DIALY OF March 2000


3月 26日(日) 晴


ドラマハンターD

3月はドラマ最終回ラッシュ。毎週、毎回すっとんきょうな脚本で視聴者を翻弄した「2千年の恋」もその幕を閉じた。結局二人ともしんでやんの。なーんじゃそりゃ。やっぱりこのドラマの主役は中山美穂に横恋慕する刑事だったな。

その他のドラマは結局ぜんぜんみれてなーい。期待してなかったけど面白かった「お見合い結婚」とか、「ブランド」とか、最終回がどうなるのか期待していたのに、どうだったんだろ??

そしてビューティフルライフ

くー、あまりにも予想どおりで、まったくひねりのない順当ストーリーなのに、どうしてこうも泣かされるかなあ。で、気づいた。このドラマって、ドキュメンタリーだね。本当はないんだけど、本当にありそうな事柄。現実と事実を淡々と時間軸に沿って再生する、8mmビデオみたいな感じ。それだけに誰もが感情移入しやすい。なさそうでまったくないだろうストーリーの「二千年の恋」とはまったく対照的な作りだ。

驚愕の事実

留学経験のある、部長と課長の英語レベルがわかった。どうやら留学前に二人とも勉強して、TOEFL 575, 584点をゲットしてたらしい、、、げげげ、そりゃできるわけだ。優秀なうえに努力家ときたら、太刀打ちできん。せめて努力はしておかないと追いつかないなぁ。


3月 20日(月) 晴


おそるべしおもちゃショー2

なにが2かっていうと、これで2度目、2年目だから。去年の模様はこちら

さて今年もハードなスケジュールの合間を縫い、おもちゃショーへGO。理由は簡単、今年の目玉は「ロボット」だから。おもちゃ業界、ロボット元年と呼べるであろう。去年はファービーが参考出品されて話題を呼んだが、ことしは各社複数のロボットを参考出品、もちろんこれは ソニーのAIBOのヒットを受けてのトレンドではあるが、そこはおもちゃ、値段は当然1万円以下のものが主流。なりはAIBOそっくりで、パクリなのだけど、値段は 1/25。性能はそこそこというものが多い。それにしてもこのデザインの類似性はかなりヤバイでしょう。iMacと e-Oneが類似しているのであれば、今回のAIBOもどき犬型ロボットは全部アウトだろう。ソニーが訴えるかどうかはわからないけど。

今なぜロボットか?

ずばり、「はやり」だから。流行っている、皆に認知されている、たったそれだけしか変わってない。技術的に何か明らかに breakthroughがあったわけでもないし、法律が変わったわけではない。AIBOはソニーが血迷って、多額の資本を投入し25万円という超破格値で出したものであったが、今回のおもちゃはそうではない。AIBOが一種の社会現象となり、「ペットロボット」というマーケットを新しく創造した、その市場への参入という位置付けである。

なぜなら各社のロボットは所詮おもちゃロボットであるから。ロボットの概念はすでにあるものを carry overしただけに過ぎない。ロボットの概念は大きく分けて3つ。

1) 自律型:自己判断が可能、学習ができるもの 例:アトム、どらえもん、AIBO、RoboCup
2) プログラム型:ユーザーがプログラムを行い、それにしたがって行動するもの 例:Mind Storm
3) リモコン型:ユーザーがコントロールするもの 例:鉄人28号、ガンダム

今回目立ったのは、2), 3)のもの。今までパソコンやゲーム上でマニアにのみ受け入れられていた プログラム型も出ていたことが非常に興味深い。ユーザーはほとんどの場合、メーカーにプログラムされたどおりに動作するロボットを楽しむのだが、それを積極的に自分がプログラムするという行動を行うことに楽しみを見出す、そんな提案型商品が数多くでてきたという点だ。受け入れるだけの、受動的商品はやがて飽きられ、次から次へと味付けがかわっただけの同じような商品を消費されるだけに過ぎない。食べ物にたとえるならば、毎日カレーを食べているようなものだ。キーマカレー、ジャワカレー、チキンカレー、野菜カレー、ハンバーグカレー、具や味は少々変われども、カレーはカレー。いつかは飽きる。

これが積極的商品の場合は少し異なる。もちろん範囲は決まっているが、その中でユーザーが自由に、自ら能動的に考えて創造性を発揮することができる。たとえていうなら公園のようなものだ。大きさ、遊具は決まっているがそこで鬼ごっこするか、かくれんぼするか、キャッチボールするかは本人次第である。

ベーマガ文化

ブームは20年周期である。例えばキックボードにしても、ヨーヨーにしても、20年周期でブームは訪れるといわれている。さきほどのプログラム型ロボットは20年前の「マイコンベーシックマガジン」に相当するメディアの到来を予感させる。つまり、自分のプログラムを投稿し、皆に認知してもらうものだ。きっと今回は雑誌ではなく、インターネット上での公開となるに違いない。このベーマガ文化は多くのユーザーの知的創造性を開花し、ユーザーのプログラム的知的水準を引き上げるに違いない。すでに MindStormが先行をしはじめているが、この分野はまだまだこれからである。RoboCupやロボコンに通じるエントリーとしての、プログラム型おもちゃロボットは大きく期待できる。

簡単なAI搭載

AIとは、人工知能(Artificial Intelligence)の意味。各メーカーが自社のおもちゃロボットを紹介するのに「簡単なAIを搭載し」とか、「感情をもち」と謳っているが、簡単なAIとは一体どんなものだろうか? 非常に興味をそそられる。完全な感情を持つ、アトムのようなロボットがまだ存在しないように、完全なAIとは存在しない。簡単なAIとプログラムとの差は一体どこにあるのか、知りたいところ。まあ簡単な IF THENルールがあるだけだろうなああ、、、ってそりゃプログラムじゃん。

真っ赤なトラクター、それがオレのぉー

巨大なロボットを自由自在にあやつる。それは昔からの男の子のロマン。それがロボットでなくても、車でも飛行機でも、トラクターでもなんでもいい。操れる、それ自身が楽しい。だから将来の夢で「運転手」ってのがあったんだろう。その夢を実現化するおもちゃ、それがリモコン型ロボット。一番凄かったのは、2足歩行するザク。まだ下半身と上半身が別々に開発されており、下半身は2足歩行をシミュレート。上半身は旋回およびBB弾を発射するザクマシンガン装備。しかもモノアイにCCDカメラが内蔵され、無線で画像をTVに表示することができるという。つまり「ザクビュー」が実現されるのだ。うぉーーーーー、もえるぜぇーーーーー。3体揃えば、サイド7侵攻ができるぅ。それにしても不思議なのが、バンダイの人って大まじめにこういうのを開発しているんだよなあ、いいなあ。

ネットワーク時代

素材は揃った。リモコンザクをインターネット越しにコントロールすれば、遠隔にいる人同士で遠隔にあるサイド7に侵攻ができる。燃えるよなー。いや、これで燃えられるのは一握りのマニアだけだったな、いかんいかん、一般化してみよう。

リモコン「私の分身ロボット」をインターネット越しにコントロールできれば、外国を自由に観光できるんだよな。自分がそこにいかなくても、クロネコDHLを使い分身ロボットを送り、そこからインターネットでコントロール。CCDカメラとマイクで映像と音楽をチェックし、行きたいところへ歩かせる。まさにバーチャルリアリティ。各所にHertzのようなレンタルロボット屋がありさえすれば、送り必要もない。その支店にアクセスさえすればどこへでも行くことが可能になるのだ。観光のスタイルが変わるね。

自分はそういう時代になったからこそ、サイド7に侵攻したい。ガンダムを討ち取って手柄をたてるべし・・・でなくって、そう、リアルにはかなわないだろうからね。観光は実際に見れるものはこの目で見たほうがいいに決まっている。でもサイド7というものは架空のもので、現実には存在しないから、セットのようなもので実現するだろう。そこへいくというのは、本当にザクに乗って侵攻するのとインターフェースがまったく変わらないから「現実」のものになりえるのだ。はぁー、バンダイ早くそれもやってくれっ!


3月 16日(木) 雨のち曇り


おめでとう

と課長にいわれて、紙を渡された。「辞令式」。あ、どうやら昇進試験に受かったらしい。4月から係長、ベースアップ、給料アップ、仕事はかわらず、オトクな昇進。

うちの会社は、役職と格付けが別々に扱われている。給料は格付けベース、役職はいわゆる一般の会社でいうところの肩書き。だから係長といっても、係りがあるわけでないし、なったからといって、何ができるとか、何をやらなきゃいけないとか全然ない。しかーし大きく違うのは給料。大きく違うが、所詮メーカーのサラリーマン、誤差みたいな金額だよな。しかし誤差の金額はそのまんまお小遣いに反映されるわけだから、とても大事なのだ。

終身で2回

うちの会社の場合、試験は今回を含めて2回しか存在しない。それ以外は毎年自動的に格付けアップするとか、上司の推薦等を得て課長に昇進するとかだ。ここでいう課長とは役職であって、格付けではない。だから係長の課長(ややこしい)が存在する。それはそうと、結局昇進するにはこの2回の試験を必ず受けて、受かる必要があるのだ。

最小限の努力で最大限の効果

実は、といっても多くの人は知っているが、自分はとっても試験がキライだ。特に合否がある、入試とかはダメ。もちろん昇進試験も合否だけなので、入試といっしょ、受け付けない。というのも中学受験のために小学校4年から2年半ほど受験勉強をしていて、ひどく嫌な経験をしたからだ。それがトラウマとなって勉強も試験も大の苦手。結局その後の人生は、高校はエスカレータ、大学は推薦、大学院も推薦、就職も学校推薦、とまあ、推薦人生。試験ばかりが能じゃない。

そんな自分にはだかったのが、昇進試験。くそー、こんなのいやじゃーと思っても、上司の推薦だけではどうにもならない。どうせ受けるなら一発で受かろう。ということでこの2回の昇進試験、ともに1回で合格できたわけだ。というか、受からなかったら会社やめるつもりだったし。だってさー、「平日の第超勤は1.4倍、休日の第超勤は○○倍の手当てがつく。○○を埋めよ」とか、明らかにひっかけ問題なうえに、そんなの社員規則にかいてあるって問題ばかり続くとうんざり。もちろんこの手の引っ掛け問題にはすべて引っかかった。そう、注意不足なのだ。まあ、今回の試験はさすがにそんなのはなく、ほとんど業界のトレンドばかりだったのでまだリーズナブルだったが、「なんとか商事となんちゃら運輸と(コンビニ)がくっついてe-Commerceをはじめる。コンビニとはどこか」なんて出されても、どっかのコンビニがどこかとくっつけてやるってのは知っていてもセブンイレブンかローソンかファミリーマートかなんて、そんなのいちいち覚えてられないっての。ええ、もちろん間違えますよ。

論文

そんな自分がなーんで受かるか。答えは簡単。論文勝負。論文と筆記試験の配点は5:5。筆記試験のこのこまごました引っ掛け問題なんて、論文にくらべたら些細なもの。論文の成績がずばり合否を決める。論文は毎年傾向が一緒で、テーマを業務に関連させてかくだけ。おう、こんなのいくらでもかけるぜ。なぜなら、このホームページで毎回やっていることだからさ。がしかーし、大問題。それは、、、紙に鉛筆で書くのだ。このご時世にそりゃないよセニョリータ。エディタ可にしてくれ。カット&ペーストできないメディアで文章書くのはかなりつらい。あとで挿入削除できないじゃん。

なーんて思っても仕方ない。紙に鉛筆で書く練習を積んだ。もちろん字を綺麗にかくのは当然だ。そして本番。「・・・私はプロジェクトリーダーとして、チームをけんいんし、・・・・」おーっのーっ、牽引の漢字が書けないーーーーーっ!!

結局「私はプロジェクトリーダーとして、チームをリードし、・・・」と書いた。だっさー

ところで

課長曰く「とても優秀な成績」だったらしい。部長はそれをみて「試験勉強する余裕があるなら、仕事しろ」といっていたそうだ。ふざけんなー、十分仕事してたって。合間をみて少しだけやっただけだい。きっと論文の成績がよかったんでしょ。それに部長が給料くれるわけじゃないじゃん。それにしてもことあるごとに部長は「のまくんは遊んでいる」「仕事してない」といわれる。なんでやー、会社ではちゃんと仕事しているフリしているのにー。


3月 6日(月) 曇り


「ごめんなさい・・・貴方のこと嫌いになったわけじゃないの。でも、もう会えない」

驚愕である。呆れて驚いて、興奮した。そう、ついにプレステ2を手中に収め、そしてプレステフェスティバルで配ったというデモCD-ROMを借り、GT2000をやったのだ。その真価はまさに一目瞭然、二度と他のゲームマシンに触れないくらいのクオリティだ。

プレステ2、GT2000 従来型プレステの GT2
驚異の夕日の逆光、フレア DVD再生デモ MPEG2映像

なめてかかっていたが、本当に驚愕した。クオリティがあがるということは、繊細ささえも伝える。表現力というのだろうか、GT2000は空気が震えているのが伝わってくる。サスペンションのストローク、伸び側縮み側のダンピングが伝わってくる。リアリティとはこういうことか。たった一周のデモ版なのに、何十周も回ってしまった。

「おれのドリキャスが一瞬にして色褪せた」

あんなにシェンムー凄いと思ってたのに。SEGAもこれまで。


3月 5日(日) 曇り


リベンジ

プレステ2が発売になり、ある意味世間は落ち着きを取り戻したかのようだ。そういう自分は会社を届け先にしたのできてないー、明日月曜日にゲット予定。ちょっと失敗したなあ(^^;

さてここで興味深いのは久多良木 健 SCE社長が突然メディアに登場しはじめたということだ。彼の部隊が Sonyを飛び出しSCEとなったのは7年前のこと。それから2年後、プレイステーションが世に出た。この時点では世の中の人は久多良木という名前は知らなかった。そしてプレイステーションは次世代ゲーム機の中で成功を収めた。それでも久多良木という名前は世間に出てこなかった。そう、この時点で彼は副社長だったということもある。しかし実際の開発を統括したのは他でもない彼自身であったのにもかかわらずである。当時の社長は現 SME社長の丸山氏であり、その後の徳中社長は現在ではソニー本社の専務となった。みにくいアヒルの子は実は白鳥で、株価対策でソニー本社は SCEを1年前に完全子会社化した。これにより、以上の人事異動が行われ、ついに久多良木氏は日の当たる SCE社長となった。

それでも1年前はソニーのプレイステーション2ということで扱われていた。ここにきて、SCEのプレイステーション2、久多良木氏のプレイステーション2と脚光を浴びるようになったのである。そして ソニー本社との確執、任天堂との過去がクローズアップされてきた。プレイステーション2は久多良木氏の「リベンジ」であると。

未来

はたしてそうだろうか? 久多良木氏の発言は常に明確に未来を見据えている。あたかも未来をタイムマシンで見てきたかのようにはっきりと描写的に表現する。彼にとって、「リベンジ」はとうの昔に終わっていることだ。次世代機戦争に圧倒的勝利し、SEGA SATURN、NINTENDO64を完全排除し、ソニー本社に子会社化され吸収されたことでの凱旋帰国。彼にとってすでにソニー本社さえも歯牙にかける相手とならない。それほどに成功を収め、すでに勝負あったことだ。彼のタイムマシンでは、ソニー本社の5年後がすでに見えていることだろう。

未来は予言するものではなく、作るもの

非常に興味深いのは、社名だ。「ソニーコンピュータエンタテインメント」。一言も「ゲーム」の文字が入ってない。プレイステーションであれだけ「ゲーム」にこだわり、わき目もふらず「ゲーム機」としてまっとうさせた。その結果 7000万台という台数を出荷。そしてプレイステーション2である。マスコミは「ゲーム機だけでなく、色々な拡張性がありゲーム以外にも使える」という。当たり前である。プレイステーション2のそれはゲーム機ではなく、まっとうな「コンピュータ」だからだ。ついに社名に入っている「コンピュータ」を語り始めるときが来たのである。しかしその伝家の宝刀は抜かない。現在のプレステほどの普及率を達成したときに真価を発揮するのである。

単一ハード・同性能であること。それがプレステ2の本当の恐ろしさである。ここにはコンピュータにありがちな互換性問題や相性問題はない。そして目指すのはコンピュータハードウェアプラットフォームの独占である。現在のOSがマイクロソフトに独占されているように、久多良木氏がめざすのは家庭用ハードウェアプラットフォームの独占である。ハードを独占したのちに、OS、アプリを当然独占する。この3段構えにさらに後追いの風になるのがプロードバンドネットワークである。ドリームキャストがモデムを搭載したが、そんなのは問題にならない。なぜなら出来ることがたかが知れているからである。出来ないうちにやるのは無駄、できるようになったときに一気に畳み込むための布石をうつ。恐るべし久多良木氏、プレステで「なかぬなら、なかしてしまえ(だっけ?)、ホトトギス」の秀吉型とプレステ2で「なかぬなら、なくまでまとう、ホトトギス」の家康型を使い分けることのできる異才の持ち主である。

2年後にプレステ2がどれだけ普及しているか? これにより大きく世界は変わる。安くて、安定して動作し、誰にでもわかるインターフェース、TVに接続できる。インターネットは当然、メール、WWW、ビデオオンディマンド。TVの概念が変わる。メディアが大幅に変化するだろう。メジャーTVの意味が薄れる。

次なるターゲット

誰にそういや話題にしないけど、ポケステはどうなったんだ?? これが次なる大きなターゲットになるだろう。プレステ2で使えないポケステ。家庭を席巻したとき、重要なのがモバイル分野である。プレステ2が家の外へ出れないというデメリットを補完する、プレステ2補完計画、それが次世代ポケステの目指すところである。つぎのターゲットは NTTだ。

毎日英語

台湾出身で、アメリカの大学出て、アメリカ支社に入社した人がうちの部署に赴任した。もう、英語はばっちり、アメリカの大学事情にも詳しい。留学の相談にのってもらっているのはいいのだが、当然会話は英語。うー、頼むから手加減して喋ってくれー、とはいえ、まあだいたい聞き取れるようになったから凄いもんだ。しかし喋るほうが全然だめ。こういう環境に慣れればそのうちなんとかなるだろー。

考えてみれば彼は凄いよな。台湾語(中国語)は当然喋れて、英語もペラペラ、今度は日本語を習うという。中国語できるから漢字がそもそもわかるわけだからきっと上達は早いだろう。そうすると無敵だね。くー、羨ましい。


3月 2日(木) 晴


ってーへんだぁ!

プレイステーションドットコムから顧客情報が流出したらしい・・・ 画像は重いし、CGIだらけだし、そもそものシステムの作りが全然洗練されてない上に、この失態。ほんとうにIBMがシステム構築したのかぁ? やることが素人っぽいぞ。

まあ流出したのは誰かが何を発注してどこに届くかという情報のみだから、そんなに深刻ではないが、話題性とてはかなりあるよね。株価下がらないといいけど。

ってーへんだぁ?

OCNを引いたところから、メールが出せなくなったといわれた。従来のプロバイダの SMTPサーバーは使えないからそのせいだろうと思い、メールサーバーをOCN内のメールサーバーに設定してもらった。それでも出せない。正確には Relayで阻まれている。設定がおかしいかなと思い、ログを確認してみると・・・

アタックされてる!

外国のどっかからメールサーバーにアクセスがあり、Relayで阻んでいた。一体、どこのどいつだぁ、ふざけたことしやがって。それにしても、まさかこんなに早くアタックがあるとはね。さらに別のサイトから ftpでアタックがかかっていた。こっちに至ってはDNS登録したその日にアタックしてきやがっている。かっちーん!!! うきーっ!!! 無作法な奴らだ。早速 tcp_wrapperを設定、アクセスを限定してやった。これでとりあえず、少しだけ安心だろう。それにしても今の時代、気が抜けないぜ。ルーターのフィルタ設定はまた失敗すると怖いので現地でやる予定。

ってーへん

なのは、留学。大学と交渉中なんだけど、donation(寄付金)US$50,000になるという。5万ドル? 500万円以上!? うえー、まじかよお。スタンフォードが高くって、$50,000って話はきいたけど、同じかよー。これだからアメリカの資本主義、しかも日本企業へのアタックは凄い。ま、自分が払うわけじゃないからいいけどー、、、と思っていたら、なんとこのお金、部署もちだということが判明。とたんに課長の態度急変。授業うけると US$24,000なんだけど、研究室で研究を共同でやってあげるのに値段が高くなるのはおかしい、アメリカの大学はまず donationありきだから気に入らないと、結構オカンムリ。というのもこの課長も留学経験があり、同じような経験をした結果、カナダの大学にいった経歴があるのだ。カナダの大学は全然態度が違って、「よくぞきていただいた」とばかりに、歓迎ムード、寄付金なんて全然安いものだったらしい。

でもこれって、なんだか都会と田舎の違いみたいな感じもするんだけど、ちゃうのかなあ??

しかし自分は知っている・・・カナダの大学は外国人に TOEFL 600点を要求するのだ。そう、お金は要求しなくても語学力は要求される。きびしーっす。それに寒いしなあ、住みやすいけど、刺激は少なそう。

それにしてもまさかアメリカの教授とメールで文通することになるとは、想像したこともなかったなあ。ああ、人生なにがあるかわからない。


 

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