今夏の親子旅行の行き先は北陸。毎回テーマをもって旅行へ行くのですが、今回はこちら。
【Amazon】 全国高速道路 (MAPPLE)
「ノーカーナビ」
カーナビ、iPhoneの地図など電子機器を使わず、ローテク、紙地図を使うこと。そしてこれを見るのは息子の役目。
そもそも助手席はナビゲーターシートという名前であり、ナビをするのが本来の役割。カーナビが普及し、これだけスマホが常態化するともう一つの呼び名、パッセンジャーシート=乗客となり、まるで飛行機のようにTVをみたりゲームをして目的地に着くのを待つだけ、という受け身な姿勢に終始します。特に前回の旅行のときはまったく景色をみず、ずっとiPad/iPhoneでバッテリーが切れるまでゲームを続けることに私が激怒。これはいかんと「使命」を与えることにしたのです。
この息子への「使命」は実は私にとっても「試練」になることを意味します。というのは私自身北陸は行ったことがなく、まったく土地勘がないのです。私もiPhoneでカーナビを使わないので、まさしく紙地図だけが頼り。
旅行に行く前に予告していたこともあり、子供は嫌がることもなく高速道路地図をみて今どこか、どちらにいくかほぼほぼ正しくナビゲーション。読めない漢字をアドバイスすれば、意外とやるもんです。
そうして金沢東ICで降りたところではたと目に入った看板、それは「兼六園」。
私「行ったことないよ、兼六園。そこに行こう!」
行き当たりばったりです。