どうも雨男です。
スマホ(携帯電話)をみていても迫る危機は察知できない。
これは3.11の時も起きた問題で、多くの人が渋滞する自動車の中で携帯電話で情報を探していたら、後ろに迫ってくる津波に気付くのが遅れ流された。
ゲリラ豪雨の特徴は雨雲レーダーなどで察知できず、突然雨雲が局地的に発生して豪雨・雷雨を降らせることだ。なおこれは俗語であり、気象庁では使用しない。
言葉の定義はとりあえずおいといて、都会人は空と雲と風と湿度に無頓着だ。
雨が降ろうとしているとき、必ず予兆がある。
風、湿度、温度、必ず変化がある。そしてそれを古来の人は微妙に感じてきた。
時雨、五月雨、通り雨、霧雨、狐の嫁入り、天気雨...
日本に様々な雨の表現方法がある上、時候の挨拶も天気・天候についてである。それほど日本人と天気は密接だった。
しかし都会に住むようになり、天気予報をみるようになって無頓着になってしまった。
天気予報を妄信し、当たった、外れたなどをいっている。そもそも天気予報は大局的なものの見方だ。自分の頭上の雲や雨のことまでミクロでローカルなことまでは見通せない。結局自分が知りたいのは自分の頭上に雨がふるかどうかだ。
雨雲レーダーが気軽にスマホで見られる時代になっても、最後の最後はやはり第六感である。
天気は感じるものである。体毛の逆立ち具合で湿度や風を感じるのだ。
その結果自分のところに起きる降雨はだいたい予測できるようになった。
今日の雨は久々にヤバいと、おれの第六感が知らせてくれた。
さらに驚いたのは、今回は雷雨も予測できたことだ。雷雨になる前に家中の電源タップを抜いて回った。雷サージ対策である。
これは幼少のころ、熊本に住んでいた時に激しい雷雨を何度も経験し、その肌感覚からわかったのである。熊本は毎日のように激しい夕立や雷雨があったので鍛えられたのかもしれない。
雷サージ電圧は大きいため、一般的な電気機器の場合、電気機器に電源が入っていない、すなわち電気機器の電源スイッチを切の状態としても多くの場合、その効果は期待できず、電源スイッチを飛び越して雷サージ電流が流れる。ブレーカを開放(OFF)にした場合でも、直前に電源用避雷器[5]が無い場合、30パーセントのサージが建物内部に侵入する。このため、雷注意報が発表された時などに、電源ケーブルや電話線などの全てをコンセントなどから抜くことが望ましい。万が一にも雷サージに感電しないために至急の処置が望まれる。雷鳴が聞こえるようになると、もうこの回避行為は危険となるため、直ちに機器から十分に離れ、人身の安全を最優先としなければならない。
雷サージは誘導電流であるため、直接落雷しなくても発生する。実際に実家のTVはこれで破壊された。
雨男と呼ばれることが多いが、もっと日本人はもっと天気に注意を払うべきだと思う。そうすれば雨の予兆は感じ取れるようになる。
第六感でわからなくとも、雨雲レーダーと風向きで予報よりも正確に雨雲の動きを予想できるようになる。
天気予報はあてにならない。雨男の私には特に独自の予測が必要なのだ。