単なる昔話です。
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20数年ぶりに映像化された森高千里ライブ。私は当時からファンだったのですが、ライブには行けず。では当時何をしていたのか思い出していました。
当時は大学3.5年生、バイクの事故により留年し、とりそこねた実験の単位を取り終えて春休みを迎えていました。
1988年10月末に事故にあい、大腿骨を骨折。退院したのは1988年12月末。それから1年ほどリハビリをしてようやく装具(アルミフレーム)もとれ、歩けるようになっていた頃。で、骨の中にいれた金属のプレートとボルト、釘を取り出す「再手術」を受けるために3週間ほどの入院をしていた頃です。2月から春休みなので、3月3日だと丁度退院するかしないかだったころ。
再手術は実は難航し、途中「骨がつきすぎてプレートがとれないよ」と主治医が手術を投げ出しそうになってしまったほど。
15分くらいいないなあ、と思っていたらタバコ吸ってて、その後言った言葉が忘れられません。
「ノミ」
のみ? ノミ?
「ハンマー」
は、ハンマー?
そう、もはや手術というよりも、大工。せっかくくっついた骨の一部をノミとハンマーで削りはじめたのです。
カーン、カーン
手術室に響き渡る金属音。そして衝撃が身体に伝わります。ひでえなあと思いつつも、いかんせんこの状態ではにっちもさっちもいかないので仕方ありません。下半身麻酔を受けて意識がずっとある中、耐え忍ぶのみです。
手術は無事終わり、最初の手術後よりも回復は早く、1-2週間で包帯はとれてほとんど治ってしまいました。
当時はKP61スターレット 5MTに乗っていて、ドライブにもよくいっていました。もちろん森高千里はBGMの定番。
そして1990年5月には色々あって、S13シルビア Q's 5MT(CAエンジン)に乗り替えました。大学生なのにシルビアなんて、まあ贅沢ですね。でも当時は結構みんないいクルマ乗ってましたよ。そのシルビア、すぐにオヤジがぶつけて板金修理されることになるわけですが。
シルビアには当時としては珍しくCDプレイヤーが標準装着されていて、早速CDを楽しんでました。とはいえ標準装着オーディオはスピーカーも、デッキもしょぼくって、すぐにどちらもKENWOODのものに替えてしまいました。その作業はもちろんDIY。当時からオーディオは自分で交換するのが定番です。
ああ、青春だったなあ。
ということで、今日は森高千里、サイン会に行ってきます。