DIALY OF FEB.2000


2月 27日(日) 晴


ドラマハンター

今日初めてウワサの超高視聴率ドラマ、Beautiful Lifeを見た。んー、なんの変哲もない恋愛ドラマに見えるんだけどなあ。なにがここまで視聴率なんだろ。やっぱり時間帯とキャストによるんだろうなあ。

んで、今もっとも注目したいのは「小雪」。あのはとむぎげんまいつきみそー、爽健美茶のCMに出ているひと。見れば見るほどなぜか金城武に似ている。鼻の形と口のバランスが絶妙ににているんだよねー。是非兄弟の役をやってほしいところ。ドラマのほうはといえば、足が不自由な常盤貴子と、カリスマ美容師 キムタク、そこに昔の彼女の小雪が絡んできて、面白くなってきた。

アイドルハンター

さて、最近の注目のアイドル(女優?モデル??)は 土曜深夜にやっている「愛のエプロン」に出ている 野仲 美貴。エプロンガールズという、モデルや学生などが集まって毎週課題の料理を作り、ゲストに食べてもらうという、料理の鉄人方式料理番組。しかし大きく違うのは全員が料理に不慣れで、しかも作り方を知らない。しかも食材にはトラップ食材も用意されていて、いかにもまずそうな料理を作り上げるというのが一番の見所という異色の料理番組。しかしちゃんと料理の鉄人にも出てきた服部先生も出ている。毎回ベストとワーストの料理をゲストが選ぶ。

この野仲 美貴はエプロンガールズの中で比較的料理がまともな方で、先週卒業試験を受けたが残念ながら落ちてしまった。だからどーしたというワケではないが、ちょっと気になる存在。

よく女性誌の表紙にのっていて、CHOYAの梅酒とかで気になっていた 黒谷 友香。噂の東京マガジンに出ていたんだけど、あまり喋らずいつも理不尽な内容にしかめっ面をしていたので同一人物とは思えなかった。

ウルトラマンガイアや、らせんで出ていた、吉本 多香美。父親はあのハヤタ隊員らしい。確かによく似ている。お嬢様育ちだからかはわからないけど、最近の人には珍しくなんとなく品があるように感じるのは気のせいだろうか。

王様のブランチでおなじみのBRAN-KO、その中でも押したいのが 坂下 千里子と 阿部 美穂子。前者はキャラクタ、後者はカワイサかな。

まー、こうして書いているとかなりのアイドル好きのようだけど、実際にはどーでもいいんだよね(^^;

ただ最近面白いなと思うのは、こうしたアイドル(?)を調べたいと思って 検索エンジンにかけると必ず 非公式の個人のホームページが出てきて、内容が充実しているということ。オフィシャルな事務所のホームページなんて、ふるーい写真にプロフィール、代表的な活動だけしかのってなくてまるで情報量がない。そこに比べて非公式ホームページはいつ、どのTVに出たとか、これから出るとか、インタビュー記事がのった他のホームページへのリンクが張ってあったりと内容が充実している。通常、例えば藤原紀香とかのメジャーなアイドルであればオフィシャルなホームページの内容は充実しているが、マイナーなアイドルではこのような状況が多い。さすがに野仲 美貴の非公式ページまではなかったものの、愛のエプロンに出てきたエプロンガールズは誰かというデータベースがあった。しかもキャプチャ画像つき。

マドンナ

という表現が昔あったと思う。「だれだれさんはどこどこの中のマドンナだ」というアレである。これは身近な存在のアイドルを意味して、TVに出るような人ほどではないだろうけど気になる存在として側にいたはずである。ところがTVという、一方的で量勝負のメディアが蔓延するにつれて、アイドルはTVの中の存在となっていた。TVに出られる人は特別にメジャーな存在である。メジャーでなければ消えていく運命にある。なぜならTVはコストがかかっているからであり、メジャーをとらない限りは商売がなりたたないからだ。

しかし時代は今変わっていく。全体の中のメジャーではなく、狙い撃ちしたマイナーな範囲でのメジャーをとること、それが新しく面白い。インターネットがマイナーなメディアから今メジャーなメディアへと移り変わりはじめている。そんな中でもマイナーなメディアとしての役割を果たすことができるわけだから、メジャーからマイナーな範囲のシームレスなメディアとして大きな存在となるだろう。

例えば考えてみよう。野菜を買いたい。野菜は八百屋へいくか、スーパーにいくか、デパートにいくか。いずれにしても、家の近くにいくだろう。ここでインターネットでいくらワールドワイドの情報が得られるからといって、そんなのは意味がない。自分の家に近いところの情報だけが必要なのだ。この個人の家の近くの店の中でいかにメジャーになるか。それがこれからは重要なのだ。メジャーとは店の規模をいっているわけではない。顧客という個人の中の意識の中でいかにメジャーになるか。そのことなのだ。つまり「あ、ほうれん草をかわなきゃ。どこにいこう。そうそう、あそこの八百屋さんが農家直送で新鮮で安いのよね」と意識されることが意識のメジャー化である。

これは恋愛も一緒だろう。いくらTVのアイドルが綺麗でかわいくても、恋愛するのは身近な人。そして意識の中でその人の存在が大きくなればなるほど感情が高まっていく。それが本当の意味での fall in loveなのである。そう考えると、マーケティングは恋愛であるといっても過言ではない。

PCの画面に八百屋の店先が写っている日も近い。「奥さん、今からこのイチゴは 200円!すぐ来てね」

うー、そういうのやってみてー。


2月 26日(土) 晴


オーシーエヌクエスト II

ようやく設定できた。その内容は3時間簡単OCNクッキングをどうぞ。


2月 22日(火) 晴


オーシーエヌクエスト

「勇者よ、目覚めよ・・・」天空の声を聞いて、オレは自分の使命を確信した。オレの名は「勇者トロ」、悪の秘密結社エヌティーティーの魔の手をかいくぐり、世界に平和をもたらすこと。

世界に平和をもたらすには、まずは各家庭に常時接続回線を引くことが先決だ。常時接続回線とは21世紀のライフライン、インフラストラクチャである。電気ガス水道インターネット。これが無ければヒトは生きることができない。そしてこれが確実に保証されていることが先進国の証である。先進国アメリカ合衆国を見よ。CATVネットワークによるケーブルモデム回線、ADSLを使い大容量常時接続低料金。市内電話は無料という概念から考えると、当たり前の21世紀シフトである。

それに引きかえ、わが国ニッポンはどうなっているんだ。市内料金は3分10円、無言でも10円、メールが来て無くても10円、低速回線、高料金。地価が高い上に高い通信料、高い税金に機能しない政治機構。まるでオウム真理教がアレフに名称変更したくらいの代わり映えのしない電電公社とエヌティーティーが通信業界を牛耳っている限り、明るい21世紀はやってこない。やったるぜ!

キィー!

「うわ、誰だおまえ達??」「キィーキィーッ!!」何十人かの関電工の作業服とヘルメットに身を包んだ戦闘員に囲まれ、勇者トロは悪の秘密結社へと連れ去られた。・・・そして勇者トロは改造人間へと改造されてしまったのだ。

オレは一体・・・

ふと気付くと夢の常時接続回線を引くはずが、なんと悪名高いオーシーエヌを導入しようとしていた。うぉっ、なんでオーシーエヌなんだ?? そう、改造された際にαオーシーエヌ回路が組み込まれ、常時接続回線を引こうとすると自動的にオーシーエヌが選択されてしまうのだ。

こ、これがエヌティーティーの力なのか・・・ 仕方なくオレはオーシーエヌを導入するための準備を進めた(第一章終わり)

OCNなんですよ

たった128Kbps、しかも回線品質保証せずのベストエフォート型(運がちょういいと128Kbpsでるかもよ)で、月々なんと 32,000円!! さすが DoCoMoで、つながらない、よく切れる、音が悪いと3拍子揃ったサービスで儲けているだけはある。NTTの担当者にこれを聞くと「他のお客様が回線を占有してしまう可能性があり、そうなるとパフォーマンスは出ない」と明言する。それでもOCNを選択せざるを得ない自分が情けない、恐るべしαオーシーエヌ回路。

そしてOCNの回線が引かれた。まるでISDNの出口のようなコネクタ。だいたいにおいてありがたみがない。とっても運がよくて、まるで競馬であてるくらいの確率でようやくISDNx2本分の回線だしな。

WANアドレスが間違っています

OCNの恐ろしいのはこれに留まらない。OCNエコノミーを契約し、NTT-MEが販売している MN-128SOHO SL11の設定を行おうとすると、なんと設定できないのだ!!どーなっているんだNTT。結局プライベートアドレスの設定にNATの設定を行いようやくグローバルアドレスを割り当てでき、ネットワークにつなげることができた。この間約3時間・・・

帯に短し襷にながし

今回の設定にともない、資料は OCN側から提供された紙が数枚、そしてDNSの手引きが一つ。これらにはネットワークアドレス、ネームサーバー等の数値が書いてあるに過ぎない。つまり、ルーターやサーバーの設定に関しては一切の資料は提供されないのだ。まあ、仕方あるまい。そこで次の本を用意した。

ISDNルーター徹底活用ガイド, 猪口修道, 日経BP社
Linuxネットワーク構築術, 山口亮一, ナツメ社
FreeBSDによるSOHO構築ガイド, 浅野理森, 日経BP社

今回やりたいのは、WWWサーバーをネットワーク上に配置、独自ドメインで運用すること。OCNはこの形態の場合、DNSを自ネットワークに設定する必要がある。 ということで、Vine LinuxをインストールしたPCを用意、これに DNSの設定をすることにした。しかーし、これがまた困るのが、MN-128SOHOの下はプライベートアドレスを割り振ったのだ。「ISDNルーター徹底活用ガイド」では「できる」と書いてあるが、どうDNSを設定していいかは書いていない。「Linuxネットワーク構築術」はDNSの設定方法は書いてあるものの、グローバルアドレスの場合のみだ。「FreeBSDによる・・・」も同様。さーて困った。

結局 DNSの設定に3時間かかった・・・しかも設定は終わっても動いてない。なぜだ???

そこでは初めて http://www.ocn.ad.jp/ をアクセスした。bind4とbind8?? そう。今まで設定していたのは bind4用で、Vine Linuxには bind8が入っていたのだった。そして正常に DNSが動くようになった。これに1時間。

次の日、メールサーバーの設定をCFで行う。DNSサーバーの登録がまだなので完全にはチェックできてないが動いていそうな雰囲気。であれば、DNSの設定終了をOCNの DNS担当にお知らせしよう。メールを送る。

DNSサーバーと通信できません。フィルタの設定を確認してください。

なんと数十分でメールが返ってきたが、内容はDNSの通信ができない、ルーターのフィルタの設定を各メーカーのホームページをみて確認しろとの返事。そしてはじめて http://www.bug.co.jp/ をアクセス。フィルタの設定ですべてのプロトコル・ポートを通しているはずなのだが、ブロックされているようだ。ホームページを頼りに、設定を試行錯誤する。というのも、やはりここに自分の環境と合致した例がないからだ。

フィルタやめやめ!

OCN DNS担当者からは UDPのどこどこのポート、TCPのどこどこのポートを空けろ、しかし NFSのプロトコルはふさいだほうがいいとか書いてある。それに惑わされて設定をいじること2時間。うまくいかない。えーい、Linuxの方でふさぎゃあいいんじゃん。tcp_wrapperもかけるし、だいたい inetdの中のほとんどのサービスを起動してないぞ、オレ。で結局 NATの設定をしただけで、すべてのプロトコル・ポートを通した。うまくいったようだ。

この行いらないよな・・・

シンプルになったMN-128SOHOの設定を見てオレは思った。この ip route・・・って行、なんのためにあるんだ? いらなさそうだな。削ろう。「設定」ボタンを押す・・・・無反応になった!? そう、MN-128SOHOの設定がおかしくなり、リモートでアクセスができなくなったのだ。ぼ、ぼくは取り返しのつかないことを、取り返しのつかないことをしてしまったぁぁぁ(号泣)

「勇者トロよ。死んでしまうとは情けない。復活の呪文をとなえなさい」「3J82HKL28A82D・・・・」
「呪文が間違っています」 ・・・ガーン!!

並の衝撃。OCNクエストはまだまだ続く・・・

トロ

うちのトロくん。ゲーセン前で約900円と800円で拉致。途中 1000円かけて拉致失敗あり。カーテンホルダーのトロもあったが、ぎっしり埋め込まれてとれない上に、目を放した隙に詰めなおされた。ふさげんなよー、今度は大量拉致してやるっ!


2月 15日(火) 晴


教育論

久々に教師をやっている妹と話した。最近のなんだか殺伐とした事件、監禁やら、小学生殺害やらの事件で取り上げられるのはまずその本人の異常性。そして学校。それから親。事件を起こしてしまう容疑者・犯人には当然責任はあるが、それを取り巻く環境、特に家庭環境には責任はないのかと思ってしまう。しかしだいたいこのような事件に関わる家庭は父母兄弟が健全に育った家庭ではない。子供が健全に育つ環境として整っていない崩壊した家庭では、健全な子供は育ちにくいということか。

社会システムの基盤として考えたときに、子供が正常に社会性を持つ大人になるための巣としての役割を担う意味で家庭と学校は重要である。しかし、問題のある子供は、だいたいが親が問題を持っていることが多いらしい。妹曰く、

「子供は学校で教育できるからまだマシだけど、親は教育できないからねー」

そう、今一番問題にしなければいけないのは、親なのだ。子供の躾は学校でするもの、と勘違い甚だしい親が多いと妹は嘆く。

国というものをきちんと考えると、国は国民で成り立っているもの。つまり人民だ。人民が健全な精神をもってなければ国が健全になるわけがない。国を確かなものにするのに、人民を健全に育てるのは非常に重要だ。この国はもちろん、どの国においても長期計画で考えていかなければならない問題のはずだ。

社会性

社会性とは、社会になじむ素養のこと。哺乳類のヒト科として誕生する子供が最初に触れる社会とは、親であり家庭である。そして近所の公園であり、幼稚園であり、小学校と、学校へとシフトしていく。しかし成人するまで長い間触れ合う社会は家庭であることには違いない。この家庭内で社会性を養わないと、その他で社会性を持つことは難しい。よく友達のような親子とかタワケタことをいうことがあるが、そんなことはありえないし、あってはいけない。親は親としての役目を、そして子供は子供としての役目をきちんと果たさなければならず、それは対等な関係になるはずがないのだ。

このままいけば間違いなくアメリカ社会の悪いところを模倣した、アジアの国が誕生する。うー、こわ。もっとインテリジェンスのある場所に住みたいなあ。

さーて、今週の東 幹久君は?

相変わらずおおぼけドラマの「2000年の恋」。仲間由起江は東くんにつきとばされ、怪我をおってようやく別れる決心がつく。金づるがなくなった東くんは、金城のライターを使って中山美穂から金をせびろうと考えつく。さすが、東君。あったまいー。

おまぬけスパイと警察の茶番劇

金城が中山美穂の家にいた証拠を消すために、なんと1Fの荷物だけをすべて運び出し、指紋や毛髪をすべて消去してしまうスパイ軍団。「燃やさないのがせめてもの優しさ」みたいなこといってたけど、余りに不自然すぎる(^^; だいたいどこの運送屋を使えばそんなことができるんだろ? それとも同士がいるのかな。引越し楽々パックのような手際のよさ。

だいたい中山美穂の家やら、中山美穂自身を重点マークしていたにもかかわらず、白昼堂々とトラックで運び出していたら目立つでしょ。それなのに警察は手がかり一つつかめないなんて、「おー、日本の警察はアホあるね」とアジアの各国で陰口をいわれているに違いない。しかも中山美穂の生活を脅かし、無理に捜査を進める横暴さ。「戦中の日本の公安(警察)もひどかったアル。無理やり拉致され、重労働させられたアルヨ。今も昔も変わりない、日本はひどいくに」と反日感情を逆撫でしてないか、はらはらドキドキする。こんなドラマ、アジアで放送しちゃいかんよー。


2月 9日(水) 晴


こねこといっしょ

「お金って知ってる?まるくてピカピカしているんだニャ。お金がないと、サイドターンとか、ドリフトとかできなくなっちゃうニャ」
深すぎる・・・

強敵現る

痛快公道峠下り危険暴走行為漫画イニシャルDについに史上最大の強敵が現れた。車種はシビックR。お、これでシビックRも人気急上昇、中古相場高騰間違いナシ!


2月 6日(日) 晴


「すごい乗り心地いいっすね」

それって自分のシビックのことを指しているらしい。は?そんなことないでしょ? こういった彼の話をきくと彼の車のショックは峠ではいいものの、町のりは乗り心地がサイアクらしい。そうなのかなあということで、その車に乗せてもらった。

「や、やめてくれー」

一般道で3速全開、150km/hオーバーはなにかあったら死ぬよー。S字コーナーではなるほど、すっとノーズもはいるし、トラクションもかかる。しかしアスファルトのつぎめや段差、があると飛ぶ。その3速全開の車線変更でリアのトラクションが逃げるのが嫌らしい。嫌以前に、危ないよ・・・

要約すると、峠のようなロールがかかるピストンスピードの領域(0.1〜0.3m/s)ではダンピングが効いているが、アスファルトの継ぎ目のような極低速域(0.01m/s)のダンピングが効いていないということらしい。そう、普通に売ってる、10万円そこそこのサスペンションではこの領域のダンピングが効かないのだ。そもそも量産に優れた複筒式のショックでは構造的に無理だ。そこでジムカーナ系やサーキット系では単筒式ショック、たとえばオーリンズやビルシュタインといったメーカーのものがこの極低速域のダンピングを出せるので人気なのだ。

理屈では知っていたけど、自分はシルビアでNISMOのショック、シティで KYBのショック(複筒式)からオーリンズにかえ、シビックもオーリンズだったのでよく違いがわからなかった。オーリンズに乗っていて、「ダンピングが効いていて、なんだか路面そのままの乗り心地」というのが感想。

さて、くだんの彼のショックも単筒式なのだが、どうやらその極低速域のが効いてないらしい。峠やサーキットで高い評価をもらっているショックなのだが、彼が自分のシビックにのっていわく

「おれのスカイラインが一瞬にして色褪せた」

元は湾岸ミッドナイトで、Zに乗った911の島のセリフ。そして「凄い乗り心地がいい」というセリフになるわけである。ふーん、そうかなあ? 確かにそのスカイラインは交差点の曲がるときやアスファルトの継ぎ目でのピッチングは気になるし、路面の悪さ以上に乗り心地が悪い感じもする。で、シビックに乗って帰ってみると、、、段違いに乗り心地が良かった(^^;

結局路面をどれだけ捉えているか、ということなのだろうか、自分のシビックは路面どおりの動き、路面どおりの乗り心地になっているに過ぎないのだ。やっぱりこれって凄いことらしい。おそるべし、my オーリンズ。

「ここでのまさんのシビックの走りを見て、シビック買ったんです」

浅間台スポーツランドでいわれた驚いて、不思議な感覚で、嬉しかった一言。数ヶ月前に浅間台に見に来たときに自分のシビックが早く走っていたのに感化されて12月にシビックを買い、再びジムカーナをはじめたという。自分では自分の走りはまだまだだと思っているんだけど、相対的に見ればフリー走行に来ている人の中では早いほうになるし、シビックの中で見ても早い部類になるようだ。自分がジムカーナをはじめたときに早い人を見てあこがれたように、今自分がそんな存在になってなっていくというのは時間の移ろいというか、隔世の感がある。もちろんグループ4のカラーリングしているとか、やはりグループ4とでかでかと書いてあるオリジナルレーシングスーツを着ているとか、見た目も「早そう」なイメージを与えているのも大きいだろう。それだけに期待や責任も出てくると思うけど、なにより自分がまわりによい(?)影響を与えているのが嬉しい。その人は昔シティにのっていたというだけあって、走りは安定していたので追いつかれないようにガンバろっ。

気がかりなこと

自分を含めて最近の話の中心はショックやショックのセッティング、パーツのこと。さっきのスカイラインの彼もそうだし、シビックの彼ともそうだったが、ショックのセッティングはどうだとか、FRPボンネットは効果があるのかとか、パーツの話題が多い。しかしよく考えてみると、それってすべてお金のかかるお話であり、ドライビングに関してや、精神面の話が少なくなってきているように思う。自分ももちろんその魔術にかかっていて、ダイレクトエアインテークをつけないとパワーダウンしちゃうとか、タイヤは他のメーカーのが1秒早いとか、ファイナルギアはここのじゃなきゃダメとか、そういう心配ばかりしてしまう。どんなにいいパーツを使っても、それを引き出せるだけの腕がなければ意味がない。その腕を磨くことは重要であり、まだまだやるべきことはあるだろう。

シティのときは出来ていたドリフト技、ブレーキングドリフト、慣性ドリフト、これがまだシビックでは出来てない。FFといえども4つタイヤがついた車は車。重量が重い分慣性力が強いけど、そこはパワーがある分でカバー。慣性で尻を振り出して旋回スピードを助ける慣性ドリフトはもっとも楽しくって、難しい。そもそもセッティングが出てないと尻振り出せないし、振り出したしてもその慣性力が強ければ横にずれる遅いドリフトになっていまう。狙うはフロントとリアが同じラインを通るドリフト。未だ発展途上、練習あるのみ。

そろそろ寿命

左のドライブシャフトが折れた。直した。直している最中にトラブルでフェンダーが曲がった。ホイールが曲がった。はー、悲しい。でもそれを目の当たりにしても以前ほどは悲しまない自分がそこにいた。ん、なんでだ? ここ1年ダートの練習によくいっていたので凹みや傷なんて日常茶飯事、横転して廃車というのも十数台は見てきているのですっかり慣れてしまったらしい。慣れって怖いね。 そうこうしているうちになんだか右ドライブシャフトからも妙な音が聞こえてきた・・・明日も練習だというのに、折れるなら午前で折ってさっさと帰ってこよう。


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