突然ですが、息子17歳が自動二輪免許を取り、早速親子ツーリングでキャンプに行ってきました。情報量多過ぎですね。
自動二輪免許取得まで7カ月
昨年息子はニュージーランドへ留学、11月末に帰ってきました。12月初頭から早速自動車学校に通い始めたのですが、コロナ禍で教習所は大賑わい、予約をとるのが大変だったため実技が終わったのが3月末のことでした。
普通に考えるとその間に学科を進めればよいのですが、実技の第二段階に入らないととれない学科があることや、自由奔放な高校生活に、海外生活のために日本型教育に馴染めず、「学科めんどくせー」ということになりなんと学科が終わったのが6月。そして卒検をうけてようやく7月に免許がとれたという状態。もともとバイクシーズン、ゴールデンウィークに間に合うかと思っていたのが大幅にずれましたが、それでも夏休みに間に合ってよかったですね。
仮免許練習中
免許をとったら早速一人でツーリング、なんてことにはなりません。過保護かもしれませんが、親同伴ツーリングからスタート。自制心があり慎重な家庭の子ならソロでもいいでしょう。というか多くの人はそうだと思います。しかしここは野間家の血筋。無茶、無理、無謀がDNAに刻まれている以上、一般家庭と同じにはできません。
そもそもうちはながらく公道二輪禁止にしていたほど、二輪に厳しいのです。
四輪の免許は仮免、路上練習があってから本免許へと進むわけですから、今は仮免状態と考えれば自然。インカムをつけて交通状況や路面状態、危険、ヒヤリハットなど解説しながらの親子ツーリング。
早速ダートへ
数回三浦半島や宮ケ瀬へいったあとはいきなりキャンプツーリング、いきなりダートへ。
しかもガレていることで有名な大弛峠へ。いきなり?
ところがさすがはニュージーランド帰りの男。向こうでは体育の授業でMTBがあり、ダウンヒルをガンガンに攻めていくんだとか。女子が。
授業でMTBのタイヤパンクの修理もあるし、学校の周りにMTBコースもあるらしいし、とにかくアウトドアスポーツが盛んなお国柄。そのMTBのおかげで全然ダウンヒルを臆することもなくスイスイと降りていく息子。ここを3度目で自分史上もっともスムースに降りているつもりの私を追い越していき、はては差が大きくなりすぎるので待ってもらう始末。
たまにヘアピンコーナーで曲がり切れなかったり、コーナー途中でタイヤがすべったりしてますがとりあえず無事、技量と危機回避能力は高そう。
黒坂オートキャンプ場
黒坂オートキャンプ場は10年前くらいから時々キャンプにお邪魔している友人が週末いるというので、転がり込んだところ、スペースが余っているというので広いサイトを借りることができました。さらに友人が食事を何から何まで用意していただき食べるだけという、まさに食べ放題状態でお世話になりました。ありがとうございました!
内山牧場キャンプ場
一度来てみたかった高原のキャンプ場。眺めは最高、高度も高く涼しく、、、ってむしろ寒い寒いよ!
風は強くて冷え込むし、アブには刺されるしで長袖長ズボン靴下はもちろん、さらに強力蚊取り線香に虫よけスプレーは必須です。
短パンサンダルの息子は相当さされていました。まあ私も唯一でていた足首がやられました。皆様ご注意を。
夕食は近くのスーパーでかったカレーと野菜。装備が足りなかった。
御荷鉾スーパー林道
大弛峠いけたんだから、もういけるでしょう、御荷鉾スーパー林道。
ってことで最終日も林道三昧。
いやそこ無理でしょ、ってガレ場もこなしてクリア。ガッツあるし、なによりチートなのは足つき性。なにかあってもまるでストライダーのように足でこげばだいたいクリアできる身長183cm。
思い出のバイクAX-1
なぜ野間家が二輪に厳しいのか。それは2つあり、私の弟が自転車で跳ねられて意識不明の重体になったり、私がAX-1を買って4カ月後には大腿骨骨折の重傷を負ったりしたため。私もその事故から25年間二輪を封印、もう二度とオートバイに乗ることはないと思っていたものの、息子の自転車解禁がきっかけで、それなら自分もいいだろうとなってリターンしたという経緯。
それでももう二度と事故るわけにいかないので、より一層厳しいクライテリアでのぞんでいます。まずは安全装備必着。
どんなに暑くてもTシャツ一枚で乗る、なんてことはしません。どんなに距離が短くても、低速であってもフルプロテクターです。これは息子も一緒。
そんなわけで一度は諦めたバイクライフ、復活して、しかもAX-1を昨年購入。スペアマシンとして2台めを買っていたのですが、そのマシンがなんと結果的に親子お揃いでAX-1になるという偶然。
計画してなかったし、予想もしていなかっただけに今のこの現状にある意味一番驚いている自分がいます。
AX-1は実際問題ダートにいくには限界が低いし、車高は低すぎてライディングポジションも183cmの息子にとっては窮屈ですが、軽い車体とどんなときでもがっつり足がつけるストライダー状態で、ダートを安全に慣れることができそう。
それと2台同じマシンだとレバーやプラグなどのスペアパーツが1セットで済むのもラク。ドライバビリティも同じだし、航続距離も一緒だからガソリン給油ポイントも一緒。ツーリングにいくには意外とこれはいいということに気付きました。
親子で思い出のマシンを乗るというのもなかなか貴重な体験で、本当に感慨深いです。とにかく事故なく、バイクライフを楽しんでいきたいですね。