスミッションというのがそもそもすでにミスマッチな感覚があったが、軽く正確な6速シフトと、アクセルに応答するトルクの立ち上がりがすっと車を前に進める。
軽い。
同乗した営業の人もよくわかっていて、「踏めるところがいいですよねえ、環八を下りましょう」といって、空いている環八内回りへと入る。そして加速。一瞬でレッドゾーン、2速へシフトアップ、加速が途切れない。あっというまに前走車に追いつく。ブレーキ。エンジン音が巧妙に室内へと入ってくるがそれが心拍と緊張感に直結する。間違いない、これはスポーツカーだ。
ボディ剛性を感じるが、サスペンションとブッシュはしなやか。S2000やEP3シビックR,EK9シビックRにあったあの突き上げ感はない。例えていうなら、BMWで感じた正確な動きをするサスペンションだ。こんなサスペンションが、ノーマル車のくせに出来るんだと、ある意味カルチャーショックを受けた。
本当に2.0LのNAであるとは思えないほどトルクフルで、ダッシュ力のある車。4ドアであることを忘れ去らせてくれる軽快さがあった。まじで惚れたよ。
なぜ売れない
さて、そんないい車。ディーラーの人いわく、売れてないらしい。試乗した人、すべての人がいいと絶賛するが、その評価が販売につながらないという。Euro-Rの試乗車は用意しているクリオ店はこの砧と立川くらいしかなく、横浜在住の人もわざわざディーラーに連れられて砧まで来たと言う(多分それは自分の友人)。
売れない理由は結構明白で、4ドアで赤ちゃんとベビーシートを載せたいと思っているポテンシャルユーザーは、当然奥さんも運転して欲しいと思う。その場合にMTじゃやはり二の足を踏んでしまうのだ。しかしホンダは絶対にATを出さないという。そして自分はそのポリシーはただしいと思う。セレスピードのような、(NAVI5のような?)MTベースの自動変速装置で、F1のような雰囲気であれば話しは別だが、身体障害者の運転を補助するために産まれたプラネタリーギア&トルクコンバータを使う現行のATではこのダイレクト感が伝わらない。つまり、存在意義をも否定してしまうのだ。
売れないか、存在意義を否定するのか。
厳しい選択だが、存在することに意義があると考えれば答えはおのずと明らか。メインの売り上げ頭がすべてミニバンにシフトしている今、NSX type R, S2000, インテR,シビックR,Euro-Rとスポーツカーをラインアップしつづけるそのチャレンジはホンダの気合を感じる。NSX type Rなんて、このご時世に売れるはずがないのに、また出して来た。というより、90sのスポーツカーが各メーカー撲滅したのに対して、マイナーチェンジするとはまさに不死鳥のようだ。そう考えるとEuro-Rが売れないのは「計算づく」ともいえる。それだけにディーラーの人も売れない理由を知りたいといいつつ、無理に売ろうとはしない。ラインアップされていることに意義があるのだ。
それと面白い話がひとつ。アコードへは結構BMWからの乗り換えが多いという。理由はいろいろあるらしいが、質感がよく、壊れず、燃費もよいという。価格はそして安い。アメリカと同じ評価である。アコードすべてがEuro-Rと同じボディとサスだったらなあ、20ELでも買うのに。
さて困った
結局Euro-Rのすばらしさを認識して、今までのマイ・4ドア車ランキング BMW318iを抜いて堂々の1位に踊りでた。ほんと、明るい車計画はどうしたものか(^^)
[02/23/2003]
S2000礼賛
ココロのリハビリするために、本当に久しぶりに上野原、奥多摩周遊道路、小菅村と走ってきた。この道路というか、この界隈は色々な車で走ったことがある。SV21カムリ、KP61スターレット、S13シルビア、GA2シティ、EF8 CR-X、EK9シビック。
S13シルビアはQ'sだったのでパワードリフトなんてできないどころか、ヒール&トーなんて決まらないのが80%ってかんじ。あの頃は下手だったなあ(^^;
このへんの道に一番マッチしたのがGA2シティ、もちろんジムカーナ仕様。軽量なボディと、OHLINSの足回りとレスポンスのよいエンジンで本当に軽快に走ることができた。道幅にもピッタリと合うし、3速4速を使って燃費も良かった。
EF8 CR-Xはクセが強かった覚えがある。元々ノーマルに毛がはえたKYB SRスペシャルかなんかのショックに、フロントSタイヤ、リアノーマルタイヤにメタルパッドというアンバランスなブレーキ。ブレーキを残しつつコーナーに入るとリアが外に出てくるのでスパっとハンドルを戻して立ち上がるという、ちょっと危ないけど楽しかった。低速コーナーはそれでいいのだが、80km/hくらいの中速コーナーともなるとそのままスピンモードに入ってしまい、フルカウンターでも立ち直れない、危険なセッティング。でもドライブはとっても楽しかったなあ。
EK9シビックはとにかくデカイ。うなぎのようにホイールベースが長すぎで峠には合わないなあ。特にフロントは移動用にスポーツラジアル、リアはSタイヤという組み合わせ、バネはハードに24kgとロールはしないのでヨーが発生しなくて、アンダーが強い。普通にドライブするには軽快で正確。GA2シティ同様。
そしてS2000。S2000のハンドリングとパワーは峠でどんなものかなあと思っていたら、感覚としてはEF8 CR-Xと同じ。どこふっとんでいくか分からないんだけど、限界内であればパワースライドが楽しめるし、ハンドリングは基本的に正確。ちょっとなにかふにゃっとしているものがあるんだけど、ブッシュか、タイヤかはわからないけど、そのへんもEF8に似ている。そして故意にアクセルを踏み込めばリアは簡単にスライド、的確なカウンターステアが要求されるが予想していればコントロールは容易。いや、峠は非常に楽しい。ただやはり車が重いフィールがあり、ブレーキとタイヤのグリップ力(縦方向)が見極めてない今は攻めるまでいかない。やはりオープンエアモータリゼーションを楽しむのがキャラクターかな。
そう考えると、S2000は車というよりもバイクという感じがする。9000rpmの高回転エンジンを6速ミッションで適切なギアを選択して、タイヤのグリップの中でスムースに走らせる。それがもっとも美味しい楽しみ方かなという気がした。東京じゃなく、山の側に住んで楽しみたいものだ。
小菅の湯
いつもいつもその側を通って、通るだけでstop byできなかったのが温泉、小菅の湯。今回は湯治が目的だったので家を2時にでて、4時すぎには小菅の湯に辿り着いていた。しかし、6時closeだそうで、それでも遅い方みたい。値段もそこそこ、タオルも貸してもらえるし、温泉自体もかなり広くて好印象。お湯のほうは美人の湯、アルカリ性のつるつるになるタイプ。露天風呂もあるし、ゆっくりと1時間ほど楽しんで出てきた。高速と峠を楽しんで2時間でいけて、風呂を楽しめるんだから、やっぱり平日に休むのはサイコー(^^)
また行こう。
[02/15/2003]
ココロの病気気味
見たままのタイトルです。花粉症と同じく、コップがストレスで一杯になって溢れ出てしまいました。くらーくなるのは一年に数日(正月近辺)というのが毎年のパターンだったんだけど、正月まで持たず、数日出社拒否状態になって自覚。普通の人と違うのは早い時期に自覚した点と、それをいいまくるその姿勢(^^) 普通は余りカミングアウトしないよねぇ??
ということで、さほど深刻な状況でなくとも会社の診療所へゴー。早速睡眠導入剤を一応もらう。1月後にもう一度状況を聞いてもらって、さらにナイスなくすりを貰う。なんと、肩こりに効く薬(^^) 調べてみると、緊張状態をほぐす効果があるもので、その結果として肩こりにもいいらしい。それは首の骨まっすぐ君な自分にはナイスな効果。しかし、目覚めても眠い。神経がリラックスしているので朝、慌てて出社しようという気にならず。のんびりとTVみて、支度して、出て行っている今日この頃。まあ薬の効果も、自分の症状も大したことないですよ。まあ風邪気味ってカンジ。
ストレスはストレスの入力、ストレッサーを低減させる方法と、たまったストレスを発散させるストレスコントロールと大きく分けて2つで少なくさせる。ストレッサーは会社の組織の問題なので、これはカミングアウト戦略で(^^) 周りに気をつけてもらう。ストレスコントロールは、、、やっぱり趣味と運動でしょう。となると、
走るしかない!
よく考えるとファミリーカーを買ったとはいえ、未だにシビックRは我が手中にあり。ほぼ完成の域に達したとはいえ、まだまだサスペンションを極めたとはいえない。ジムカーナはポンとやって、結果を出せるほどあまくないし、レギュレーション変更の様子見をしたいので今年もやる気はない。活動費もないしなあ・・・ でも練習なら、セッティングならいけるでしょ。久々に一日に3回バネ交換、30本走行くらいやろう。
左:ファミリーカー、右:競技車
ファミリーカーパート2
さて。とはいってもそろそろまじめに4ドアの車を考えなきゃいけない。家族が増えたら2人乗りはさすがにファミリーカーにはならないし。ということで手始めにHonda STREAMを見に行った。これはすごい、7人乗れる。ホームページによると、ミニバンの Type Rを目指したという剛性、そして走り。試乗してみると、2Lエンジンのトルクは非常にあり、乗りやすい。スピードも乗るし、すっと加速する。ボディの大きさと重さを感じさせない出来栄え。ただ、問題だったのはシートポジション。そりゃまったくもってバスかトラックなアップライトなポジションは、ドライバーではなく、運転手に成り下がってしまう感覚がありあり。
ミニバンはいかん、やはりスポーツセダンを狙おう。そこで考えた。写真右のカーボンボンネット、車高ペタペタ、フルエアロ、2シーターバケットシート、内装なし、エアコンレスの普通なシビックでは入れないディーラーも、左のファミリーカーなS2000なら堂々と入れるはず。ということで、産まれて初めて外車ディーラーに赴くことにした。
べーんべー
サーキットの狼世代としては、BMWといえば 2002。その頃はたしか、「べーんべー」と発音していたはずなのだが、ふと気づくと「びーえむだぶりゅー」に変わっていた。そしてそのBMWのイメージ。
壊れる(特に電装系)(^^;
まるで世界のソ○ー製品のような評判。サービスフリーウェイもその壊れるから修理代先取りのナイスビジネス!という偏見の塊(^^) まあ、いっていっても良く出来たhonda車くらいでしょう、だってアメリカではBMWよりもHondaの方が人気があるし、評判もよい。品質がよく、燃費がよく、値段も同じくらい(アメリカでは両方とも外車のため)。ということで、颯爽とフルオープンでディーラーに乗り付けてみた。
あ、怪しい・・・
まず出てきた店員。茶髪でガングロ。新宿歌舞伎町にいそうな呼び込みっぽい。受付嬢は化粧バリバリの超カワイイ系。そして中にいる客は茶髪の40前後、どうみても会社員とかというタイプではない。そしてBGMは高尚なクラシックをBOSEのスピーカーで鳴らしている(BOSEは憶測)。こりゃまったく場違いだなと感じつつ、まあ入ってしまったものは仕方ない。茶髪店員が近づいてきたので「3シリーズみたいんですけど」というと、外に318i, 320iがありそれを見せてくれる。さらにこの2台を早速試乗させてくれるという。まずは2L4気筒の318iから。
いや、驚いた。なにがすごいって、まずハンドルが重い(^^) しかし操作に対しては正確で、サスペンションもよく動き、ショックを吸収するいい足。エンジンは試乗の場合、自分は踏み込まないから特には印象がなかったものの、環八で加速するときにキックダウンして必要十分な加速力は出ていたようだ。イメージとしては、250ccバイクで400ccバイクについていくカンジ。明らかにボディに対してパワーは足りてないが、ミッションでカバーして、まったくの不足ではない。
ディーラーの店員がアクセル空ぶかししていいよというので、6000回転のレッドゾーンまで回してみる。軽くふけるのには驚いた。しかも店員いわく、「エンジンも振動しないでしょ?」というのだが、ええ、もちろん左右に振動していましたとも。比較する相手がS2000なのが問題だし、FFでいえば強化エンジンマウントや、ジェラコンマウントを使っていたシビックにいたっちゃ微動だにせずだからそれとは比較しちゃいけないよね。
318iなんて、安かろう悪かろうの車という先入観で乗ったものの、そのイメージはすっかり払拭されてしまった。
続いて320i。これは完全にエンジンが違うだけで、2.2Lの6気筒エンジン。BMWといえば直列6気筒といわれるくらいのイメージだが、残念ながら318iとさほど印象は変わらず。エンジンパワー、トルクともに318iよりあるのだが、6気筒エンジンによる重量増でプラスマイナス0という印象。加速力もキックダウンしないで同等な加速力が得られるという設定。両方のエンジンとも、3000回転から4000回転で最大トルクがでるようになっているから、街中、環八でのレーンチェンジ加速では十分。とはいえ、爆発的、圧倒的なパワーはない。それはもっと上の排気量のモデルでぜひどうぞということか。
また気に入ったのはブレーキ。ブレーキのタッチ、フィール、減速時の姿勢変化が最小限で非常に自然。いやあ、驚いた。やはりいい評価の得て、ファンを魅了するものを持っているだけのことはある。その後長い時間に渡って、ディーラーの人と色々な話をするが、走りにかけるBMWのマニア性がよくわかって面白かった。Miniって、FFだからBMWブランドを与えないそうだ。
すっかりBMWに納得して帰り際。あることに気づいた。ディーラーの受付嬢も、ディーラーに車を取りにきた客、見に来た客、全員がS2000に視線が釘付け。目立ちまくりですよ。まあそんなこともあろうかと、その2日前に洗車&ワックスで完璧に綺麗にしていったから問題なし。問題は自分の格好か?一応腕時計も高いのしていったが、うーん、どうもな。
ぽるぽる?
早乙女左近、ブラックバードといえばポルシェ。しかしボクスターではなくS2000を買った今、欲しい車となるとポルシェ911GT2くらいか。かえないっちゅーねん、ということでディーラーの前は往復して素通り。やはりしばらく縁はなさそうだ。
ベンツさまのお通りだい
BMWのナイスな乗り味を忘れないうちに、ベンツを乗っておこうと近くのベンツディーラーに突入。Cクラスが見たいというと、やはり早速試乗。今CMでよくやっているC200 KOMPRESSER。1.8L 4気筒エンジンのスーパーチャージャー仕様。超静かで、1.8Lなのに、凄くトルクフルなエンジンで前に進む。これはNAの例えばBMW318/320iや、S2000と比較しても全然早い。ハンドリングも自然で、ブレーキも剛性感あり。乗り心地も最高によく、ペイントやラフな舗装もしなやかに振動を吸収している。ただ気になったのはエンジンのピックアップが非常にダルで、空ぶかしをしてみるとぼぼーとしか吹け上がらなく、しかも久々にエンジンが左右にぶるぶると動くのを感じた。つまり、エンジンマウントは最弱である。確かにこの部分、BMWと比較すると明らかにBMWがスポーティである。
また大きく違う点はディーラーの雰囲気である。クラシックが流れていて、高尚なんだか、歌舞伎町の風俗店だかギリギリのBMWに対して、まったく日本ディーラーと同じ雰囲気、ファミリーでの来店が多い客層を見ていると、意外とベンツって、ファミリーなんだなと感じた。それと妙なのは店員の対応である。あまりにあっさりしていて、試乗が終わったらすぐに帰そうとした点があるのと、S2000に対して妙に色々きいてきたりして。本人、ホンダのVTECのアコードに乗っていたことがあるとのことで、それで興味があったらしい。
BMWのディーラーの店員は本人自身もあえて4気筒の318iに乗っていて、親も運転しているらしい。ベンツディーラーの店員は本人はどうやらベンツではない車種に乗っているらしい。
ついでにアコード
カーオブザイヤー、アメリカではBMWを押さえる人気車種のアコードの最新モデル。これは日本のセダンとしてチェケドアウトせねば。ということでいってまいりました。まず出てきた店員が無愛想なのが気になるが、それはまずはおいとこう。最初試乗したのが2.0EL。2L 4気筒の高級仕様である。走り出して一瞬で気づくのはやはりBMW、ベンツとは静粛性の質が違うということ。確かに静かになってきているものの、ベンツのような徹底した消音というのではなく、ある一定の音、例えばエンジン音の不快ではない音は入れてしまおうという姿勢が感じ取れる。エンジンの出力特性ははっきりいって、不満はなし。スペック上でも少し高回転パワー志向という感じだが。
しかし大きく気になったのはサスペンションの無駄なピッチングとブレーキの剛性不足。ブレーキをちょっと踏んだだけでグッっときいて、ノーズダイブした挙句にピッチングの揺れが起きる。これが街中の信号とまるたび、まがるたびに起きるので辟易。
次に2.4L 200psエンジンのワゴン24TLにのる。重量が100kgほどセダンに比べて重いがそこはトルクがカバーしてまったく重さは感じない。まあ今回のったセダンはすべて1.4tから1.5tクラスだが、どれも重さ、遅さは感じなかった。こちらのワゴンのブレーキは20ELとは違い、もう少しナチュラルであった。問題はBMW,ベンツと比べても全長が長い、ホイールベースが短く、オーバーハングが長いことによる取り回し性の悪さか。
結論
日本車好き、Hondaファンとしては悔しいが、乗ったなかではBMW318iが一番好印象だった。しかも一番パワーが少ないのにも関わらずだ。駆動方式のせいもあるとは思うが、アコードはやはり日本車独特の軽快さがあり、ベンツは重さで包まれている感覚、BMWは運転が楽しい。意外な印象で終わった。
しかし、値段を考えるとまたどうかねとは思う。差額が簡単に100〜150万円、つまりは 1.5〜1.7倍違うことを考えるとどうかな。またアコードはユーロRにも乗ってないし、そうなると印象が変わってくるはずだ。BMWの走りの質感は、シビックタイプR(EP3)のそれによく似ていたし。ベンツはやっぱりどこまでいっても安全かつ高級なファミリーカーということかな。
とはいえ、結局はS2000が一番すきなのだ。ノーマルではね。
そういえば・・・
ショックなことを思い出した。今でてきた車の中で、一番高い車はBMWでも、ベンツでもなく、フルチューンシビックRなのであった。恐るべし、競技車。
[01/01/2003]
新年明けましておめでとうございます。
一応元気に生きてます。2002年は引越し以来、まったくホームページを更新しませんでした。申し訳ないです。やはり一人暮らしから二人暮しになったというのが一番の原因。二人でいて、無言に2時間もPCに向かってmonologueを書くってのは、なんかuncomfortable(お互いに)。
summerizeすると、2002年ってのは、
に集約されるかなあ。生活パターンも変わったし、土日なんて引きこもり生活。より一層tokyo嫌いに拍車がかかったような気がする。いわゆる社会ストレスというものですね。喫煙、人ごみ、満員列車。これがストレスになって、気分は殺伐。一方の会社生活でもストレスコントロール、ストレッサーコントロールが必要な事態になっているから、社会ストレス(ストレッサー)の方は実はinputではなく、outputで、会社でのストレスがあるからより嫌になるという感じもする。最近は人ごみに入ると確実に風邪をひく(--; 弱い肉体。
車
引越して結婚式をあげるまでは車なし生活。正確には、シビックはガレージに置いたままで、足はなし。しかし結婚式の次の日に車を手元に置くことになった。こういったことも最近は必ず(当然だが)相談、協議の上決定されるので、昔みたいにのんきには決められない。ふーむ、生活が変わるとはこういうことかと納得するものの、車選びには手抜かりはない。フィットを試乗して、「こりゃ違う」と思った。すごいいい車だと思う。スペースも、燃費も、サイズも、安全性も一級品。それでいて100万円代で買える経済性は新婚さんにはピッタリでしょう。しかーし、しかし、しかし。あのダイレクト感のないハンドリング、まったくアクセルとは無関係に勝手に加速するCVT、ばたつくリアサス。いいのか?本当にいいのかこれで?疑問がわく。今や運転するという行為は移動手段ではなく、プレミアムな時間のすごし方。はっきりいって、移動するだけならタクシーでもいいわけだよ。それをあえてハンドルもって、アクセル踏むのは、それが楽しい、面白い行為だから。高いお金を払って、車かって、駐車場代を払い、税金を払う。事故は怖いから保険にも入る。ネガティブな要素がおおくあるわりには、ポジティブな要素は移動できるだけ。それでも車を持ち、自ら運転するのは楽しい行為だから。であれば、その行為をプレミアムな時間のすごし方と捉えると、フィットでは満足できないという結論に達した。
そのプレミアム性を満足させる車種は少ない。NSX type Rか、S2000かだ(自分にとっては)。経済的にはNSX type Rは買えない。そこでS2000と決定。予算の関係から、というよりも、予算で考えれば当然オーバーなので少しでも安くあげるために中古車を買った。
S2000とは
NSX, NSX type R, Integra type Rと手がけた上原繁がLPL(large project leader)となって指揮をしたホンダ50周年記念モデル、それがS2000。卓越した2000ccエンジン、高出力でかつ環境対策を施す。オープンカーでも安全性と正確なハンドリングをもたらすための高い剛性ボディ。ホンダ唯一のFR(フロントエンジン、リアドライブ)レイアウト。ほとんどすべてが専用設計、流用が可能な車種はないし、他の車種から流用されたものもほとんどない。コスト度外視の記念モデル、それがS2000。一度は乗るべき車として目していた車だ。
実際乗ってみてどうだったかというと、非常に高い次元でバランスされたスポーツカーであり、どの性能も過不足ないレベル。つまり走る、曲がる、止まるという車の基本バランスが非常にとれている。その中で一番卓越しているのがやはりエンジンであることは否めない。ではこれでサーキットを走るということを考えるとどうか。そうなると答えはノーである。この車はサーキットを攻める車ではない。ワインディングや高速を気持ちよく流す車である。もちろんサーキットでもその性能を発揮してくれるとは思うが、競技仕様としたシビック type Rと比較すれば弱いところは明確。
一番の弱点はボディ。ノーマルではシビック type Rに及ばないボディ剛性、高出力なエンジンと高い速度域のコーナリングがボディを軋ませることは明白。タイヤのインチアップ(16->17インチ)やSタイヤ装着はその傾向を顕著にするだけ。ブッシュも柔らかく、増大した入力に対して受け止めきれずにサスペンションのアライメント変化も大きくなる。つまりハンドリングの正確性がどんどんと低くなる傾向が助長されるだけだ。
上原繁はこういった。インチアップはS2000のバランスを崩すだけだと。これはS2000のコンセプトと弱点を明快に物語っている。タイプRが出ない、出せない理由はここにある。オープンボディではこれ以上のレベルアップは受け止めきれないのだ。
今、S2000をチューンするとしたら、何をしたいかは明快だ。6点式(以上の)ロールバーを溶接止めでボディ剛性をあげたい。話しはここからだ。それができないなら、何もしない。動きが渋いノーマルダンパーを単筒式のサスペンションに変更、ホイールをTE37にしたいくらいか。いずれもパフォーマンス向上というよりも、乗り心地を良くするのと、ファッション性アップが目的。
しかしだ。お小遣い性となった今、それは夢のまた夢。ガソリンを入れてあげるのが精一杯。合掌。
せめてもの慰みは、奥様もS2000がお気に入りということ。もちろん好きなポイントは違っていて、デザインとオープンがいいらしい。今日もS2000でスーパーと休出の会社の往復に使われている、立派なファミリーカーとして。ガソリン以外に入れたものといえば、MP3対応のCD playerのみ。
「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」
話しは変わるが、こんなタイトルの本を買った。最近は「プロジェクトマネジメント」とか、「リーダー論」とか「上司学」とか、仕事に直結した本ばかり読んでいたので辟易していたのでちょいと生活設計に役立ちそうなものを読まないと。とはいえ、この本と一緒に買ったのが「ハーバード流、Noといわせない交渉術」だったりするが。
結論から先に言うと、我々日本人が、日本という特徴的な社会制度を持つ国に経済的に余裕をもって住むには know howが要るよということです。その know howの一部でいうと、会社員は国から正確に搾取されている(源泉徴収)、保険制度、年金制度は破綻するが会社員は逃れられないというもの。また、生活の基盤となるべき住居については戦後の右肩上がりの経済成長を前提とした持ち家神話とマンションブームの裏に隠された危険性を指摘している。
そもそも、日本においては資産運用という意識が非常に薄い。資産運用というのは株や土地投機のことをさすようなイメージがあるが、会社員にとっての資産運用はその額の大きさと期間の長さからいって明らかに持ち家購入である。著者はいう。30年のローンが終わって残るのは、資産価値が落ちた土地と廃屋だけであると。賃貸よりも土地も家も残るから持ち家購入の方がいいという神話は、地価が右肩上がりでローンの金利よりも上がった場合のバランスシート上プラスになることをベースにいている。今のように地価が下がりつつある状態では、総支払額の方が上回ってしまう。
つまりこれは株投機と同じである。そんな大きな投機であるのに、投機でないような言い方をしているのはすべて不動産関係者だから。ようはセールスするのに、不安材料なんていうわけない。そりゃごもっとも。
経済力というのは以下の式で求められる。
経済力 = (収入) - (支出) + (資産) x (運用利回り)
単純な式だ。しかし資産運用は資産が大きくなければ効果が薄い。そうなると資産を形成するのがまず第一にやらなければならない。資産を形成するには支出をおさえるか、収入をあげるか。そうなるとまずは支出を押さえるのが一番やりやすい。そのためには主婦の知恵方式で細かい支出を抑えるというのもあると思うが、ざっくりととられていて気づきにくい、保険、年金、控除等をうまく利用するのがいいらしい。会社員はこういったものをコントロールしにくいので、コントロールしやすいのは個人事業主となり、法人化するのが良いらしい。
一番びっくりしたのは、個人と法人は別として扱われているということ。個人=法人であっても、個人の資産を法人に貸付、1年後に利子として認められている約30%の上限の利子を受け取れるということ。合法でありながら、最大効率で資産を形成可能だ。
しかも売り上げを過小申告したり、経費を水増し申告すれば、あっと言う間に裏金が出来る。裏金は現金で使いたい放題。銀座で飲み歩いたり、キャバクラ嬢に入れ込んだり、愛人囲ったりできるお金になるわけだ。あ、これはもちろん違法でマルサの対象だが、摘発を受けるのは実際にこれをやっている人のうち極わずかである。うーん、なんて魅力的。実際この不況のなか、街中に新型ベンツ、しかもAMGがあふれているのはこの裏金のおかげなのかと妙に納得。
そう考えるとまず自分は資産を形成せねば。そして会社員やめて、裏金作って、それで自分の車をチューンし放題!?
本年もどうぞ宜しくお願いします。