オープンカーの春です。
話題のマツダ・ロードスターがフルモデルチェンジ、オンラインで予約受付開始しました。
同じく4月デビュー予定のホンダS660ですが、こちらもディーラーでは限定モデルの先行予約を受け付けているという情報もあり、ダイハツ・コペンとともにいよいよ選べる日本のオープンカーの様相を呈してきました。そこでそれぞれの特徴、クルマ選びを考えてみましょう。
マツダ・ロードスター
1.5リッター、NAエンジンで131馬力、車両重量は約1000kgとそこそこに軽い。全長は4mを切る手頃なサイズ感が魅力。駆動方式はFR、人車一体の操作感が素敵。
ホンダ・S660
軽自動車、660cc、ターボエンジンで64馬力。車両重量は830kgか? 駆動方式はMR、脱着式のソフトトップ、トランクがないピュアなハンドリングマシン。
ダイハツ・コペン
先行して2014年にフルモデルチェンジ。軽自動車、660cc、ターボエンジンで64馬力、車両重量は850kg。ドア以外の外板パネルが樹脂製で着せ替えできるのが特徴。駆動方式はFF、電動ハードトップを閉めれば後ろには広大なトランク空間が生まれ、実用性も高い。
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見事にFR, MR, FFと駆動方式が異なる3台。それだけに位置づけも相当違います。
セカンドカー
ホンダS660は自動車というよりも、4輪バイク。2台目、3台目の趣味クルマ、コミューター専用という位置づけで引き立つことでしょう。
マツダロードスターはトランクもあり、そこそこ実用性があり1台目のクルマとしてもギリギリ機能しなくもない、というもの。とはいえ、やはり2台目が無難か?
ダイハツ・コペンも軽自動車ということで2台目の趣味クルマが無難ですが、クーペとして使うだけならロードスター以上のトランク容量で実用性はロードスター以上かも。さらに外板パネルを変更して自分らしい1台に仕上げることも可能なのは魅力。夏には丸目モデルも出るので、本命はこれか?
気になる走り
駆動方式が異なるので、それぞれの好みでよいと思います。運転の難易度でいえば一般的に FF < FR < MRと難しくなっていくこと、雪道や凍結路を走る場合なら FRよりFFが無難。MRは、MR2が昔凍結路を落ちてきたのを見たことがあるので、ポテンシャルが分かりません。
結論
好きなのを買えばいいんじゃないですかねえ。お値段も180~250万円と多少ばらつきありますけど、製作コストに比例しているので、リーズナブル。日本車の品質の良さ、特に幌の雨漏りが少ないことは美点です。