diary of January, February, March, May 2001


6月 12日(火)晴、夜は雨


I'm very upset and depressed.

(事情により削除されました 08/03/2001)

PICがあつい

今、PICプログラミングがマイブーム。超楽しい。

その他

会社の仕事以外は順調です。元気です。NYは暑いっす。7月には costa ricaにいくっす。8月末には日本に帰るっす。9月には韓国、台湾にいきたいっす。針路、まじで考えないとやばいっす。


5月 7日(日)晴


I'm alive, but almost dead.

なんとか生きてます。会社よりも忙しく、時間もお金もかかる学校生活。まあこれが最後の大学生活であろうから、ちゃんと遊ばないと、、いや、色々と体験しないとね。


3月 25日(日)晴


これは面白い

まずはごらんあれ。

侍魂

言葉のインパクト

このweb日記に限らず、改行を上手く利用するのがはやっているらしい。このスタイルだと「スクロールしたとき」に unexpectedなものが現れるという利点がすばらしい。真似しようかな(^^; いやいや、これとあれは違うものだからそう簡単には真似できない。というか、面倒くさい。

多分文章の長さでいうとそんなに長くないが、非常にインパクトのある、印象を与える効果的な表現方法だ。これっておれのつたない英語にもつかえるかな? とかそう感じた。シンプルなsentenceで、インパクトのあるプレゼン。うーん、いいなあー。明日の朝プレゼンなんだけどな。こんなん書いてないで、はやくねなさい。はーい。


3月 18日(日)晴


4月もマジカ

はっと我に返るとすでに4月はそこまで来ている。桜の季節、、、というより花粉症の季節といったほうがいいのかな、日本では。NYでは相変わらず冬の装いのままだが、温度もマイナスになることはほとんどなくなり、40度Fくらいな毎日。風さえ吹かなければ、熱いくらいだ。というのも、マイナス仕様の服装だからね。

そうそう、申し送れました。生きてます。this semesterは楽になるどころか、さらにchargeされている。classのgroup workと英語の group workに時間がとられる。まあどちらも英語を使ういい機会なので、楽しんでいっているが、さすがに土日なしで毎日学校にいっているのには疲れた。spring breakといって、この1週間はお休みだったはずが、学校にいかなかったのは今日だけ。そして明日からまた chargeする日々である。chargeといっても充電じゃないよ。

アレなもの

今もっとも熱いのは physical computing。この学校ではそう呼んでいるが、なんのことはない、「デジタル回路の基礎知識」みたいなもんだ。最近は1チップマイコンが良く出来ていて、basicやらアセンブラやらCやらでプログラミングが可能、それをチップに転送して動作させる。回路っていっても、デジタル回路といっても +5Vと、LEDと抵抗とスイッチくらいなもの。 簡単にLEDを光らせられる。今使っているのは Basic BX-24というもの。この世界では PICマイコン、Basic Stampが有名。学校で BX-24を使っていて、「使う」とかいってたら貰えて手元にあったので使っているまで。別にどんなチップでも構わなかったのだが。

BX-24は日本では流行ってないらしい、というか誰も使ってないようだ。googleでサーチしても全然ひっかからないし、だいたい、日本語Windowsではちゃんとソフトが動作しないし。これをfigure outするまで1週間かかった・・・

そして今もっとも熱いのはシリアルディスプレイ。 そう、この液晶をシリアルで1チップマイコンに接続して簡単なコマンドを送るだけで、文字とか出せちゃうのだ。つまり、さっきのデジタル回路で、LEDを光らせたりってのを、液晶ディスプレイに文字を表示させることができるのだ。LCDもクールだが、さらにいけてるのが VFDだ。これはよくカーオーディオのパネルに使われているもの(だと思う)で、LCDに比べて適応温度が広く、低温からでも動作すること、それになによりちょっぴりクールだよね。

これってポケコン?

さてこのシリアルディスプレイ。ESCシーケンスをシリアルに送って文字を表示する。そのさまは在りし日のポケコンを彷彿とさせる。そもそもこのシリアルディスプレイ自身がポケコンチック。1チップマイコンとあいまって、懐かしい感じ。さて、これで何をするか? 世の中の車って未だにアナログ表示のメーターってなものがついているが、F1はもう当然液晶化。だいたい今時、3000円で買えるサイクルメーターにさえODDメーター、平均時速が計算できる世の中にあってなんの機能もない車のメーター。やっぱここはF1チックにレブカウンタ、速度、平均時速、さらにGセンサ等をつけて表示させるってのがクールでしょう。ラリーコンピュータにすることだってできるはずだ。そんな夢が広がる今日この頃。問題は手元に車がないってことだな。

その他

食器で有名なノリタケだが、ホームページはVFDだった。ソニーのサイトにいけば車速センサの位置がわかる。車でMP3を聞くために、ここまでやっている奴がいる。く、クールなんだか、妙なんだか。

さーてお次の英語は?

ESLで、劇の次にやるのはCOURT、つまり法廷。しかも軍事法廷。わかりやすくいうと、a few good menを、platoonの題材でやるということ。ベトナム戦争で civilianを虐殺したとされる captain(隊長)が accuseされる(起訴される)というもの。自分の役は、その captainを弁護する witness, seagent(軍曹)の役。役といっても劇のようにシナリオ、lines(セリフ)があるわけではない。すべては相手の lawyer次第の、まさに筋書きのないドラマをやるのだ。

なのでベトナム戦争について調べまくった。本も買った。webでも検索しまくり。どうしてもこのベトナム戦争を調べていくと世界情勢なので、korean warや WW2にも関係してくる。WW2(第二次世界大戦)といえば、そう、日本だよ。一見ベトナム戦争とはまるで関係のなさそうな日本だが、きっちりと関係しているんだよねえ。

関係しているといえば、group workをしているのは koreanとphilipino。そう、この2国とも日本は深い関係があるのだ。そこで思い切って、というか以前から聞きたかったので日本について、歴史について聞いてみた。

forgive and forgot

フィリピンはWW2において激戦を繰り広げた地だ。マッカーサーが"I shall return"といったのもフィリピン、レイテ沖海戦でぼろ負けしたのもフィリピン、初のカミカゼアタックもレイテ沖海戦がデビューだ。そーんなフィリピンは日本についてはどう考えているのか? すると、彼女いわく、"forgive and forgot"だそうだ。元々 forgetfulな国民性らしい。15年前にいた独裁者マルコスについてももう忘れたそうだ。15年前でわすれるんなら、50年前はいわんや。それに今は日本には exportも、importも盛んに行われているし、多くの travellerを受け入れていることもあり、非常に良好な気持ちを持っているそうだ。

そんな forgetfulなフィリピンでアメリカがスペインから1800年代末に買って以来、アメリカに統治されつづけてきたのに、ふと気づくと1991年にはアメリカの baseを撤去している。 なんてことだ。日本はいまだに baseたくさんあるよといったら驚いていた。base撤去に反対したのは地元の base周辺の町だけで、大方は撤去に賛成だったらしい。日本とはまったく逆だ。

nobody talks about korea

koreanの彼に日本への感情を聞くと、our generationは not badだという。しかし親の generationは seriousだそうだ。祖父母の generationはと聞くと very seriousだそうだ。なるほど、この辺は taiwaneseとは大きく違う。やはりkoreaではnihonに占領されたという意識が強く、nihonの占領政策、日本語教育を初めとするものは identityを著しく傷つけたことが伺い知れる。占領期間ははっきり40年といっていた。そんなの日本人知らないよー。はっきり教えてないよな。小林よしのりの「台湾論」を読んでも、友人の taiwaneseに聞いてもtaiwanese(本省人)はchinese(外省人)を hateしていて、祖父母の generationはそれが顕著だという。逆に日本人には非常に好意的だという。逆に taiwanから来た chineseは taiwaneseと呼ばれることを嫌い、chineseだから looks goodだという。実際に顔立ちが整い、スタイルもよいのは chineseに多いらしい。

koreaに戻ろう。koreanは当然南北問題が seriousであり、それに対応して徴兵制がある。さらに vietnam warに korean armyが参加している。これは koreanは皆知っていることであった。さて日本は vietnam warには参加してない。それどころか、korean warや vietnam warで経済発展をしたということで、koreaに意識されている。というか、koreaは nihon complexがあるようだ。経済の発展も、文化もそうらしい。economyでは日本に負け、人口では中国に負け、エンタテインメントは日本から入り、中国へ抜けていく。中国と日本に挟まれ、国土は北朝鮮と2分され、国力自身が弱い。koreanの友人アメリカにきて一番ショックだったのは" nobody talks about korea"だったことだ。これは japanと比較したらさらに顕著である。made in japanの製品やアニメはここアメリカでもポピュラーだ。ソニー、トヨタ、ホンダ、ポケモン、プレイステーション。誰でも知っている。で、koreaは?

南北統一は民族的な統一のほかに経済的な意味も深い。つまり人口2倍、国土2倍になるという点を強調していた。これによる経済効果は計り知れない。ただ自分が感じる問題として、この南北統一に nihonが利用されそうだという点だ。南北分断はそもそも北が南下したのが korean war勃発の原因であり、それ自身には nihonはかかわりはないはずである。これには koreanの友人も同意していたのだが。国際関係とはほんと、complicatedだ。

そういや安保って?

日米安全保障条約。これって、いつ expireするの? philipinoいわく、baseを kick outしたのは contractがexpireしたときに、更新しなかったから出来たらしい。しかし日本の場合、安保がある限り、 baseが沖縄から、厚木から、横須賀からなくなる日は来ないだろう。で、いつexpireするの? それともしないの? 70年安保の争点ってそこだったような気もするが。koreanも知っている、軍事大国 nihon。日本人が一番 nihonのことを知らない。

cold war

冷戦、小学校の時に習った言葉。cold warがよもや、日本の戦後統治から始まっているとは。日本がアメリカに占領され、分割統治されず、USA baseが置かれた理由、そして存在しつづけた理由が cold warの重要な拠点であるからこそである。しかも philipinneからbaseを撤退できた理由でもある。ところで、 cold warが終わった今、そして南北統一されたら、どうなるんだ? もう物理的な戦争をする時代じゃない。

そんなことを考えさせる、英語のクラスって、凄い(^^;


2月 12日(火)晴だが寒い


Public Multimedia Space

たまにはとっている classの紹介。これは「Public」な「Space」を「Multimedia」で表現するということを考える class。まずいきなりそれぞれの言葉の意味、What's "space", What's "multimedia", What's "public"についてのdiscussionをはじめた。言葉の定義、というよりも students全員の共通概念を作ることからはじめたのは非常に興味深い。 というのも、言葉というのは非常に難しく、同じ単語を言っても人と人とで考える例や、意識が違うことがあるからだ。例えば「橋」といったときに、丸太橋なのか、レインボーブリッジなのかは大きく違う。お互いに同じ「橋」の概念を持たないことには成り立たない。

そういえば「結婚」という概念もそうなのかもしれない。男女間でのよくすれ違うテーマであるが、これも一つの言葉の定義の問題である。

さて、このclassでは conceptを非常に大事にしている。public multimedia spaceにおいては単純にネットワーク接続してテキストチャットを実現すりゃあいいってものではなく、一つ一つの意味を問う。例えば Liveness, Persistence, Tele-presenceなどである。まあこれについても言葉の定義と技術についてやるから、ほとんどプログラムのことはやらない。

やらないわりには、いきなり Javaでサーバープログラミングである。同時に Threadプログラミング。javacでコンパイルするのと、サーバー・Threadプログラミングを同時に勉強するとは、それはスキンダイビングでいきなり50m深海へもぐるようなものである。かと思えば次には Directorで Networkプログラミング、そして DatabaseとSQL。今度は VRMLもやるらしい。しかも Javaを使ってコントロールするとかいっているんだから、凄すぎる。

Designing Experience

日本人デザイナーの先生による、デザインをしないクラス。projectを組み立て、実際に遂行することをRPGするクラスである。だから experienceなのだろう。具体的には自動販売機の企画を考え、従来についての問題点を指摘し、その solutionを提案、具体的に インターフェースやマーケティングについて考察するというものである。タイトルの design...に引きずられて designのクラスだと思ったら大間違い。先生も滅茶苦茶デザイナーなクセして、なかなかどうして、企業でプロダクトを作るツボを心得ているとみた。自分としては会社で同様なことを実践しているし、人に教えているので method自身には慣れているが、他の学生との group workであるという点は非常に新鮮だ。korean guyと、philipino girlと一緒で、ミーティングは必ず食事をとる。最初は japanese, 次はkorean、そしてこないだは珍しい philipino foodを食べてみた。

フィリピンといえば?

初めてのphilipino food。どきどきしながら店に入ると、そこはこじんまりとした店構え。cafeteriaみたいな雰囲気。ある意味、インド、カレー料理のようでもある。いくつかの stew、バーベキューがある。native philipinoにすべてお任せし、 chiken stewと、pork BBQなどをとってもらう。さて、このchiken stew、チキンと野菜、そして薄味のあっさりした味だ。 日本の水炊きのような雰囲気といってもいいだろう。ライスもポピュラーらしく、皿に結構な分量もってもらっている。とり皿はこのライスの皿になるらしい。

しかし、一つだけ見慣れない物体が入っている。そう、フィリピンといえば、、、バナナだよ。バナナが入っているぅぅぅぅぅ。

想像しても見たまえ。水炊きにバナナが入っている姿を。かーなーりー、かるちゃあしょっく。もちろん食べてみた。weiredだったよ。バナナはバナナだもん。一緒に食べていたphilipinoの友人の彼氏の american(?)もバナナはいけてないといってた。このへんの味覚は同じらしい。

お肉を焼いたらバーベキュー

バーベキューはなぜか日本の焼き鳥のような味がした。チキンじゃなく、porkのはずなのだが、どうしてだろう?? そしてまたその横に妙な物体を発見。フィリピンといえば、、、バナナだよ。そうバナナが串ざしにされて焼かれたものだ。名前もそのまま「バナナキュー」。ベタである。しかもこのバナナキューは、バナナにsugarをまぶして fryしたものだという。もちろん食べたよ。

味はなんと、なぜか大学イモ。sweat potatoを fryした奴に似ているといったら、その大学イモ風なのも同時に作るらしい。その名は「ポテトキュー」。philipinoはシンプルである。sugarも white sugarでなく、brown sugarを使うことが多いともいっていた。

フィリピンといえばパート2

フィリピンからきた、日本で大人気のデザートといえば、そう、ナタデココである。そしてココナッツミルク。philipinoの友人が大好物だといって持ってきたものは白い物体。よくみるとココナッツミルクにたっぷりとフルーツをいれ、シャーベット状にしたものだ。味はまさにココナッツミルク。これは非常に美味でいけている。

が、そこはフィリピン。見慣れない黄色の物体が、、、いや、今度はバナナじゃないよ。もっと小さく、黄色い物体。それはコーンである。なんでデザートにコーンのつぶつぶが入っているのだ。その食べ物の名前を聞いたらなぞが解けた。そう、この食べ物は fruit salad。saladである。 saladにコーンが入っているのはなーんにもおかしくはない。が、味はココナッツミルクで、シャーベットなのである。

philipine、奥が深し。


1月 25日(木)晴


続「○○○」について

(事情により削除されました 08/03/2001)

○○○批判

(事情により削除されました 08/03/2001)

家庭用linux

今思いついた。family linux server、略して「ファミリナックス」をnintendoあたりから出してはどうだろう。用途はこうだ。これからDSL/Cableによるブロードバンド時代がやってくる日本、そしてすでに we're talking Megabandなアメリカ市場に対して カセットポンでソフト供給、ジョイパッドによる簡単操作、安定動作。いざってときは RESETボタン。ROMブート。

ROMカセットはパラレル接続で8つくらい接続可能。CPUはもちろんlinusさんに敬意を表し transmeta社のを使う。もちろんバッテリ(乾電池)駆動だ。これで停電、落雷も怖くない。

なーんでそういうことをいうかというと、24hoursInternetの時代になれば、お父さんお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんもインターネットをやるさ。そうなるとどうしても routerがいるだろう。securityも問題だ。現在市販されている DSL routerもいいが、ソフトのグレードアップにも問題あるし、例えばhttpdやチャット、mp3や realサーバーとして動作させることができない。

そこでだ。ファミリナックスを使えばカセットポンでサーバーソフト動作。バージョンアップは近くの LAWSONでカセット書き換えで対応。いや、ネットワークバージョンアップでも構わない。これなら誰でもファミコンをやる感覚でサーバーを立ち上げられるぞ。

話がそれた

そうそう、3Dチャットだよ。チャットがサーバーが必要なのが問題。さて、chatには2種類ある。publicとprivateだ。publicはpublicなサーバーがホストし、みんなに公開されるもの。privateは限られた人だけがホストにアクセスできればいい。もしopen mindな人が「おれがホストしてやる」というならば、それは同じく publicサーバーになる。みんながそれをやれば、みんな publicサーバーだ。なーんかどっかで聴いた話だなあ。なんだろう? そう、Napsterだよ。

Napsterはhttpdよろしく、mp3は公開され、誰からのアクセスも受け付ける。そしてNapsterが起動している限り、自動的に転送するのだ。この機能はサーバー以外の何者でもない。そう考えれば、今、このようなモデルを使うのは fashionableだし、利にかなっているはずだ。まあ、mp3は利益が非常に明確で、チャットは利益が明確ではないという差がある。

3Dチャットを個人のサーバーでホストする。今求められているのはこれだ。 で、サーバーはファミリナックスね(しつこい)。

あああ、利益はどこでとるか忘れてた。ファミリナックス&カセットROMかなあ。うーん商売的に非常に古いモデルだ。SEGAがドリキャス撤退したように、ハードは失敗するとでかいからなあ。無理無理。

ベンチャー企業を起こすなら

・・・no ideaだ。どれも儲からないか、儲かっても面白くない。ユーザー集めてメールアドレス売って何が面白い?


1月 23日(火)晴


「○○○」について

(事情により削除されました 08/03/2001)


1月 18日(木)曇りのち雪、雨


紹介しよう、そうしよう

今度の土曜日の深夜26時にCyberWave というラジオ番組に出ることになりました。

東京以外の、FM東京系全国ネットで放送される予定(FM東京では放送されない・・・)。生放送なので、NYでは土曜日の11amからスタジオに入って、インターネットに関する話などをパーソナリティと一緒にします。 東京以外の方は是非聴いてください(^^)

グループ4

車に興味のあるかた必見。セールやってます

"ぼくのロッカーあけてみていいよ" in english

JPOPを集めたインターネットDJやってます。これって、日本でやったら間違いなく逮捕されます。


1月 16日(火)晴れ


The new semester has started

長い冬休みもお終い、ついにはじまってしまった。しかし最近小出しに更新、少し日記らしくなってきた。

紹介しよう、そうしよう

せっかくなので、今度とる classの先生、Masamichi Udagawaの websiteをご紹介。

それはちゃうやろ

アメリカと日本のネットワーク&携帯事情を分析した記事。結構当たっている部分、例えばコスト意識の点については賛成だが、それ以外はちょっと賛成できない。コスト意識が厳しい理由が「中流が少ない」だけというのが論理展開の弱さを呈している。そしてこの脆弱なコスト意識を基盤に論理を展開しているために、論旨が弱いどころか、間違った論理展開を行っている。

実際には、アメリカでの物価はエレクトロニクス以外は総じて安い点にあるだろう。つまりそれはエレクトロニクスが総じて高いことを意味する。例えば食事。夕食を食べるとワイン込みで $20が基本である。これ以上は高いという意識があり、日本のように少し飲み食いして 5000円になってしまうのとはすでに2倍の差が発生している。

yellow cab(タクシー)なんて初乗り $2、15分くらい乗っても $10だ。バスや地下鉄は共通、一定料金 $1.50。バスから地下鉄の乗り換え、バスからバスへの乗り換えもOK。JFK international airportからマンハッタンまで $1.50でこれてしまうのだ。成田から東京駅まで一体いくらかかる? 家から会社まで、定期を忘れたら一体いくらかかる?

これはNYでの話だが、郊外になると車が主流となる。車はなんと月々$200でリースが可能、シビックの新車で $12,000くらいなもんだ。自分は体験してないが、ガソリンも相当安い。で、長距離が多いから燃費もよい。車検はない。

それで日本よりも同じかそれ以上するエレクトロニクスにどーしてお金が使えるか? 考えてみよう、日本でエレクトロニクス製品が全部3倍の価格だったとしたら。VAIOが 60万円から100万円だ。プレステも9万円、MDウォークマンですら 8万円。DVDカーナビなんて100万円オーバーさ。 This is a reason why americans hesitate buying electronics.

アメリカでは電話は市内かけ放題。日本に国際電話が 9cent/分だよ。それに引きかえ携帯電話なんて、月か火星に電話しているようなもんだ、、、はっ、コストの点だけは2001年宇宙の旅なみってこと??


1月 15日(月)曇りのち晴れ


Martin Luther King Day

って休日らしい。明日から new semester(新学期)。

なにがいけないっちゅーねん

外国に住んでいると、J-POPを入手することはたやすくない。CDを扱っているところへいって、ただでさえ高い日本のCDの価格よりも高いお金を出して買うしかない。しかも今は円安だ。給料が10%だうーんしているようなものだから、ドルの出費はつらいところ。そうそう、やっぱ時代はEMDだよな、インターネットで音楽買わないと・・・

といっていさんでいったのはavexnet。さあさあ、350円だしてかうぞとクリックしてみりゃあ、、、

「申し訳ありません。 このページのサービスは、日本からのアクセスでのみご利用になれます。 」

だとおぉぉぉぉ!!! うぎゃああ、なんでやねん。まるで目の前に出された食事を食べようとフォークを突き刺そうとした瞬間に皿を奪われてしまうかのような気持ちだ。お、おれにELTをきかせろー、浜崎あゆみをだせー。

ようこそEVILの世界へ

一度hungryに気づいた猛獣は胃袋に何かいれないとおさまらない。そう、そこで登場するのが「Napster」である。Cable Modemのブロードバンドでブロロロローの威力で1分以下でダウンロード、インストールに1分、そして検索をかける。あるある。わははこれでELTは俺のもんじゃーい、プチっとな。

とまあ、簡単にMP3ファイルをゲット。ああ、イニシャルDの映画が見たい(涙)。だれかmovieファイルをインターネットに置いてくれ。

authorizeされてないということ

こりゃ最高じゃーい、聞きたい曲をばんばんダウンロードするぞお、、、、ってあれ、なんか矢印が逆のファイルリストがあるぞ。なんだこりゃ・・・って良く見ると、uploadされている。そう、なんだか自分の持っているファイルをgetしようとわんさかと魑魅魍魎どもがこのマシンにコネクトしてきているのだ。

こらまて、おれのYMOや、hitomiをゲットしようとする!! って、考えてみればこのソフト、「君のものは僕のもの、僕のものは君のもの」的精神なので、それも当然。けちけちせずにやるか。しかし幸か不幸か、このマシン、LANの中で、多分UDPのポートが空いてないのだろう、誰もゲットできない。かわいそうに、俺のとりどくだな。

そうだなあ、じゃあ今度は久々に body feels EXITでも聞くか。右を見ればCDがあり、左をみればCDプレイヤーがあるにも関わらず、Napsterを使ってゲットする。なんでか。一度HDDに入れてしまうと後で聞くのが非常に簡単なのだ。いちいちCDを探して、CDプレイヤーにセットするなんて、面倒っちー。

body feels EXITをゲット後、再生。安室の伸びやかな声が耳にさわやかぁーーーーって、あれ、はいって無いじゃん?? サビになっているのにボーカルが入ってない。そう、これは「カラオケバージョン」なのであった。

気を取り直して他の人からゲット。そして再生。確かにボーカルは入っている。しかしこれは、Latin versionやぁーーーーー。お、おれは original versionが聞きたいんじゃー、一体どれが本物の originalなんじゃーい。authorizeされてないってことは、こういうことなのだ。タダなのは結構だが、手間かかる。毛並みの綺麗な、間違いのない、血統書付きの音楽をよこせ。野良猫のような音楽はいらんっていう要求にはこたえられないのが、現状だ。


1月 14日(日)曇りのち雨


本当はあれやこれや書きたいことがあるんだけど、どうしてかな、なんだか プチ忙しくてなかなか書けない。ちょっと frastrated。

外と中

public/privateの境界線について、いろいろ書きたいんだけど、とりあえずネタフリだけ。

日本とアメリカが大きく違う点として、例えば部屋に靴を脱いで入るかどうかってあると思う。これの面白いのは、つまり「外」というところがどこまでなのか、を表している。日本の場合はドアの内側は「中」なのだが、アメリカの場合はまだ「外」と同じ。多分フロに入ったり、ベッドに入ったときに初めて「中」になるのだ。

そう仮定すると地下鉄の中や、会社の中はアメリカでは明確に「外」であり、車の中も「外」である。しかし日本ではここで confusingするのだ。なぜなら外であれば誰がいてもよくって、知っている人も、親しい人も、親しくないひとも、知らない人もいても全然構わない。しかし中ではそうじゃなくって、知っている人、親しい人じゃなければならない。これがある意味 public/privateの境界線となっている。

日本人は知っている人にしか挨拶をしない。それは「中」にいる人にしか挨拶をしないからだ。アメリカ人は知らない人にも挨拶をするし、話し掛ける。これは「外」の人に挨拶をするし、話すことを意味する。そうなるとアメリカでは「外」と「中」を区別する必要がない。 日本ではそれをいちいち区別しなければならない。なので「外」と「中」が曖昧な場所では非常に confusingしてしまうわけだ。

confuseするとどうするかというと、だいたい「黙っている」というのが defaultになる。なぜなら、話し掛けてバツの悪い思いをする可能性があるからだ。それなら話し掛けないで知らんぷりしているほうがマイナスにならない。

It's not my fault.

それと関連しているのか、してないのかはわからないが、面白いのが faultの問題だ。faultとは何かの間違いやミスのこと。だから It's your faultといえば、「おめーがいけねんだろ」って話。It's not my faultであれば「おれのせいじゃない」ってこと。

例えば地震が起きて建物が崩れた。さて、誰がいけない? アメリカではそれは当然誰のせいでもなく、nobody's faultとなる。ではその責任は誰が取る? nobody's faultなんだから、誰のせいでもない、nobody's responsibilityである。

つまり、defaultが nobodyなのである。しかしそれでは誰も責任をとれないので、それを somebodyにする必要がある。そのために裁判が起こるわけだ。

例えばコーヒーをこぼして火傷をしてしまった。これはこぼしたのは my faultであるが、火傷するほど熱いお湯を入れたのは店の faultである。なので、これの責任は店にもあるということに出来る。

日本では、defaultは「お上」ということになっている。お上とは、まさに「上」という存在であり、地域であれば地方や国、個人と会社であれば会社となる。例えば地震が起きて建物が壊れたら普通は建物を作った会社となる。ディーゼル車の公害問題は都や国のfaultであり、 responsibilityとなる。

車検制度も面白い。車が壊れて止まったら、それは「国」のfaultになるので、それを車検制度によって防ごうというのが主旨である。アメリカでは車が壊れるのは「本人のせい」なので、オイル交換やタイヤ交換、ファンベルト交換を自分で出来るくらいの知識と工具、予備のパーツを所有している。 もちろん車検制度なんてない。

NYでは24時間タクシーも、バスも地下鉄も運行している。が、よく土日は駅が封鎖されていたり、電車がexpress(急行)しか運行してなかったり、local(各駅停車)の電車が予告なく(やめてほしいよな)expressで運行したりする。便利なんだか、不便なんだか。しかし驚くのは予告なく駅が閉鎖されても市民は何も驚かず、去っていく。係員に食ってかかるのは日本でよく見かける風景だが、少なくともその係員のfaultじゃないよね。

今日はこれにて。


1月 3日(水)晴のち曇り


決して新宿御苑ではありません。Central Parkです、念のため。

新年あけましておめでとう

って、滅茶苦茶日本っぽいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!俺はいったい今どこに住んでいるんだ!? と悲しくなるくらい日本人。おう。国旗もってこい。門松もってこい。和服着て酒のみたいぜ。traditional 正月を堪能したいーーーーーっ。

やっちゃえ

ここ10日間、linuxと格闘してた。今日も昨日も、一昨日も。はー、おれっていったい semesterの中だろうが、会社の中だろうが、やっていることが全然変わらない。それどころか10年前の学生の時と同じように、なんで make だ、make installだのやってんだろ。ちょっと疑問に思う21世紀。

しかし、その努力の甲斐が実り、ここまできたぞ。 ふふふ、F1放送なんてちょろいぜ。

2001年予想の年

毎年恒例の、1年を予想するコーナー。さて、去年の予測はどうだったかな?

1) PCショックが来る
2) Windows2000は普及しない

と大胆な予想はしたがさていかに。

まず 1)のPCショックだが、惜しいなあ、PlayStation2のアメリカ発売が遅かったので今年はPCショックへのインパクトが少なかったね。しかし、PCの出荷台数見込みは下方修正、GatewayやDellをはじめとするPCメーカーの株価はじゃんじゃん下がったのは事実。10万円以下PCは売れないどころか、逆に売れてたね。売れなかったのは10万円以上のPCのようだ。

Transmetaの上場で、いきなりIntelの株価がさがり、それを引き金として2000年度3期は Nasdaq大暴落。ドットコム企業がわんさか潰れるし、Windows Meのlauchに失敗したMicrosoftとて例外ではなく株価下がっている。アメリカの経済はどうなっちゃうの? と思っていたら今日いきなし高騰した(^^;

2) 普及もなにも、VAIO以外載って無いじゃん・・・ アメリカでは本当に使われてないし。Win Meにしても、Win 2000にしても想像以上にインパクトが少なく、確かにこれじゃあ Microsoftの株価下がるな。

第二のMP3

MP3が音楽のフォーマットとしてここ2年の間ですっかり社会の主役になったのは記憶に新しい。今年はその映像版、というか元のmovie format MPEG1が同じこととなるだろう。TV tunerで簡単に MPEG1におとし、それをDSL/Cableで交換。そんなスタイルが2001年の後半にやってくるのは、自然な成り行きだ。

Digital TVの没落

出たばかりで恐縮だが、日本で鳴り物入りで始まった(らしい)Digital TV、だめでしょう。DSL/Cableが普及しようという今、モデムで双方向を実現するってのは昔の Captainシステムばりの時代遅れなやり方。よっぽど Dreamcastのモデムの方がまし。

PS2 vs Cube vs Xbox

さて一番の問題はこの次世代コンソール3機種の行方だろう。ゲームマシンではなく、コンソールという表現をしているのは、これらすべてがネットワークに対応することからである。ところでPS2のlauchって成功してるのかな? 発売から約1年経ったが未だkiller softが出てない状態で、ゲームマシンとしては今一歩。しかし、DVDプレイヤーとしては凄いインパクトがあったはずだ。となると、実はユーザーが求めているものは、超綺麗な3D描画でも、超綺麗なゲームでもないってこと。ゲームも出来る、DVDプレイヤーみたいな位置付けで買っているのだろう。

XbosもCubeも3D性能やゲームを売りにしているところからわかるように、ちょっとユーザーの意識とずれはじめたのではないかと思う。ユーザーはエンターテインメントが欲しいのであって、それがコントローラを使ってやるゲームでなくともいいのだ。ホームページでも、チャットでもメールでも、映画でもエンターテインメント、ただこれらのマシンはそのエンターテインメントをやる上で安い価格で楽しめる資質を備えている。が、問題は上の人の舵取りだ。

PS2は久多良木、Cubeは山内、Xboxはビルゲイツが指揮をとる。結局この人達の人間性がこれらのマシンの未来を左右するといっても過言ではない。PSで世界を席巻し、ソニーをも飲み込もうとする久多良木、ファミコンというジャンルと文化を築き上げた山内、コンピュータ業界を支配する億万長者ビルゲイツ。

勝負は2002年に持ち越されるだろうが、今のうちに予測。PS2は GT3が牽引するものの、供給不足で出荷はさほど伸びない。Cubeは Marioシリーズでテコ入れするが、いいかげんもう飽きたろう。Xboxはキラーソフトが見えず、アメリカもの、すなわちフライトシミュレータやスポーツシミュレーション等が出るであろう。問題はネットワークの絡みだ。

in Japan

アメリカにきて一番おもったのがインフラの違い。broadband、24時間接続が当たり前のアメリカと、未だモデムの日本。対して携帯の普及率が低く、メールやインターネットもようやくできるか出来ないかのアメリカと、iモードから始まってEzWebなど軒並み internet対応が済み、これからはカラーだ、動画だ、カメラだ、Javaゲームだといっている日本。ぜーんぜん違う。 余りに違いすぎて、同じネットワーク戦略は絶対に通用しない。

日本では、DSLの普及がかぎだ。しかし、爆発的に普及するのは2002に持ち越されるだろう。PS2はそこをターゲットにして準備を着々と進めているところ。久多良木の時代を読む力、恐るべし。broadbandのコミュニケーションを含むエンターテインメントをすべてPS2で吸収するつもりだ。日本が一番熱いのは cell phoneだろう。ソニーから音楽が聴ける携帯が出たが、日本ではエンタテインメントはすべてモバイル、というよりも wearable gadgetで供給されるようになるだろう。それほど日本人は家の外にいる時間が長い。あ、Palmは普及しないよ、絶対。CLIEは日本では失敗するな。だって、すべての点で携帯が方が勝っている。それにモバイルは

左手で荷物をもち、右手でモバイルの全操作

が出来なければならないからである。少なくとも日本では。

in America

99%の学生が携帯を持つ日本と違い、アメリカではほんと、ぜーんぜん携帯もってない。普及率はゆうに50%を下回るだろう。それに持っているのはほとんど「アジア系学生」ばっかである。歩きながら電話している奴なんて、歩きながらタバコを吸っている人なみに少ない。そうそう、NYではタバコはビルの外でたむろしながら吸うもので、歩きながら吸う人は余り多くはいない。ビルの中は基本的に「完全禁煙」だ。喫煙所なんてあまったれたものはない。が、夜の公園でタイマは買える。それはともかく、cell phoneの普及率の低さと性能の低さには愕然とせざるを得ない。その間隙をついたのが Palmであったわけだ。Palmで電話帖管理、スケジュール管理。携帯普及以前のザウルスなみだな。行く先を見失ったザウルスがネットワークに救いを求めたように、Palmもネットワークへと進んでいる。幸いなのは、携帯がボロイのと、小さくなくていいのでPalmが携帯の機能を備えてもなんら問題はない点であろう。

ただ問題なのはアメリカ人、余り移動時間がないというのと、外に出ている時間が少ないという点だろう。つまり、家とかオフィスとかでPCの前に座れる時間が長いのだ。だからモバイルにそんなに命をかけなくてもいいってこと。日本では家にいる時間が少なく、移動時間が長いのでどうしても携帯に命かけなきゃならない。

まとまんねーな。今日はここまで。


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