エンジンがどうも不調、なかなか調子が戻りません。アイドリングが不安定で何かできることはないか、と思い立ってオイル交換です。
前回のオイル交換時期は1年半前、それから1万6000kmほど走っています。
⇒ MINI Clubman整備記録:ブレーキパッド・フルード交換、エンジンオイル交換 - のまのしわざ
メーカーの指定交換時期は2年、2万キロなので悪くはないのですが、オイルはもちろん真っ黒。オイル量はタップリあるということは、ディーラーでの点検・整備時に毎回補充されているからで、かなり減ります。
減るから補充するたびにある程度リフレッシュされるから交換時期が長くていいんでしょうね。
今回のメンテナンスはフィルター交換もあり手強そうだったので、初めてディーラー以外でいつもお世話になっているガレージ・グループ4さんへお願いしました。
オイルを抜く
まずはオイルを抜きます。ドレンボルトはオイルパン直下、ヘックスで外しますが、外している最中からオイルだだもれ、あちち、です。
エンジン・フラッシング
今回使用したのは、ワコーズのフラッシングオイル。
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フラッシングオイル 3Lを入れ、エンジンを30分ほどアイドリングさせます。
注意としてはこの間、「絶対にクルマを動かさないこと」。
駐車場までちょっとだから、というのでもエンジンに負荷がかかり、よくないことが起きるかもしれません。
フラッシングオイルを抜く
30分たったら、フラッシングオイルを抜きます。1万6000キロ走ったオイルと同じくらい真っ黒に汚れてました。これは随分と綺麗になった予感。
手強いオイルフィルター交換
フラッシングオイルを使ってオイル交換したら「必ず」オイルフィルターも交換しなければなりません。
しかしオイルフィルターがなかなか見当たりません。どこ? 実はこの写真の下側、リザーバータンクの右側の奥にあるんです。まずはインテークマニホールドを外します。
この奥に見えるものがオイルフィルター。ケースは再利用するもので、中のフィルターのみ交換です。
交換用オイルフィルターはそのためフィルターのみ。ドレンボルトのワッシャーとゴムパッキンも付属します。
ドレンワッシャー。上が新品、丸みがついており、使用すると平坦になります。
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格闘すること約30分、ようやくオイルフィルターが外れました。
オイルフィルターは当然真っ黒。
ケースに新しいフィルターを入れて、新しいゴムパッキン(白)をセット。同じ手順で締めて組み込みます。
新オイル投入
純正オイルと同じグレード、 5W-30の Moty's M110 を投入します。
Moty'sオイルの問題は、新品オイルが余りにも透明すぎて、オイルレベルゲージをみても分からないということ。仕方ないので手で触ってベタベタしているかどうかで確認しました。容量は約4.5L程度でした。
交換直後
いざエンジンをかけてみると...残念ながら余り大差ありませんでした。
エンジンオイル自体がきちんと機能し、普段から汚れをとりこんでいるからでしょうか、確かにフラッシングオイルは黒くなって汚れをとってますが、致命的な問題はなかったようです。
まだ数キロしか走ってないので、今後様子を見ていきます。
ガレージ・グループ4さん、作業ありがとうございました!
走行距離 81986km